落合陽一

つぶやき・仕事術

子を持つ親が必ず読むべき本『これからの世界をつくる仲間たちへ(落合陽一)』

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

いや〜、最近NewsPicksの課題図書とかその界隈の本が”ど自己啓発本”ばかりでウンザリしていました。

完全にブラック企業に勤める情報弱者のサラリーマンがターゲットじゃないですか。

 
佐々木編集長の『日本3.0』以来全然ダメですね。

 
なので、NewsPicks界隈とか、その辺の人物の情報にはあまり触れていなかったんですが、Twitterのタイムラインがきっかけで落合陽一さんの情報に触れるようになりました。
 

有名な人なので存在は知っていたんですが、NewsPicksと絡みが多い(と感じていた)ので、「ああ、そっち系か」と敬遠していたんですね。

ただ、ビジネスマンではなく研究家的な立ち位置で、ビジネスや日本の未来についてのポジショントークをしていたのと、ちゃんとこの人の情報に触れたことないなと思い本を読んだんですが、素晴らしかったですね(笑)

 
内容は自己啓発本でもなければ、立て続けに出版している自己啓発本の著者たちのように、手前勝手なポジショントークでもありませんでした。

原始時代レベルの脳ミソ

本の中にこんな内容があります。

近代以前に、食糧の保存ができなかったわけではありません。火を使うようになった時点で、生のままだとすぐに腐ってしまう肉などが、焼いたり茹でたりすると長持ちすることを人類は知りました。でも、なぜ火を通すと腐らなくなるのかはわかりませんでした。やってみたらそうなったから、「これは便利だ」と続けていただけです。当時の人々には、「炎には食べ物を浄化する神秘的な力があるのだ」としか考えられなかったわけです。つまり、火を使うことで、食べ物が腐らない「魔法」をかけることができるわけです。「なぜそうなるかわからないこと」を、昔はそうやって魔術のようなものだと考えるしかありませんでした。だから病気になったときも、祈祷師や魔術師を呼んで、「まじない」をしたわけです。

 
これを読んで、おそらくほとんどの人が、「そりゃぁ、昔の人はそうだよね」と思うかもしれませんが、スピリチュアルにハマっている人とかはみんなこんな感じじゃないですか(笑)?

トイレを掃除すれば運気が上がるとか、引き寄せの法則がどうのとか、論理的な根拠も理解することなく、ただただ言われるがままにやっているだけですよね。
 

例えば、引き寄せの法則とかって、結局、

「目標を設定して行動し、出た結果をしっかり分析して修正部分や不足分を補うべく再度行動する」

ということ諦めずにをしつこく実践していれば、イヤでも目標には近づく、イコール夢(目標)を引き寄せているわけじゃないですか。

 
それを、自己啓発書やスピリチュアル本にあるような

・常にポジティブでいろ!
・とにかく行動しろ!
・諦めなければ夢は叶う!
・日頃の行いが大事!
・常にGIVE!GIVE!GIVE!
・これが普遍の真理です!

といった何の論拠もないことを盲信したり、神様がどうこうとか言い続けている限り、思考停止してただ消費し続ける人生で終わるだけなんですよ。

いつまで原始人でいるつもりやねん、と。

親が親なら子も子

一生を魔法をかけられる側(消費者)で終わるというのは、常にディズニーランドにいるようなものなので、それはそれで幸せです。

一生、魔法が解けなければ、の話ですが。
 

そうではなく、魔法をかける側(成功者)で自分の人生をコントロールしたいのであれば、魔法の中身を知る必要がありますし、それを知るために、常に「なんでそうなるの?」「どうなってるの?」という問いを欠かさずに生きることが必須になります。

もちろん、魔法のタネや仕掛けを知ろうとすると、「知らない方が良かった」と思えるくらいの耳の痛い話もあるでしょうし、「え!?そんな仕組みだったの(泣)!?」と残酷な真実を知ることもあるでしょう。

消費者としては、それを単に「便利になった」と喜んで使っていればいいでしょう。なぜそうなっているのかを理解する必要はありません。魔術の中身を知らなくても、快適に日常生活を送ることができます。でも、何らかの製品やサービスを提供する生産者の側としては、それではいけません。近代以前の「魔術」は、それが「なぜそうなるのか」を誰も知りませんでした。ですから、「火を使うと食べ物が腐らない」というアイディアで特許を取った人はいないし、そのノウハウを使うのに対価もかかりません。誰かが発明したのではなく、同時多発的にみんながそれに気づいてやり始めただけです。それに対して、現代の「魔術」は誰かが必ずその中身を知っています。「誰も理由がわからないのにうまくいく」ということは、一部の現象論的に記述された工学や、一部の人工知能アルゴリズムなどの例外を除いて滅多にありません。魔術の裏側には必ず「魔術師」や「魔法使い」がいる

 
で、親がこの思考ができなければ、子どもはどこかでそれを教えられない限り、親と同じ消費者としての人生を送ることになるのは言うまでもなく。

 
それは、「●●が欲しい」と子どもが言ったときに、面倒臭がらずに「なんでそれが欲しいか教えて」とコミュニケーションが取れるかどうか、あるいは、「今日学校でこんなことがあった」と話す子どもに「ふーん、それは良かったね」と流すのではなく、「それでキミはどう思って何をしたの?」「明日はキミがそれをやってみたら?」といったようなコミュニケーションを取れるかどうかが重要になるわけです。

お小遣いが欲しいと言ったときに、必要な理由をプレゼンさせたり、子どもながらでも価値を提供した対価として与えることを徹底したり。

ビジネスはガッツリ

これはビジネスの分野に関しても同じですね。

先日、フリーライダーの話をしましたが、魔法の”ま”も知らない人が無料で手に入る表層の情報だけを見て真似しようとしても「もどき」にしかならないわけで。

 
「勉強させてもらいます!」と言ってそこに労力と時間を費やしたところで、魔法の1割も理解することはないわけですよ。

もちろん、中には、世の中の表層の情報を見るだけで魔法の仕掛けを知ることができたり、落合陽一さんのように経験から魔法の仕掛けを導き出せる天才(変態)もいますが、それも長い間、自分の生き方の習慣として「なぜ?」を追求してきた結果なわけです。

 
常に「なぜ?」という疑問を持つことと同様に、コンサルでは「So What?(だから何?)」の思考が大事だということはいつも言っていますし、もはや常識ですが、魔法をかけられることに慣れてしまった人はこの思考に転換するのはかなり大変です。

もう意識して癖づけていくしかないんですよね。

 
魔法が解けないことを祈ってこのままでいるか、魔法をかける側にまわって、自分の人生をコントロールして幸せになり、さらに誰かを幸せにするか。

ぜひ、あなたのためにも子どものためにも、彼の本を読んで未来を生き抜く知恵を手に入れてはいかがでしょうか。

その他の著書

今回紹介した『これからの世界をつくる仲間たちへ』が気に入った人は、他の著書も読んでみてはどうでしょう。

 

PS

NewsPicksBookから新しい本が出ましたね。

社会問題や未来のトピックなど、網羅性はかなり高く読みやすい本ではありますが、個人的にはやはり宇野常寛さん編集の本の方が好きですね。



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