コンサルティング




あなたの業界を健全化するたった1つの方法(コンサル業界以外も適応)

こんにちは、服部です。

僕はかねてから
コンサル業界の健全化は無理だ言っていますが、
それにはある理由があります。

それは、商品価値の判断が非常にしにくいからです。

めちゃくちゃ曖昧です。

形があるものであれば、

「この服はカッコイイ」
「この家具はオシャレ」
「ここの景色は最高」

というふうに、視覚的にも情報が整理されます。
 

ですが、コンサルの場合はどうでしょう?

「このノウハウが素晴らしい」

と言われても、
コンサルを受けたことがある人しか
それが素晴らしいかどうか判断できません。

もっと言うと、
何かしらコンサルを受けた人であっても
そのノウハウで成果が出るかどうかは不明です。

要は、「やってみなきゃわからない」が前提になるので
コンサルというのはかなり曖昧な商品です。

他社の実績を示されたところで
それが自分に当てはまる保証なんてないわけですし。

だから、コンサルを選ぶ判断基準が

「この人が言うなら」
「なんかこの人良さそう」

っていうアホみたいな
判断(選択)基準になってしまってるんですね。
 

情報弱者を狙うコンサルタントも
それを理解しているので、
とにかく、人柄やキャラを押し出すわけですね。

これでは業界健全化なんかされるわけもなく。

じゃぁ、僕らコンサルタントが
業界健全化のために努力すべきことが何かというと
それは、お客さんをさらに賢くすることです。

迷ったら買わない

個人消費が減っているのは、
労働環境等の会社の待遇がいくら良くなったたころで
可処分所得が増えないから
なわけです。

給料が変わらない状態で
税金負担が増えていけば至極当然の話ですよね。
 

それに加えて、情報がどんどん増えていき、
お客さんがどんどん賢くなっていっています。

Amazonや楽天で本を1冊買うだけでも
数十、数百のレビューが並んでいて
ネガティブなレビューが目に入ってしまったら
「じゃぁ買うのやめとこう」ってなるわけです。

飲食店にしてもレビューがありますし、
アパレルに関しても同じです。

迷った結果、お金を使わないんですね。

個人消費が減っていっているのは
ある意味、お客さんが賢くなっているからです。

業界健全化の間違い

「え、じゃぁ、お客さんをさらに賢くしたら
 どんどんモノが売れなくなるじゃん?
 業界健全化と真逆にいっちゃうじゃんかよ」

と、思う人もいると思うんですが、
業界健全化というのは
モノがどんどん売れることなんですかね?

僕は、そういう考えではなくて、
業界健全化というのは、
”良いモノだけ”がどんどん売れること
だと思っています。
 

なぜなら、どんどんモノが売れて業界が潤っても、
その売れている中には粗悪なモノも含まれます。

そうなると、「2017年は飲食業界は復活した」
というふうになったとしても、
それが継続されることは難しくなります。

実際、”売上があがれば良い主義”で進んだ結果、
いろんな不祥事が起こってますよね。

しかも、単店がやらかした不祥事によって
飲食業界全体がダメージを受けているわけです。

なので、​良いモノだけが売れる業界こそが
健全な業界であって、
売上のために粗悪な商品を平気で売っている連中は
淘汰されてこそ健全な業界になります。

お客さんの情報不足を解消する

じゃぁ、粗悪な商品が売れない状況にするには
一体どうすれば良いのかという話なんですが、
それが​お客さんに賢くなってもらうということです。

店員さんがオススメだと言うから
ついつい予定になかった服を買ってしまったとか、
ついついもう1品食べてしまったとか、
誰でもそういう経験はあると思うんですが、
それがもし本当は売れない余りものや処分品など
粗悪な商品だったとしても
店員さらのキャラや人柄がよければ買ってしまいます。

それは、本当に良いモノかどうか判断するための
情報を持っていないからです。

ヒドイ話ですが
こんなことは日常茶飯事に起きてるんですよね。

特にコンサル業などの先生業と言われる
無形の商品やサービスに関しては、
視覚的情報すらもないわけですから
そんなことがガンガンまかり通ってしまっています。

コンサルやセミナーで痛い目を見る人が多いのは
大抵がこういった情報不足です。

ネガティブな情報も出す

で、お客さんに賢くなってもらうために、
僕たちができることは何かというと、
ポジティブな情報だけではなく、
あらゆる情報を惜しみなく出してあげるということです。

ぶっちゃけ、こういった情報を発信することで
僕自身にとってもかなり不利になります。

コンサルを依頼しようと思っていた人を不安にさせ、
足を止めてしまうような内容なわけですから。

「どんどんああしよう」
「どんどんこうしよう」
「あなたはあれもできる」
「あなたはこれもできる」

というキレイゴトを発信をしている方が楽です。

が、そんな発信をしていても
お客さんは賢くなってくれません。
 

そうすることで​お金を使ってくれるので
自分も業界も潤っていくのかも知れませんが、
その分、成果を出せない人が増えるというリスクも
どんどん増幅していくことに、
結果として「コンサルは胡散臭い」が加速し
自分の首を絞めることになります。

もちろん、良さを伝えることも重要ですし、
素晴らしい情報の質でそれをしてくれている
ホンモノのコンサルタントははたくさんいるので、
そこは僕の役割ではないなと思うわけです。

それよりも、

「これはやめといた方が良いよ」
「こうなると失敗するよ」
「こうすると痛い目に合うよ」

といった不都合な真実を多く伝えることの方が
今後の業界を考えると大事なことではないかなと。

同業には嫌われるけど…

不都合な真実を発信することで売上が左右される、
一定数の不誠実な同業からは嫌われます。

業界からも煙たがられるかもしれません。

が、これは僕の経験であり持論ですが、
賢くなったお客さんは戻ってきてくれます。

もっと賢くなるために
必ずあなたを必要としてくれます。

また、あなたが真剣に情報発信を続ける限り
あなたの情報を必要とし続けてくれます。
 

その結果、お客さんの価値判断の目が鋭くなり、
少し高くても良いものを手に入れたいと思い
あなたの商品を購入してくれるようになります。

もちろん、
あなたの商品やサービスが良いことは大前提ですが。
 

ぜひ、ブログを書く視点として、
「お客さんにもっと賢くなってもらうには」
どういう内容を提供してあげれば良いかを考えて
書いてみてください。

それが、あなたの信用や信頼にもつながりますし、
結果として業界健全化にもつながるかもしれません。

「続きはメルマガで」
「続きはセミナーで」

みたいな発信をしているアホコンサルはスルーで。
 

PS

ブログでは一般的には
難しい言葉や専門用語を使うことは
ライティング的には良くないとされています。

「専門用語を使おう」と書いている解説書も
今まで僕も見たことがありません。

が、僕はあえて使うことが多々あります。

それは、「わからないことは調べる」ことくらいは
最低限できる読者を想定しているからです。

要は、ケースバイケースなんですよね。
 

目先の集客のためだけではなくて、
自分とお客さんの在りたい未来をイメージして
発信の仕方はこだわりを持つ必要があります。

学年は上がっていっているのに
ずっと同じ教科書じゃダメじゃないですか?

良い業界にしていくためには
販売者の質だけではなく
お客さんの質も上げなければいけないんです。
 

 

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