こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
このコンテンツのテーマである、コンサルティングと付加価値についてです。
そもそも付加価値とは何でしょうか?
実は、コンサルティングビジネスで提供するものは、ほぼ付加価値です。
コンサルタントだけではなく、
カウンセラー、アドバイザー、トレーナー、プランナー、コーチ、整体師、美容師などなど、、、
商品を売るのではなく、ノウハウや技術を提供してお客さんの問題や悩みを解決するという仕事をしている人は皆付加価値を提供しています。
あなたが売っているモノが目に見える商品であれば、付加価値とは目に見えないモノと考えてください。
伝える方法は言語化するほかありません。
多くのビジネスや商品・サービスは、お客さんが
購入して使う
というゾーンにだけ存在しています。
商品やサービス自体が、世界で唯一無二のもので、あなただけにしか提供できないものであれば、それ自体が大きな価値であり、ブランドです。
その場合は、その他の付加価値は必要ありません。
しかしあなたを含め、ほとんどの商品やサービスはそうではないはずです。
ブランドもなければ、独自のウリなんていうものもそんなに簡単には見つけられません。
では、付加価値はどうやって見つければいいのか?
こう考えてください。
お客さんの購入プロセスが全部で「10ステップ」で、購入して使うゾーンが、「ステップ5」とするのなら、ステップ「1~4、6~10」が付加価値になります。
表面的なことはいずれマネされて、衰退していき価格競争に巻き込まれていきます。
であれば、ステップ「1~4、6~10」のゾーンでどれだけ質の高い価値を提供できるかということが最大の差別化であり、USPです。
なぜならこのゾーンは、競合にはまず見えないからです。
つまり簡単にはマネできません。
ブランディングというの付加価値の副産物です。
お客さんにとって、必ず価値があるもので、かつ競合が真似できないモノを提供することで真のブランディングができあがるのですから。
もし仮に「1~4、6~10」のゾーンにおいてすべての付加価値を提供できたとしたら、今度は「1」を「1~10」に細分化して、付加価値を考えてみてください。
そうすることであなたは、付加価値でもUSPでもいくらでも見つけることができます。
目に見えるお客さんの問題や悩みだけではなく、もっと前の、もっと後のお客さんの潜在意識にフォーカスしてみてください。
そしてあなたも、心地よいコンフォートゾーンを今すぐ抜け出して、さらに成長してください!
PS
なぜアイキャッチ画像がダイソンの掃除機なのか?
お客さんへの付加価値を
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」
という強烈なUSPを打ち出して、なおかつ超高額で販売している、わかりやすいビジネスモデルだからです。