こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
以前にも少し話したことがありますが、「自信が無い」というのは、「自分」を「信じる」ことができていない状態です。
自分で自分のことを信じられないというのは非常に可哀想な状態です。
で、なぜこうなってしまうのかと言うと、自分との約束を守っていないからだという話も以前にしました。
考えてみてください。
友達に100万円を貸しました。
友達からは「半年後に返すから」と言われたけど、期限が過ぎても返ってこなかったらその友達はもう信用できないですよね。
自分を信じられなくなるパターンも同じです。
自分でビジネスをしようと、稼ごうと思い、本や高い教材を買いました。
あるいは、値段がバカ高い講座やビジネス塾、セミナーに参加しました。
1年後には月収100万円を稼ぐと決めて。
でも、全然稼げません。
自分と「いついつまでに●●万円稼ぐぞ!」と約束したのに全然約束を守れていないから、自分のことが信じられなくなります。
要するに、「自信を失くす」という状態です。
もちろん、その道中にも様々な約束があります。
「毎日必ず~しよう」
「毎日必ず~時に起きよう」
「~までにこれを仕上げよう」
といった小さな自分との約束を守れないのに、大きな約束を守れるわけがなく。
自信を取り戻す方法
今までそうやって自信を失くしてきた人が、じゃぁ、どうやって自信を取り戻せば良いのか?
まぁ、自分との約束を守るしかないんですが、中でも一番簡単な方法をお教えします。
それは、
リターンを明確にしてから投資しまくる
ことです。
例えば、1500円の本買うのであれば、この本の内容をこのビジネスに落とし込んで、最低でも15000円の売上に換えるなど、いつまでにいくらのリターンを得るのかを明確に決めておくということです。
30万円のビジネス塾に通うのであれば、3ヶ月以内には受講料をペイして4ヶ月目からはプラスに換えるといったことです。
ちゃんと自分との約束が守ることができれば、自信を取り戻すことができます。
ポイントは、売上でなくても良いんですが、必ず「計測可能な約束」にするということです。
まぁ、ビジネスである以上は、抽象的な「お客さんの笑顔」とかではなく集客や売上、収入といったものが妥当ですが。
それ以前の自信喪失状態の人は
実は、もっと厄介な自信喪失状態というのが、投資すらする気がない状態です。
これ、どういうことかというと、
「コイツに金を貸しても返ってこねーだろ」
という状態を自分にしているということです。
「自分に投資しても今さらどうにもならない」
と思っているので、お金は、使ったら貯金が減って終わりという低次元な思考しかできなくなっているんです。
「お金=信用を数値化したもの」ということはいつも言っているわけですが、持っているお金の量が信用の大きさではありません。
使っているお金の量こそが信用なわけです。
だって、「オレは年収1000万円だぜ」とか「オレは貯金1億円あるぜ」とか言っても、全然使ってないかったら信用できないですよね。
与沢翼(ネット起業家)とか見るからに胡散臭いのに、実際にフェラーリやロールスロイスに乗ったり、六本木ヒルズに住んでいたから相手が情報弱者とはいえ信用されたわけです。
信用を得るために大量のお金を使ったんです。
まぁ、彼の場合は極端に虚飾しすぎたあまり結果的には破たんしましたが。
クレジット(信用)カードの正しい見方
余談ですが、もっと言ってしまうとクレジット(信用)カードはまさにその方式です。
例えば、AMEXとかであれば審査基準に年収とかあまり関係ないんですよね。
別に年収がそこまで高くなくてもプラチナもセンチュリオン(ブラックカード)も持つことができるんです。
それはなぜかというと、お金を定期的に使い続けているということこそが、「いつも使ってくれているからこの人は大丈夫」というAMEXにとっての信用になるからです。
なので、年収が5000万円だろうが1億円だろうが、クレジットカードを全く使っていない人にはインビテーション(招待)は来ないわけです。
それなりにステータスが高いクレジットカードを持っている人というのはお金を使って信用を得ている人だということです。
口先よりも行動で示せということです。
お金以外で信用を得る場合も同じことですよね。
ブランディングは信用の賜物
自分のビジネスに自信を持っている人やお金を使う人の基本的なマインドセットは
「まぁ、どうせ稼げば良いだけだし」
です。
決して金銭感覚が狂っているのではなく、何があっても稼げるんだと自分を信じているし何があっても稼ぎ続けなければならないと覚悟を決めているということです。
もちろん、僕もその覚悟は常に持っています。
僕の会社は少人数でやっている小さい会社ですが広告費に100~200万円とか普通に使いますし、クライアントに食費などは一切出させません。
投資に対するリターンを約束しているからです。
そして、その約束を守り続けているからケチることなく自信を持ってお金を使えるんです。
まだまだ貯め込んでいる場合ではなく、どんどんお金を使いまくって社会的信用を得ていかなければならないので。
Facebookでのお金持ちブランディングとか、”私は良い人ですよ”アピールとかサクラのお客さんの声を集めている場合ではなくまだまだお金を使わないといけないんです。
信用もないのに、無理して虚飾してハリボテでエセブランディングしようとして消えていく人が後を絶たないわかですがそりゃそうですよ。
ブランディングは信用の副産物なんですから。
自分でビジネスをしていて稼ぐことに自信が持てないという人は、このサイクルを回さないと自信は持てません。
もちろん、無料で何かにチャレンジしてノーリスクでリターンを得ることもできます。
アメブロやFacebookなどはそうでしょう。
が、無料でチャレンジできるということは、アメブロにしてもFacebookにしても誰かがインフラを用意してくれているということです。
どういうことかというと、他人のフンドシだということを前提にしておかないと「自分の実力で稼ぐことができている」と自信を勘違いすることになりかねないんですね。
だって、アメブロが無くなったら、Facebookのアカウントが削除されたら、自力で稼ぐことができなくなるわけですから。
サラリーマンが自由にお金を使えないのは、「使ったら使っただけ稼げば良い」という環境下でビジネスをしていないからです。
「会社に捨てられたらどうしよう」
「いつ稼げなくなるかわからない」
という不安がいつもつきまとうからです。
インセンティブが良い営業職などは別ですが。
自分でビジネスをしているにもかかわらず、サラリーマンマインドで仕事をしていませんか?
しっかりと自分に約束をしてお金を使いまくって自信をつけていきましょう。
最初は小さな投資で小さな約束でも良いので。