こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
最近は”いかにも”みたいなコミュニティはあまり見かけなくなりましたが、だからこそなおさらタチが悪いです。
オシャレな感じに見せたりエンターテインメント性を駆使したりと、誰もがノリや感情で参加しやすくなっているので。
まぁ、コミュニティでのつながりというのはビジネスで有利になることもあるのでコミュニティを全否定するわけではないですが、ビジネスを学ぶことが目的であれば多少高いお金を払ってでも指導者は独り占めした方が絶対に良いです。
間違っても「みんな楽しそうだから」とか「みんな良い人そうだから」とかでコミュニティへの参加を決めてはいけません。
それは、ただの弱者連合の集まりなので。
コミュニティの幹部連中しか儲かっておらず、下の連中はお布施を払うだけで終了です。
そうならないための怪しい系ビジネスコミュニティの見極め方をぜひ知っておいてください。
1.参加者の顔
今ではありがたいことにセミナーや講座のアホみたいな集合写真をブログやSNSで大公開してくれています。
なので、どんな参加者がいるかを知るのに困ることはありません。
まぁ、サクラも多々ありますが。
で、ポイントはこの「参加者の顔」です。
30年も40年も生きてきていれば顔を見ればほとんどのことはわかるでしょう?
・頭悪そうな顔
・自信がなさそうな顔
・簡単にダマされそうな顔
・不平不満ばっかり言ってそうな顔
・人のせいして生きてそうな顔
など、ある程度の”目利き”ができるハズです。
明らかに気持ち悪い人ばかりが集まっているセミナーの集合写真とかよく見かけませんか?
そういうのには参加しようと思いませんよね。
ただし、注意点があります。
目利きというのはイコール「価値観」なので価値観の低い人には目利きはできません。
なぜなら、価値観が低い人というのは今までしょうもない人とばかり付き合い、しょうもないものばかりにお金を使ってきたので良いものの判断が正しくできないからです。
そういう人でも、このブログを読むことによって「目利き5級」から「目利き3級」くらいにはなれるかもしれませんが、いきなり「目利き10段」にはなれません。
今までイタイ男と付き合ってきた女の人が、40歳過ぎてからいきなり「最高に良い男を見つけて結婚するわ!」とか言っても無理な話なのと一緒です。
20代の頃から将来のことを考えて見た目や「優しい」「面白い」ではなく可能性や経済面、人間性で男を見てきた人とは目利き力がまったく違うわけです。
そういう場合は自分より目利き力がある人、つまり、いつも良い人と付き合っている人やいつも良いものを手に入れている人に力を貸してもらってください。
2.参加者の情報発信
そのコミュニティに参加している人のSNSやブログでの発信内容を見てください。
要するに、「アウトプットの質」ですね。
更新頻度と質です。
かと言って毎日更新とかはいりませんよ。
毎日クオリティの高い記事をかけるのであれば毎日書くにこしたことはないですが、思考停止(無目的、無戦略)で毎日40点の記事をダラダラ書くより週1回でも90点の記事を書いた方が良いです。
時代遅れの指導者がいまだに「ブログは毎日更新しなければならない」みたいな思考停止の指導していますが何を根拠に言ってるんですかね?
Googleにでも攻略法を聞いたんですかね(笑)?
誰か知ってたら教えてください。
まぁ、これも前項の「顔」と同じでままごと起業をしているのか本気でビジネスをして成果を出しているのかは情報発信を見れば一目瞭然ですよ。
最近はあからさまなものは減りましたが、参加者が今流行りの「あざとい」発信をしてリア充アピールやオレスゲーアピール、お金持ちブランディングをしている時点でくだらないコミュニティだということです。
3.キャンセルポリシー
キャンセルポリシーがやたらと細かいのは完全にアウトです。
企業で毎月数千人、数万人規模の集客をしていてリスクリバーサルの一環としてキャンセルポリシーを設定するのは当然です。
が、それをビジネス指導という名目でたかだか数十人、数百人の集客数でキャンセルポリシーをガチガチに固めているのは自ら「いつもアホな客がたくさん来ます」と言っているようなもんです。
イコール、普段の情報発信においてスクリーニングができていないということです。
あるいは、「起業」や「ビジネス」という、限られた人間しか取り組めないことにも関わらず来るもの拒まずで参加者の選定をしていない、または指導者に目利き力が無いということです。
ということで、完全に自己責任なのにも関わらずやたらセコくキャンセル料とか取りたがるのはかなりいただけないコミュニティですね。
本来、コンサルやビジネス塾というのは、成功資質のない人は相手にしてはいけないんです。
番外編:支払い方法
番外編として支払い方法というのがあります。
たかだか十数万円の参加料にも関わらず分割支払いの設定をしている指導者ですね。
例えば参加料が10万円のコミュニティとして、決して10万円が安いというわけではありませんが、前に進むという重大な決心したときに10万円すらも即金で払えないという時点で参加者に大きな問題があります。
今までの人生でその程度の貯金も無いということはお金をコントロールできていないわけですしダメだったら途中で辞めようという逃げ道を用意しているということになります。
なので、そういう人を参加させること自体が間違いなわけです。
分割でもいいから取れるところからは取ってやろうという魂胆が見え見えじゃないですか。
ちなみに、僕の場合は契約時、高額なコンサルフィーを払ってもらう際に、借金がないか、生活に支障をきたさないかは必ず確認しています。
おまけの番外編として、支払い方法に関してもお伝えしておきます。
PayPalなどのクレジット決済は販売者側にとっても参加者側にとっても楽ですが、販売者としては手数料が発生するので銀行振込の方がありがたかったりします。
もちろんケースバイケースですが、企業同士の主要な取引においてクレジットカード決済はほぼありませんよね。
どういうことかというと、ちゃんとある一定期間会社を運営していて普段からまともな取引をしていれば法人で都市銀行の口座くらいは持っていますよ、という話です。
三井住友、みずほ、三菱東京UFJ、りそななどです。
地方銀行やネット銀行は誰でも開設できますが、時代によって審査が緩い時があるとはいえ信用がなければ都市銀行では開設できません。
ぜひこういうところも、ビジネス塾やビジネス講座を受ける際やコンサルを受ける際の参考にしてください。
これを全部読んでも情報弱者のままならもう救いようがないというくらいダマす側とダマされる側の詳細が分かる本です。
よかったらどうぞ。