ホリエモン

洗脳・マインドコントロール

僕がホリエモンの本を読むのをやめた理由

​こんにちは、服部です。

ホリエモンは好きですが、僕が好きなのはビジネスにおける彼のシンプルかつ大胆な切り口や突拍子もない発言や行動です。

が、残念ながらその発言に至った細かいプロセスや思考が書かれている本はほとんどなく、大抵が結果論から来る「堀江流自己啓発」の話です。

「オレはこうやって成功した」
「サロンメンバーがこうやっている」

だから、オマエらもがんばれよ、という内容に過ぎません。
 

本のタイトルや内容は変えていても、伝えたいことの本質やメッセージは良くも悪くも一貫していますよね。

・好きなことをして生きろ
・空気を読まずにとにかく行動しろ
・足を引っ張るヤツは相手にするな
・ルールや常識なんてクソ喰らえ
・新しいことにチャレンジしろ
・日本の教育や権力に洗脳されるな
・お金は信用を数値化したものだ

といったところでしょうか。

情報の色は変えているけど、情報の形状自体は変わっていないということです。

金持ちは情報のリサイクル販売が上手い

要は、ホリエモンの本は自己啓発情報のリサイクル販売なんですね。

なので、ビジネス的な観点の話を聞きたければ、ホリエモンの講演会に行くか、NewsPickのコメントを見ている方が良いでしょう。
 

で、これはホリエモンの本だけに限ったことではなく、同じ著者が書いている本やシリーズ化されている本は大抵そうです。

コンセプトや切り口を変えてガンガンセールスすれば売れるから出すといった感じですね。
 

ただ、世の中の自己啓発本は結局のところ「7つの習慣」の焼き増しなので、これさえ読んでいればこと足ります。

 
まぁ、現代のカリスマが書いた方が読む気になったり、読みやすかったりはあると思いますが。

 
もちろん、ホリエモンの本の中にも自己啓発ではない、異色のテーマのものもあります。

この辺りとかはそうですね。

 
ノウハウやハウツー、世界情勢等にフォーカスしているので、他の本とは毛色が違います。
 

しかし、上記のようなハウツー本よりも、サラリーマンをターゲットにした深く考えなくても良い自己啓発系で攻めた方が売れるんですよね。

読者は勝手に気持ち良くなってくれるんで。

 
最近もNewsPicks、幻冬舎絡みで上記の新しい本が出ましたが、プレイヤーとして活躍しているビジネスパーソンがこの本を読んで「目から鱗」状態になるかというと、そんなことはなく。

個人でビジネスをしている人であれば、ほぼ当たり前に考えたり行動したりしている内容なので。

明日からまた変わらない日々

新刊が出るたびにTwitter等では

「ホリエモンの●●読了しました!」
「チャレンジしてみたくなりました!」

って言っている人をけっこう見かけますが、「で、チャレンジせんのかい」とツッコミたくなります。

ただの意識高い系アピールか、ホリエモンにリツイートされたいだけの単なる信者が多いようです。
 

完全に「読むための本」になっているので、こういう人たちは、ホリエモンの本に書かれている内容がいつまで経っても血や骨になることはないでしょう。

だから、毎回同じような内容の本を買って、

「考えさせられました」
「勉強になりました」
「明日からやろうと思います」

と、毎回同じようなことを言っているわけです。
 

さっさと行動してしていれば、新刊の目次以外読む必要もないですし、そんなヒマもなくなるはずなんですが、

好きな著者の新刊発売
 ↓
隅から隅まで読む
 ↓
テンションが上がる
 ↓
明日からまた変わらない日々

という、痛いサイクルができてしまっているんですね。
 

今すぐ行動しないにして、もせめて、アウトプットのために、

「ホリエモンのこの考えには強く共感するけど、これに関しては私はこう思う」

といったように、自分のブログでオピニオンを示すとか、SNSで発信するとかしないと何の意味もないわけです。

自己啓発本にまみれているいる人は病気

タイトルや使っている言葉が違うだけの「同じ本」ばっかり読んでいませんか?

それ、進歩がなさ過ぎてヤバいですよ。

毎回気持ち良くなるので気づいていないかもしれませんが、ある意味病気です。

 

僕もホリエモンは「好き」ですが、その「好き」を間違っている人は、それこそホリエモンに洗脳されているだけですよ。

バイアスがかからないようにインプットの視野は広く持ちましょう。

 
こういった自己啓発系の本から学ぶべきことというのは、

「今度はそういう切り口で表現しているのか」
「そういうふうに既存の情報を編集するのか」
「そのキーワードを使えば刺さるのか」

といった、著者や編集者によるリサイクルスキルやマネタイズスキル、ターゲットへのアプローチです。

好きな著者がいて、すでに複数の本を読んでいるのであれば、こういった新しい視点を持ってインプットしてみてはどうでしょうか。

  
大抵の同一著者の本は、タイトルや目次を見ただけで、「ああ、ただ売りたいだけの続編か」とすぐにわかりますし、実際に読んでみても他の本と被りまくりの内容で「これ買う必要無いよね」といったものです。

が、ホリエモンのこういった能力はホント類い稀で、全く違うコンセプトのように見せるのが上手いんですよ。

出版社や編集者もかなり優秀なんでしょうね。


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