こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
パリで起きた同時多発テロの影響により、ハッカー集団「アノニマス」が動き出したことは、さまざまなニュースでも話題になっています。
「われわれはおまえたちを最後の1人まで追い詰めるだろう。
そして貴様たちを殺すだろう。
おまえらは無実の人々を殺すことを自ら許している。
われわれは彼らの死に対する復讐を行うだろう」「世界中のハッカーたちが、
全てのジハーディスト(過激派)の活動をオンライン上で追うことになるだろう。
そして全てのアカウントを閉鎖する、
ツイッターやYouTube、そしてフェイスブックまで」
「地球上のどこにいてもおまえらは追跡されている。
もはや安全な場所などない。
われわれは『アノニマス』。そしてわれわれはレギオン(軍団、軍隊)である」「私たちの民主主義にシャーリア法(イスラム法)を課すことはできない。
貴様たちの愚かさのために、表現の自由を殺させはしない。
警告する。おまえたちは破滅させられるだろう」「われわれは決して忘れない。
決して許さない。私たちを恐れろ!イスラム国や、
アルカイダ、おまえらはわれわれの復讐を受け取ることになるだろう」「言論の自由の重要さは、議論の余地のないことだ。
貴様たちの取り組みは、民主主義への攻撃である」「今後、直面する大規模な出来事に期待していろ。
自由を守る戦いは、われわれの活動の根本にあたるからだ」
色んな裏情報を暴露してきたアノニマスですが、過去には日本政府への攻撃もありました。
日本の政治家を操る官僚がのさばる町、”霞ヶ関”を攻撃しようとして、間違って漁業が盛んな”霞ヶ浦”を攻撃したのは、知る人ぞ知る有名な話です(笑)
インターネットビジネスへの影響
テロの勢いが増していくことで、アノニマスの動きも激しくなっていくので、インターネットの世界も荒れそうな気がします。
つまり、WEBマーケティングに携わる人にとって、テロの動きとアノニマスの動きによって少なからず影響が出てくる可能性があります。
もしかしたら、影響は”少なからず”ではなくインターネット云々のレベルでもなく、もっとエグいことになるかもしれませんが。
そういったブラックスワンに備えるためにも、集客やメインビジネスに使う媒体をポートフォリオ化しておいた方がいいですね。
もちろん、”一発アウト”にならないように、オフラインの媒体も確保しておくべきでしょう。
ブラックスワンに備える方法
ブラックスワンというのは、いわゆる”想定外”や”不測の事態”という意味です。
とはいえ、起きた事象を紐解いていくと、多数の”点”が色んなところ散らばっていて、それを線で結んでいくと予想できたということも、今までけっこうあります。
なので、ネット界隈にかかわらず、変化と先見の目を持つことが重要なんです。
これだけ変化と流れが早い時代においては、インターネットに変わる情報ツールが出てきても、何ら不思議なことではありません。
加えてテロとアノニマスの動きが加われば、予想だにしないできごとが起きることは、想像しない方が不思議じゃないでしょうかね。
ブラックスワン=悪いできごとではない
ブラックスワンは、リーマンショックや震災などの大災害といった、必ずしも悪いできごとだけを示すのではなく、良いできごとも含まれるわけです。
つまり、アノニマスの活動が激化することによって、世界が良い方向に向かう可能性もあります。
彼らがもし、ファッションや英雄気取りじゃなく、義憤にかられた本物の英雄たちだとしたら、インターネット上でのサイバー攻撃を駆使して、ハッピーエンドにしてくれるかもしれませんからね。
良い方向に進むにしろ、悪い方向に進むにしろ、ブラックスワンが起きたときというのは、どん底に落ちる人と、おいしい思いをする人の2種類にわかれます。
もちろん、その影響は大なり小なりありますが。
後者のポジションニングがとれるように、ブラックスワンの予兆に気づいて対応できるように、情報収集力と情報精査力を磨いていきましょう。