こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
今回は、クライアントは少なくともこういうことに不安や懸念を抱いている、という内容をお伝えします。
下手をすれば墓穴を掘ることにもなってしまうので、こんな記事を書くコンサルタントはいないと思います。
少しボリュームがあるので2回に渡ってお伝えします。
1.コンサルタントが無能や経験不足ではないか
違う記事でも書いたかも知れませんが、リソースのレベルや表現方法、フローは違うものの、持っているノウハウやスキルというのは正直言ってどのコンサルタントも大差はありません。
重要なことはやはり、問題発見スキルが高いのかと、その問題に対して何が必要かを理解してるかどうかです。
それには経験が必要になってはくるのですが、実は「私は●●だけじゃなくて▲▲もできます!」という、何でもできますタイプは危険なんです。
それよりも
「問題は●●と▲▲です。●●は私の得意分野ですが、▲▲に関しては、私よりも優れた実力者がいるので、その人に依頼をするのがベストかもしれません。」
くらいの、”できることとできないこと”が明確であなたにとって一番ベストな提案ができるかどうかが無能か経験不足かなどの判断基準位なります。
2.コンサルタントに指示したり命令したりできるのか
要するに、コンサルタントは上から目線で支配欲も強く、会社の舵取りを奪われてしまわないかとう不安ですね。
これは意見がわかれるのですが、僕の経験から言うとクライアントの言うとおりにペコペコ従うコンサルタントは逆に問題があります。
現状を変えるために依頼してるのに、その状態ではその時点でコンサルタントの存在価値はなくなってしまいます。
不都合な事実や、耳が痛いことも言ってくれて、言いっぱなしではなく、そのことを気にかけながらあなたに寄り添ってくれてるかどうかが重要です。
3.高額ではないか、あるいは追加料金はないか
高額ということは、それなりに価値があるということですが、注意すべきはその根拠です。
詳しく説明すると、「売上を10倍にします!」のように大きな約束をドーンと掲げて、返金保証がついてるというのはかなり危険ですね。
そうではなくて「具体的に何をするか」の個数や質が集まってこの価格(高額)という説明があってあなたが納得できるかどうかです。
もちろん「追加料金が必要なのはどういう時なのか」を契約前に確認しておくことも忘れないでください。
あなたにとっての成果をしっかりとコミットさせるということをしなければ、コンサルタント目線での「成功」や「成果」の基準で進められてしまいます。
4.他のクライアントと優先順位をつけられないか
あなたにとって、重要なお客さんや普通のお客さんといった一定のランクがあるように、コンサルタントもクライアントをランク付けして、優先順位を決めます。
ただ、一般的なサービスとの大きな違いがあります。
それは、クライアントの関係性の深さや、好き嫌い利用頻度ではなく、「問題の深刻さ」で判断します。
しかし、病院の診察や手術と同じで、後回しだから手を抜くというわけでは決してありません。
もちろん、対応があまりにもいい加減だと感じたら手を抜かれてないかどうかを確認するべきですね。
確認の方法は、不明点をどんどん質問をしたときに、質が高くて適切な回答が返ってくるかどうかです。