こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
前回の記事で、「好きなこと」を基準にしながらも「得意なこと」を見つけましょうとお伝えしました。
ただ、それだけではまだ市場の優位性が低いので、あなたという存在をさらにレア(希少)にしてもっと市場の優位性を高める必要があります。
じゃぁ、そのために何をすればいいのかという話です。
まずは100分の1から
前回の記事で「好きなこと」は明確になったけど、「得意なこと」がまだ明確になっていないという人は。まずは100分の1を見つけてください。
もっと簡単に言うと、
「周りの99人の人はなかなかできないけど自分には当たり前にできること」
です。
この段階で、強く必要とされているかどうかは、そこまで深く考えなくてもいいです。
とにかく、
「あれ?これってみんなできないことなんだ?」
ということを見つけてください。
さらに言うと、才能とかに限らず、「人よりも時間をかけてきたからこそできること」とかでも全然良いわけです。
次は1万分の1に
100分の1の存在では、よほど特殊な能力や才能、スキルがあってそれが必要とされる強いニーズの市場があるという場合を除いてはビジネスにするのは難しいです。
100人に1人の存在なんてゴロゴロいますし、多少の「得意なこと」は真似されて終わりです。
なので、もう一つの100分の1が必要なんですね。
例えば最初の100分の1が、「オシャレなホームページが作れる」だったとします。
さらに、もう一つの100分の1として、「フォトグラファーとしてのスキル」があれば、さらに重宝されますよね。
プロフィール画像が重要なセミナー講師業の人や、素材写りが重要な物販のホームページ、美しい風景が魅力の観光地のホームページ、重要文化財があるお寺のホームページなど、ホームページ制作においてかなり高い優位性を獲得することができます。
個人を売ってビジネスをしている人にはプロフィール画像はSNSなどでも重要ですし。
これで、
1/100 × 1/100 = 1万分の1
の存在になるわけです。
レアでも稼げなければ意味がない
参入するビジネスの相場にもよりますが、1万分の1の存在になれれば、ある程度の規模感では稼げる可能性は出てきます。
「可能性」と言ったのは、集客やプロモーション、マネタイズといったビジネススキルがなければたまたま見つけてもらって口コミで広がらない限り収入は発生しないからです。
ぶっちゃけ言うと、1万分の1の存在より、100分の1の存在でもビジネススキルがある人の方が稼げるのです。
まぁ、この辺に関しては、優秀なマーケティングコンサルタントを雇えば解決する話ですが。
年収500万程度で良い人に関しては、ここまでの「1万分の1+ビジネススキル」で問題なく稼ぐことはできるでしょう。
ただ、最低1000万円以上は稼ぎたいという人や、一発屋で終わってしまわないためにはさらに100分の1の要素が必要になります。
3つ目のハードルの超え方、つまり、3つ目の100分の1の要素については、以前からお伝えしているように、コンテンツメイクのスキルを身につけて労働集約型のビジネスモデルから脱却することです。
次回は、その辺をもう少し掘り下げていきます。