納棺師

経営・ビジネス




おくりびと「納棺師」という究極の仕事におけるマーケティングから僕らが学ぶべきこと

こんにちは、服部です。

映画「おくりびと」観たことありますか?

何のタイミングで観たのかは忘れましたがかなり印象深く残っています。

 
で、ひさびさに予告編を観ただけですが、今観るとまた印象は違うんだろうと思います。

 
で、何でまた「おくりびと」に触れたかというと、たまたまこの方の記事を見たからです。

※かなりリアルな描写があるため閲覧注意です

映画「おくりびと」(2008年)には、納棺師の職に就いた夫を、妻が「触らないで!」と拒絶するシーンがあった。 死に対する穢(けが)れの意識は私たちの中に抜きがたく...

 
映画「おくりびと」の技術指導に関わった方の息子さん(若い!)ですね。

納棺師・木村光希(28)

納棺士を育成する学校「おくりびとアカデミー」代表取締役。 1988年生まれ。 北海道出身。映画「おくりびと」の技術指導に携わった納棺士の第一人者の父の影響を受け、自身も納棺士になる。 アジアに向けて納棺士の文化を広めている。

木村光希(@kouki75241309)さんのTwitterより

 
若いのに様々なビジネスを展開されていて順風満帆に見えるので、中には「金にがめつそう」とかチャラチャラしてそうとか思う人もいるでしょう。

ぶっちゃけ僕は最初思いました(笑)

葬儀屋さんにしては(失礼)ホームページのクオリティは高いですし。

おくりびと®(認定納棺士)と共に創るこだわりの葬儀・お葬式は『おくりびと®のお葬式』にお任せください。浜松・東伊場・東京・神奈川・千葉・埼玉・札幌・豊平・豊橋...

 
養成講座的なビジネスもしていますし。

おくりびとアカデミーは、納棺士™(納棺師)、エンバーマー、おくりびと式の葬儀・葬式担当者を養成する学校。納棺士コースは映画「おくりびと」の技術指導者が監修する...

 
ただ、「おくりびと」を観てもわかりますし、冒頭の記事を読んでもわかると思うんですが、どれだけ金を積まれたって、できない人は絶対にできないですよ、この仕事。

いろいろ調べていると、駆け出しの一般的な給料も別に高くないですし。

 
で、このサービスをハイクオリティで保つにはそれなりのお金も必要だと思います。

 
当然、家族や(綺麗な)奥さんの協力なしでは続けていくことも難しいでしょう。

奥さんが遺体役をやってくれるとかどないやねん。

めちゃくちゃ良い関係ですよね。

 
何より、若いのにマーケティングが上手いです。

まぁ、上手いというか、ちゃんと本物のマーケティングをしているんですね。

 
FacebookやTwitterを見れば一目瞭然で、ムダにフォロワーを集めていませんし、SNSで影響力を発揮しているわけでもありません。

むしろコアな人とだけつながっているようです。

 
ちゃんと大事な情報を届けることに注力していて別にキャラとかで売っていないんですね。

かなりイケメンなのに。

木村光希
出典:ノンフィクションライター・中原一歩/Yahoo!ニュース編集部 撮影:塩田亮吾

明日起こるかもしれないこと

普段、死に対する情報収集ってしていますか?

誰かが死ぬということや、もちろん、自分が死ぬということは非日常です。

が、同時に日常と隣り合わせでもあるわけです。

でも、そう何度も経験することではありませんし、ましてや自分自身が死を経験するときにはもうこの世にはいないわけですから、どうしても距離を置いてしまいがちな情報です。
 

パソコンの中にあるあのマル秘フォルダを、生きている間にどう始末するかくらいでしょ(笑)
 

