コンサルティング

ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)がフィットネス・ヘルスケア業界の常識的ビジネスモデルをぶっ壊す日

こんにちは、服部です。

ZOZOTOWNから出ましたね、噂の『ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)』が。

 
もう注文しました?

僕はすでにしっかり注文しました。

 
株式会社スタートトゥデイの前澤友作社長もかなり気合いを入れているみたいで。

 
で、アパレル業界での視点に関しては、PLAY Inc.の共同経営者である四元亮平が記事を書いてくれているのでそちらを参考に。

 
この記事に関してはマーケティングコンサルタント(久しぶりにフルで名乗ったw)としての僕の視点で。

ZOZOが異業界で一人勝ちします

まぁ、もうアパレル・ファッション業界においては、革命的なできごとであることは言うまでもないわけで。

もう店に行く必要なくなるんじゃないの?っていう話ですよね。

下記のような、ZOZOSUITに関する記事もパラパラと増えてきています。

 
ただ、まだ「ZOZOSUIT+ヘルスケア・フィットネス」といったキーワードでは誰も記事を書いていないみたいなので、シメシメと思ってこの記事を書いています。

いや、もう記事タイトルの通りで、このアイテムがあったらフィットネス・ヘルスケア業界で一人勝ちできるでしょ。

 
だって、あらゆる身体の部位のデータが集まるわけですよ。

で、お客さんは、このスーツを持っていて定期的に着用することで簡単にボディチェックができるわけです。
 

例えば、各部位のデータが羅列されて、アプリの”AIオネエさん”が

「先週より太もも周りが●cm大きくなっています!▲▲を使ってシェイプアップし、理想の体型を維持しましょう!」

とか喋りかけてきてフィットネスコンテンツをオファーしてきたら買っちゃうでしょう(笑)

 
で、そのフィットネスコンテンツを使って身体をシェイプアップできてきたら、今度はそのデータを拾った”AIオネエさん”が、

「がんばりましたね!美しい太ももになりました!今のあなたにオススメのパンツはコレです!さらにシルエットが美しくなりますよ!」

と喋りかけてきてファッションアイテムをオファーしてくるわけです。
 

で、僕はこれこそが本当の意味で「服が人に合わせる」ということではないかと思っているんですね。

一見、人が服に合わせにいっているように見えますが。

「服が人に合わせる」の本当の意味

ZOZOの言う「服が人に合わせる」って、ただZOZOSUITで計測してそれに合う服を提供するということではないと思うんですよね。

そもそもオーダーメイドでなければ「服を人に合わせる」って不可能なことですから。

オーダーメイド以外で服を人に合わせるためには、アパレルがフィットネス・ヘルスケアを支配(コントロール)しなければ不可能なんじゃないのかなと。

つまり、フィットネス・ヘルスケアも含めて服(ファッション)という概念を根付かせていかなければ。

それができるようになれば、「あなたに合わせた服(フィットネス・ヘルスケア)を提案します」という筋が通りますからね。
 

例えば、「●●のためにダイエットをしなければならない」となると人が苦行に向かうことになりますが、「ファッションの一部としてのダイエットがしたい」であれば、向こうから楽しみがやってくるということになります。

ダイエット(服)が人に合わせに来てくれると。

「このオシャレをするための私にピッタリのダイエットコンテンツはどれ?」

みたいな考え方が当たり前になる未来をつくり出せるのがZOZOSUITなんじゃないかなと思ったり。

ZOZOSUITはスクリーニングアイテムでもある

マーケティング的な部分にもう少し触れておくと、服を買う目的は人それそれですが、「服なんか局部が隠れてればいい」という手越祐也みたいにファッションに興味がない人はZOZOTOWNではなくユニクロで買うでしょうし、そもそもZOZOSUITなんか注文しません。

ZOZOSUITを注文している人は、基本的には「服はサイズ感が重要」ということがわかっているオシャレに気を使っている人であり、トレンドにも敏感な人です。

というふうに、ZOZOSUITはちゃんとスクリーニングにもなっているんですね。

 
そうなると、フィットネスコンテンツをオファーするときでも「このプラクティスはモデルの●●さんも取り組んでいます」という事実があるだけでも訴求力が断然増しますよね。

ただのオシャレ、ただのダイエットではなく、「この服を着こなすためにこういう体型」をつくるという、「ファッション×フィットネス」が見事に融合できます。

しかも、家にいながら自分で体型変化の進捗を全部把握できちゃうわけですよね。

毎週ライザップに通ってリバウンド率の高いハードなトレーニングをしなくても良いわけです。

 
オシャレとボディメイクは相互に深く関連するので、服も売れるし、フィットネスコンテンツも売れる。

お気に入りの服をオシャレに着こなすために身体を管理し、身体の管理が上手くいったら服を買う、という素晴らしい購買サイクルがZOZOというプラットフォームだけでつくれちゃうわけです。

さらに言うと、オシャレとボディメイクを楽しんでいると健康も手に入るという、言うことなしのビジネスモデル。
 

まぁ、あくまで「そうなったらスゴイよね」という僕の勝手な想像ですが。

ZOZOが向かう未来としては違和感はない

ご存知だと思いますが、Apple Watchの開発とヘルスケア機能の充実からもわかるように、やはり「ファッション×ヘルスケア」は注目されています。

将来的には、Apple Watchが体の異変を察知して位置情報を元に救急車が到着する、といったところを目指しているという話もあるので、スタートトゥデイのような満足いく成果を出している大企業がそちら側にシフトしていくのは特に不思議ではないかなと。
 

アパレル・ファッション業界とフィットネス・ヘルスケア業界。

この2つがどのように変化してくのか楽しみですね。

バチバチにやり合うのか、手を組んでより良い未来をつくっていってくれるのか。

 
そこに対してどういったサポートやアイデアを提供することができるのかを、僕らコンサルタントや情報発信者も動向を注意深く分析しながら情報収集をしていかなくてはなりませんね。

コンサルタントも常に進化していかなくてはならないのです。

今回の件で言うと、他業界において今回のような”認識のアービトラージ”的なアイデアを持ち込めないか、といったところでしょうか。



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