中野信子

つぶやき・仕事術



脳科学者・中野信子先生の的確な指摘から”糾弾感”を減らす情報発信方法を考えてみた

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

『ホンマでっか!?TV』や努力不要論で知られる脳科学者・中野信子先生のFacebookページで非常に興味深い投稿がありました。

僕は聞く耳持たずに攻撃をすることはしないですが、辛辣な表現でブログを書く者としては、ここは気をつけておかないといけないなと思いました。

それと同時に、この投稿の内容に対してのコメントに違和感を感じてしまったんですね。

読んでみればわかると思うんですが、コメントしているほとんどの人が、さも

「私は野生ではない」
「私は熊に襲われた側」

とでも言わんばかりじゃないですか。

「いやいや、誰でも一度は、聞く耳持たずに相手を糾弾したことあるでしょうよ?」

と、僕は思ったわけです。

で、そういう自意識のない人が一番怖いなと思い、まさしく、こうコメントしました。

中野信子

この後の中野先生のコメントが実に秀逸でした。

中野信子

「あ」

と思いました(笑)

これがまさしく気づかないうちに野生になるということかと。

で、じゃぁ、どういう表現でどう伝えれば、”糾弾感”をなくせるかどうかを考えてみました。

人間と熊の違い

そもそも”糾弾”って何?っていう話ですが、

きゅう‐だん〔キウ‐〕【糾弾/×糺弾】

[名](スル)罪や責任を問いただし、非難すること。「汚職収賄を―する」

デジタル大辞泉

はい。

糾弾自体は悪ではないということですね。

が、同時に必ずしも正義でもないということです。
 

山で熊に遭遇した時、

「いや、ちょっと山登りで通っただけだから」
「あなたの縄張りを荒らすつもりはないよ」

と言ったところで、熊からしたら

「縄張りに入ってきたヤツはどんな理由であれ攻撃するし殺っちゃうよ」

っていう話です。

あたりまえの話ですが、熊からの罪状は「縄張りへの侵入」なわけです。

熊からしたら正義ですし、その逆で、熊に殺された人やその遺族からしたら罪状は「殺人」で熊は完全に悪なわけです。
 
糾弾した熊が正しいのか?

糾弾した人間が正しいのか?

なかなか判断には苦しみますよね。
 

ただ、人間は野生を抑えることができます。

「熊がよく出るという情報聞かずに山に入って行ったのがバカだった」

「人間が自然を奪っていっているから野生の生態系が崩れて、、、」

と考えて、フラットにすることができますよね。

糾弾はケースバイケース

ケースバイケースや相手によって、糾弾すべき時とそうではない時があります。

要するに、自分都合で勝手に罪状をつくって自分の正義を無理やり押し付けてはいけないと。

もちろん、法律違反は除いてですが。

というか、糾弾するのは良いけど、相手に言い分があればちゃんと聞き入れて妥協ポイントや譲歩ポイント見つけられのが人間。

それができない時点で、その人は熊になってしまっているので逃げるという選択が一番正しいことですし、逆に自分が熊になりかけている時は冷静に自分を俯瞰しなければならないわけです。

あるいは、「オマエ今、熊になってるぜ」と教えてくれる仲間がいた方が良いですよね。
 

でも”糾弾感”は有用

とはいえ、エッジの効いた発信をする上では、多少の”糾弾感”を出すことは有用ではあります。

多くの人にブログなどの記事を読んでもらうためには

「○○は間違っています」
「実は△△はウソだった!」

くらいのフックが必要だったりしますからね。

じゃぁ、どういう記事を書けば良いのかというと記事のタイトルは”糾弾感”はあっても良いです。

ただ、記事の本文では、しっかり論理的に展開はするもののあえてツッコミどころを残しておくなどがあれば野生的な糾弾感は減るんではないでしょうか。

あるいは、「□□という場合は良いですが」といった、読み手に逃げ道を用意しておくのも重要です。

発信後のやり取りが肝

何はともあれ、やはり需要なのは発信後のコミュニケーションです。

自分の発信に対して論理的に意見を述べてくる人を一旦受け入れて建設的な論争ができるかどうかですね。

「そうですよね、それもありますね」

と言えるかどうかが人間の証ということです。

相手が話の通じない熊人間の場合は、当然こちらとしても逃げることが先決でしょう。
 

僕はいつも、ついつい戦いたいと思ってしまうので、腹を空かせた熊に食われないようにまた考えを改めようと思った次第です。

コンサルタントとして毅然としておかなければならない部分はありますが、それとブランディングはまた別ですからね。

エッジを効かせつつ糾弾感を減らすための発信の方法とその後のコミュニケーション方法として今回の記事が参考になれば幸いです。


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