なので、こういった若くて実力がある人がネットやSNSで話題になることはとても素晴らしいことだと思うんですよね。

しかも、「誰が言っているか」ではなくて、「何を言っているか」を重点に置いているので。
 

死について考えることによって、生について深く考えるようになるじゃないですか。

自分が明日いなくなったら、大事な人が明日いなくなったらと考えると、生き方自体が変わると思うんですよ。

 
マーケティング云々関係なくこういった情報を発信してくれというのは、そういった意味でもかなりありがたいですよね。

木村式マーケティング

木村さんのマーケティングは正しいと思います。

おそらく、多くの人が木村さんの記事や取り組みを見てこういう人に見送ってもらいたいと思ったはずです。

友達でも知り合いでもないのに。

それって情報で判断しているわけですよね。
 

僕は普段から関係性やつながりを重視していると、相対価値の判断すらできないと言っています。

つまり、

「この人が良いと言っているから」
「友達が良いと言っているから」

で選ぶこと自体がナンセンスだということです。

思考停止であり視野狭窄なので。

 
特に冠婚葬祭なんて、明確な絶対価値が大前提じゃないですか。
 
つまり、個人に合わせたサービスなわけです。
 

情報をガンガン出してごまかしがきかない状況に追い込むからこそ絶対価値が提供できます。

木村さんは、徹底的にコアな情報を出して、その上で個人の状況にしっかり寄り添うというまさに本物のマーケティングをしています。

友達はプロではない

大事な人を見送る時に、関係性やつながりで葬儀屋を選びたいですか?

僕ならプロ中のプロにお願いしたいです。

 
友達や知り合いに葬儀屋がいようがいまいが、自分で情報収集して自分で決めたいんですね。
 

僕は何か買い物をする時はけっこう何でもそうするようにしています。

友達はトップオブトップのプロではないですし、趣味趣向や想い、信念も僕とは違うので。

最後の確認という部分で、友達にアドバイスを求めることはありますが。

 
まず情報収集をして比較して相対価値を知り、最終的に選んだ業者(相手)が絶対価値を提供してくれるのかどうかです。

 
そういう部分では、葬儀や納棺といった、一見ネガティブで非日常的な情報をネットやSNSで公に広めていくという戦略は正しいと思っています。

僕らがリーチできる情報が増えるわけなので。
 

もちろん、記事のコメントにもあったように、

「金稼ぎに人の死を利用している」
「禁忌を作って利益を得るのは霊感商法と同じだ」

といった、反発や嫉妬は免れません。

一定数そういったアホは湧いてきますから。

「じゃぁ、オマエやってみろ」って話ですが。

情報の信用度は重要ではない

関係性やつながりを重視している人たちは、

「発信している情報が信用できるのか」

といったアホなことを言ってくるわけですが、実はそこは論点にすらなりません。

ぶっちゃけそんなことはどっちでも良いんですよ。
 

なぜなら、1つ情報に触れることによって、他のいろんな情報も付随してくるからです。

それによって情報を比較できるようになり、正しい情報を選択できるようになるということこそ重要なことなんです。

 
関係性やつながりばかりを重視していると、思考停止、視野狭窄になってしまうのでキレイゴトの情報だけしか入ってこなくなります。
 
なので、最初からフィルターをかけずにガンガンインプットをするべきなんですよ。

「超情報化社会だから人は情報入れすぎて常に混乱している」
「情報が多すぎて人は選べなくなっている」
「ムダな情報を収集してはいけない」
「だから近くの人の言うことを信じなさい」

と、コミュニティの教祖が言っているのは、外部の情報に触れさせないためですからね(笑)
 

検索のテクノロジーは進歩していますし、人も賢くなっているので情報なんかいくらでも正しく取捨選択できます。

むしろ、知るべき情報を知らないことの方が生きていく上で危ないんです。

 
例えば、今回、木村さんの情報に触れたことで、こんな本にたどり着きました。

 
この本にたどり着いたのはこの記事からです。

『葬儀屋と納棺師が語る不謹慎な話』(竹書房)  映画『おくりびと』や檀蜜のおかげで、以前よりメジャーになった感のある葬儀屋・納棺師の仕事だが、やはりまだまだ知ら…

 
おもしろくないですか?

普通に生きていればリーチしない情報ですから。
 

自分が情報発信をすることによって、自分にとってデメリットになるような情報が芋づる式で表面化されていくということくらい情報発信者はわかってますよ。

その上で、それすらも払拭できるようにブラッシュアップをかけていくわけですから。
 

情報を出し惜しみしている連中はデメリットになるような情報を引っ張ってしまったり、自分の利益が減ることを危惧しています。

 
そんなくだらない情報発信をしている連中が生き残っていけるはずがなく。

あなたも出し惜しみしていると、そういう連中と同類に見られてしまいますから、情報はどんどん出していきましょう。
 

これ、おもしろい話で情報を出せば出すほどわかってくるんですよ。

自分の強みや自分にしかできないことが。

「あれ?これって他の人やってないの?」

ということにいろいろ気づき出すと思いますよ。

 
自分で当たり前だと思っていたことが他から見れば特殊だったりするんですよね。

でも、そういうことって出し惜しみをしていると気づけないですから。

 
あなたのブログは情報を出し切っていますか?



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