こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
インプットした情報を商品化する5つの方法『その3』です。
その3:情報を否定して伝える
これ、めちゃくちゃ僕が使う方法です(笑)
なぜかというと超簡単にできるからです。
既にあるものの不完全な部分を見つけ出して否定すればいいだけですから。
もちろん事実じゃないといけませんよ(笑)
で、否定するにもいくつかの方法があります。
1.物議を醸す
ぶっちゃけ言うと、ほとんどの人というのはひたすらアクセス数や読者を集めたいので読者に嫌われたくないわけです。
ということは、差し障りのない情報を発信します。
なので物議を醸す情報を発信するだけでもそういう人たちとは差別化できるわけです。
賛成派と反対派に分かれるような議題で自分のポジションを明確にして発信します。
注意点としては、自分の専門分野以外には手を出さない方がいいということです。
筋を通せなくなったりしてしまいますし、経済はともかくとして、政治や宗教に関して偏り過ぎるとかなりイタい人になります(笑)
2.NGパターンを見つける
どの時代においても、どの状況においてもどのタイミングにおいても、その情報が100%正しいということはありえません。
あるパターンでは100%正しくても
あるパターンでは100%間違ってるんです。
必ずその通りにはいかないパターンや、失敗に終わってるパターンがあるんです。
あなた自身の手でインフォメーションをインテリジェンスにするということです。
「実は●●だった!」
「実はやってはいけない▲▲!」
「■■の大ウソ!」
とかよく見ますよね?
これこそまさに、NGパターンの手法です。
たとえば、経営者に向いてるのは、度胸がある、前向き、熱心、チャレンジ精神、ストレスに強い、積極的、リスクを恐れない、などと一般的に言われますが、不安、リスクに敏感、間違いを知られたくない、といったネガティブなイメージがある人が成功している経営者に多いといった感じで、NGと思われる人が、実はそうではないというパターンですね。
3.考えさせて気づかせる
これは少し難易度があがります。
読者やクライアントに的確な質問を投げかけて、
「今までの考えはおかしかった」
「このままでは◆◆になってしまう」
といったように、自ら考えて、気づいてもらい、今までの常識を否定してもらいます。
質問の形式としては、例えば、
あなたは今まで●●をしてきました
その結果▲▲になっています。
もし●●じゃなくて■■をしていたとしたら
どうなっていると思いますか?
という感じです。
質問する内容が、事実無根で抽象的だと、胡散臭くなるので、注意が必要ですね(笑)
今回の方法の全てに共通することですが、否定することで、新しい価値観を提供できます。
それがあなた独自のキャラクターにもなります。
もちろん否定もされますし、嫌われもします。
ただ、それ以上のメリットがあります。
それはコミュニティであり、否定されることでまたコミュニティの絆も強まります。
宗教団体なんかはまさにそうですよね。
社会に批判されればされるほど絆が強まります。
で、敵だらけの社会に放り出されたくないのでお布施をどんどん払ってしまうわけです。
いつの間にか自分の解決したいことも忘れてセミナーやお茶会に参加することだけが目的になってしまってる人も多いですよね。
こういったコミュニティは意味ありませんが、ビジネスにおいてのコミュニティの価値はかなり高いです。
問題を解決という『ニーズ』が満たされたらそれで終わりではなく、さらに成長したい、儲けたいという『ウォンツ』が生まれます。
これはコミュニティに属していることで、価値観は共有してますが、他人を見ますし、比較することで『ウォンツ』が生まれるという仕組みになっているからです。
もちろん顧客に提供できる価値がなければ、『ウォンツ』を満たすことはできませんよ。
あなたのビジネスにおいて、顧客を維持し継続的に利益を出すには、
常識的な情報を否定して、
コミュニティをつくり、
継続することで絆を深め、
価値を提供し続ける
ということがかなり重要になるのは言うまでもありませんね。
次回は『その4』をお伝えしていきます。楽しみにしてください。