こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
からの続きで、後半の記事になります。
無意識に何かをしてしまう2つのパターンですが、あなたはどちらのパターンにあたるでしょうか?
無意識のパターンは2つ
無意識に何かをやってしまうとうことには、2つのパターンがあります。
まず一つは、習慣化されているということです。
良くも悪くも継続することによって、無意識レベルで思考し、行動しているパターンです。
もう一つは、何らかの目的があるということです。
目的を達成するためにしている思考や行動が、”無意識だと思ってるだけ”というパターンです。
アドラー心理学的に説明をすると、「ついカッとなって子供を叱りつける」というのも、実は、目的があってのことだというのです。
たとえば、母親が子供を叱りつけてるときに、電話がかかってくると、そのままのトーンではなく、よそ行き用のトーンに一瞬でチェンジできるのは、ある目的を達成するためだと。
つまり、子供を威圧して調教する目的として、怒りという道具を使っているにすぎないわけです。子供の教育はマインドコントロールの一種ですから。
あなたが無意識にやってしまってることは、習慣によるものでしょうか?
それとも、目的達成のためのものでしょうか?
あるいは、その両方である可能性もありますよね。
僕の場合は両方かも知れません。
僕は昔からすぐに「なぜ?」と考える習慣があり、自分に対してだけではなく、他人に対してもです。
ポジティブな部分もネガティブな部分も含めて、
「自分はなぜ●●なんだろう?」
「この人はなぜ■■なんだろう?」
「あの人はなぜ▲▲なんだろう?」
と考えるクセがついています。
目的という視点で考えると、
「もっと人の役に立つ仕事をしないといけない」
「今の仕事は人の役に立っているのだろうか?」
と、どこかで思っているところがあると思います。
あなたも習慣と目的の2つの角度から、自分の無意識と向き合ってみてはどうでしょうか。
自分がしたいことではなく、”すべきこと”があって、それはすでに見えているのかもしれません。
PS
ちなみに最初に紹介した少年と少女は、マインドコントロールではなく洗脳されています。
あるいは、両方のミックスです。
マインドコントロールは外側に恐怖が存在するのに対し、洗脳は内側に恐怖が存在します。
子供に「悪いことをすると閻魔様に舌を抜かれるよ」と刷り込むのは、マインコントロールの定義になります。
新興宗教によくあるように、
「外の世界にはあなたを苦しめるものがいっぱい」
「だからあなたはずっと教団にいたほうがいい」
と言って、社会を敵視するのと考え方は同じです。
アメブロなどの一門(師弟)型ビジネスや、泣いて抱き合うようなセミナービジネスも同じですね。
一方、暴力や虐待、DVなどで言うことを聞かすのは、内側に恐怖を植え付けるので、洗脳ということになります。