こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
介護福祉士で施設長や管理者にもなると、かなり多くのことを求められるようになります。
職員のマネジメント、利益のマネジメント、もちろん現場で解除もしなくてはいけないし、場合によっては送迎や食事の準備も。
また、利用者が減ってきたら営業も必要だし監査の対応や、日々の報告書や書類作成などハンパない仕事量ですよね。
しかも、日々利用者のケガや命と隣り合わせ。
本当に大変な仕事です。
それなのに給料は安く、労働時間はエグい。
そりゃ有資格者が業界から離れていきますよ。
これから高齢者はますます増えていきますが、従事者は減っていくので、激務は増します。
にも関わらず、介護報酬は引き下げられたり、外国人の雇用の問題などが出てくるわけです。
経営者はどうしていけばいいのでしょうか?
介護士はどうしていけばいいのでしょうか?
※ 介護に従事する人を”介護士”と総称します
経営者がすべきこと
目先の利益だけを追っていると、間違いなく業界からは消えることになります。
従業員の体力的にも精神的にも、いつか必ず限界が来てしまうからです。
有資格者を安くで雇い、激務に就かせれば、その人は業界から離れます。
ただでさえ、人間関係の問題も多いですから、企業として希望の光を与えてあげないと、有資格者の従事者がどんどん減っていきます。
単なる労働者は集められるかもしれませんが、法的に運営ができなくなってしまいますよね。
じゃぁどうするか?
資格以外の付加価値を持てるように教育し、とびっきり高い給料を払ってあげるんです。
そしてそういう人材をできるだけ多く抱えて必要としている同業にコンサル派遣し、社外の収益を獲得できるようにします。
そうすることで給料を増やしても、付加価値により収益を増やすことができるので、利益を圧迫するどころか、上乗せできます。
要はそこに先行投資できるかどうかが重要です。
で、その備えるべき付加価値というのは、
・施設運営に欠かせない資格
・激しい不穏に対応できる介護スキル
・現場のスタッフを教育できるスキル
・ケアマネ等に対しての営業スキル
・オンラインでのマーケティングスキル
・人材採用のマーケティングスキル
などです。
これだけのスキルを兼ね備えた管理者がいれば多くの問題や悩みが解決されますよね?
経営者は可能な限りお金をかけてこういう人材を採用して育成するべきなんです。
介護士がするべきこと
要するに上記のことができるようになることです。
もちろん今の2倍3倍の給料をもらうべきです。
あなたが介護の仕事を本当に愛していて高い給料も手にしていきたいのであれば、このスキルを身につける価値がわかるはずです。
優秀な人材が足りなくて困っている経営者、それによって倒産して放り出される利用者さん。
そういった人を救うためには、最終的にはあなたは『フリー』になるしかありません。
多くの給料をもらって、さらにこの仕事を好きになり続けていって、離れていった有資格者を連れ戻すんです。
「今は、これだけ魅力的な仕事なんだよ」
っていうことを伝えて。
経営者を憎んで、批判するのは簡単ですが、それでは何も変わりません。
こういう業界の現状だからこそ、同じように困っている経営者がいるわけだしこれからそういう経営者は増えていきます。
経営者を助けるビジネスができないか?
という逆転の発想に変えてみてください。
そのためにはどんなスキルが必要なのかが見えてきます。
このコンセプトのポイントというのは経営者と介護士が、利益を追求するということを包み隠さず共感、共有できるということです。
「経営陣ばっかり高給を持っていって、、、」
「現場に人間には高い給料払いたくない、、、」
といったしがらみすら払拭できます。
なぜなら、お互いに何を大事し、追求するべきなのか?そのためにどういった行動をするべきなのか?といった共通のゴールが生まれるからです。
経営者は近い将来、莫大な費用をかけて、日々必要な人材を確保することに追われるか、高額なフィーを手にして、必要な人材をコンサル派遣するかのどちらかにわかれます。
そして、介護士に関しても、現場で安い給料と激務でずっと働き続けるか、今の何倍もの給料をもらって、多くの経営者や利用者を助ける仕事をできるかにわかれます。
あなたはどちらの状態になっていたいですか?