こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
ホームページやブログ、SNSなんかでお客さんの声を載せてる人は多いですよね。
かなり重要ですし、効果ありますからね。
イニシャルとかの実名を一切出さない連中はあまり意味がわかりませんが、、、。
実はこういったお客さんの声やレビューはほとんどが自作自演か業者、内輪などです。
50%はそうだと思ってもらっても結構です。
まぁその話はおいといて、、、
今回の話はむしろイニシャルや仮名でよかったと思うかもしれませんよ。
この”お客さんの声”があなたのビジネスを潰す可能性があるとしたらどうしますか?
お客さんの声や事例を載せる際には、想像以上に細心の注意が必要になります。
今回はその主なリスクを2つ紹介します。
1.事例バカが集まってしまう
少々言葉は過激ですが、事例というのは、「●●が▲▲になった」という一つの結果であってプロセスではありません。
もちろんビジネスなので結果が全てですが事例だけ見て安心して、プロセスなしですぐに何とかなると思ってる人が多いです。
もしくは、事例がないと踏み出せない人。
コンサルティングは、
魔法を使って、一瞬で、●●を▲▲にする
わけではありません。
しかし事例バカの人はそこだけを見て、
「あなたに頼めばすぐに▲▲になるのね!?」
と、結果だけにフォーカスします。
集客コンサルタントに依頼さえすれば明日には、サイフを開いてくれるお客が100人集まると思ってる人もいますから。
基本的には、そういう見込み客を集めないにこしたことはありません。
2.終了後のお客さんを追えない
わかりやすいように、実際にあった事例で紹介します。
事例はシンプルです。
私のクライアントが、会社名、社長名、成功事例、お客さんの声を載せていたんですが、ある見込み客が、事例に載ってる会社を知りたくてインターネット検索で調べたところ、
その会社の実態がなかった
ということです。
正確に言うと何らかの理由で会社を閉じていた、ということなんですが。
この人は、かなり疑り深い人だったんだと思います。
で、ここまでするような人がこんな事実を知ったらどういう行動に出るかは、想像がつきますよね。
2チャンネルで誹謗中傷どころじゃ済みません。
しかも、実はこのような事例はそんなに珍しくて確率の低いことじゃないんです。
なぜなら、
純粋な人も、疑り深い人も同じ行動をするからです。
疑り深い人は「これ本当かな?」と思って調べますし、純粋な人は「どんなビジネスをしてる人なんだろう?」っていう興味で調べるわけです。
個人をビジネスをしているなら、まだ大丈夫ですが、B2Bであれば、お客さんの声の会社名や代表者名をネットで調べてみたときに、全く何にもかすらないということはまずありえません。
お客さんの声を載せるなら、ロイヤルカスタマーなどの、定期的に付き合いがある人や、購入後をしっかり追える、管理できる人にするべきです。
「これいつのお客さんかな?」「この人元気かな?」というレベルのお客さんの声を放置しているとしたらかなり危険な状態です。
本来「お客さんの声」は信用・信頼を得るための重要で効果の高いマーケティング手法です。
しかし、しっかり既存顧客の管理をしなければ、
一瞬にしてあなたのビジネスを終了させてしまう
という破壊力を持っているということもしっかり理解しておかなければいけません。
PS
ステマ代行業者はまだまだいますし、名前、動画まで載せてるのに存在してないなんて普通です。
あなたが、お客さんの声を参考にする側としても、慎重に見極めてください。