WELQ

経営・ビジネス



DeNAのWELQ騒動から学ぶべきマイビジネスの”Xデー”対策

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

さて、まだまだ炎上中のWELQ問題ですが、何がダメだったのかについては同じような見解の記事がいくらでもあるのでそちらを参考にしてください。

今回は、DeNA件に関する批判ではなく、コンサルタントやアドバイザーなどのスモールビジネスを展開している僕たちは、ここから何を学べば良いのかという話をお伝えします。

自分のビジネスのXデーを予測する

DeNAのWELQ問題に関しては、以前から取り沙汰されていた問題があることをきっかけに一気に表に浮上してきて来たるべきXデーを迎えたというだけに過ぎません。

「問題はあるけど大ごとにはならないだろう」

と高を括っていたことなど、問題の認識レベルの低さから招いたことです。
 

今回の件は大企業の話ですが、僕たちが実践するスモールビジネスに関しても同じで、リスクというものは必ずあるわけです。

リスクがないビジネスなんかまずないわけで。

「これくらいまぁいっか」

と思っていたことが、即時どうにもならない状態を招いてしまうことはいくらでもあります。

そうならないためには、このままいったらいつかXデーが来てしまう、という項目を把握しておく必要があるということです。

Xデーを引き起こすもの

Xデーを引き起こす要因としては、基本、下記の人、モノ、金の3つになるわけですが、

・キャッシュフローの問題
・在庫リスク(過剰、不足)
・人的問題1(従業員クレーム)
・人的問題2(顧客クレーム)

当然、このままではかなりあやふやなわけです。

そこからさらに深堀していくことでボトルネックやほころび、地雷源が明確になり、

「このままでは、いつ頃に、こうなってしまう」

という、Xデーが見えてくるということです。
 

例えば、キャッシュフローの問題で考えた場合、収入が途絶える原因としては、

・集客が行き詰まる
・商品の需要がなくなる
・競合に顧客を奪われる

といった、マーケティング施策などの問題で売上が低迷するパターンだけではなく、

・人件費の負担が大きくなる
・原価が高騰する
・販売に規制がかかる

といった、政治や経済状況の問題によって、売上は変わらないけど利益は圧迫されていくというパターンもあります。

また、労働集約型の個人ビジネスの場合、自分が倒れたら終わりということも全然ありえます。

で、DeNA問題のようにルール無視行為によって社会的制裁を受けて立ちいかなくなるというパターンも。

未来を変えるアクションプラン

XデーがわかったらXデーから逆算して問題を全て潰していきます。

いつまでに何をしないと間に合わないのかをできるだけ正確に予想し、リストアップして正しい優先順位をつけていきます。

もちろん、今回のDeNAの問題のように、不意打ち気味に発生することも考えられます。

周りの予想をはるかに上回るスピードでXデーを迎えるということは全然ありえることなので、対処は早ければ早いほど良いですね。
 

ただ、全部が全部気にしすぎていても身動きが取れないということにはなってしまうので、想定しているリスクがそのまま起こったとしてもそこまでダメージがないと思われる”プチXデー”に関しては後回しにしましょう。

最も優先すべきは、Xデーを迎えたら明らかにアウトになってしまうこと、また、ジワジワXデーをニオわせるものですね。

枝葉も木も見て森も見よう

重要なのは、あぶり出した問題を解決するのに、自分でやるか、協力者を募るかということです。

問題を解決するためにインプットをしたりコンサルタントに依頼する人の多くは、今、目の前にある問題だけにフォーカスをします。

「今、これに困っているから」
「今、自分にはこのスキルが足りないから」
「1年後にこうなりたいから」

といったことですが、それが引き起こす問題というのを考えていません。
 

今現在困っていることをサクッと解決できたらそりゃスッキリします。

ですが、それを放って置いても将来的に何の問題もないこともあるわけですし、逆に、「そのうちで良いか」と思っていることを放置し続けることでXデーを迎えることもあるわけです。

まずそこをしっかり把握すること、できないのであれば手伝ってもらうことが必要です。

で、タイムリミット的にXデーに間に合うのであれば自分で何とかすれば良いんです。

一方、どう考えても間に合わない場合だけコンサルタントに依頼をしてみれば良いんです。
 

コンサルタントが発信している、

「あなたは今、●●に困っているんでしょ?」
「あなたにはこの能力が必要です!」

といったものは、自分の商品を当てはめるためのキラーワードです。

そう錯覚させるための誘導尋問です。

解決すべき本当の問題やXデーに備えるべき施策はヒアリングしなければわかりませんから。
 

もちろん、今回のフローが自分で実践できて、Xデーの日とその要因が把握できていて、それを解決するための商品やサービスがコンサルタントが発信しているものとドンピシャであれば食らいつけば良いと思います。

が、そうではない人はむやみやたらに飛びつかないようにしましょう。

Xデーの真の恐ろしさ

いつか来るXデーに関してはなんとなく気づいている人はけっこう多いんですが、深堀するということをしないので、真のボトルネックや大きなほころびに気づきません。

あなたも気づいていますよね?

このままではXデーが来てしまう、問題の要素に。
 

Xデーの真の恐ろしさというのは、今まで積み上げてきたこと、今現在積み上げている多くのものも含めて、正しいかったことも全て失ってしまうということですね。

今回のDeNAの件に関していえば、例えば「野球」がモロそういうことになりますよね。

日本を元気付けてくれているチームの選手たちと元気や勇気をもらっているファン。

こうした仕組み、取り組みをもXデーは全て破壊しかねないということです。

 
僕らスモールビジネスをしている人間で考えると、家族や友達、ビジネスパートナーをまんまと裏切る行為だということですね。

どれだけ数字(収入)につながったとしても、正しいことや大事な人たちさえも失うビジネスには何の価値もありません。
 

コンサルタントの仕事は 強みを伸ばし、弱みを管理することだということはいつも伝えているわけですが、今回の話はその本質だといえます。

「好きなことで起業しよう」
「強みを生かして月収100万円」
「人の役に立ちながら儲かる仕事」

といった言葉がますます横行しています。

当然、起業もできますし、100万円も稼げますし、人に役に立ちながら儲けることもできます。

が、これだけ足元をすくわれやすい世の中においては、弱みを管理することにも比重を置いていかないと一瞬でXデーを迎えることにもなりかねません。
 
「弱みは放って置いて強みだけを伸ばせば良い」

という、ポジティブな言葉に引き寄せられて今までガンガン突き進んで来た人は今回の騒動をきっかけにしてここで一度立ち止まってみることをオススメします。

あなたの身近な大事な人を守るために。


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