こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
インプットの仕方に関してはいろいろありますが、僕は基本的にはこのスタイルです。
・いろんな場所でいろんな人物や情報に触れ
・それらを同じ次元や定義で徹底的に比較し
・取捨選択のスキルを高いレベルで身につけ
・信用できる人から情報のシャワーを徹底的に浴びる
もちろん、情報の取捨選択をやめるというわけではなく、インプットしようとする情報は細かく精査します。
食べ物と同じですね。
見た目もよくて味も美味しそうでも、健康を害するとわかったものは食べませんし、見た目はよくなくて苦くて不味くても、心と体を健やかにするものであれば食べますよね。
何でこんなことを言うかというと、上記のツイートを見かけたからなんです。
情報量が多くなりすぎて、その情報に振り回されている人が多い。
現代人は判断力が弱くなっている。
選択肢が多すぎて、判断できなくなる。
迷ってしまう。
だから余計なことは調べないこと。#真理 #エクスマ— 藤村正宏 (@exmascott) 2016年7月11日
最近、僕の周りにもエクスマ信者はけっこう多くて、毎日のようにタイムラインに流れてきます。
すごい勢いと知名度になってきましたよね。
しかし、だからこそ「余計なことは調べないこと」というのは、影響力がある人間が発する言葉としてはかなり危険な発言なんですね。
なぜなら、これを鵜呑みにした人は思考停止するしかなくなるからです。
別にエクスマの教義や思想がダメだとかは一切言いたいわけではなく。
コミュニティは必ず宗教化していくものなので。
SNS依存はしない方が良いとは思いますが、エクスマが提唱する「体験を売る」ということは、欧米では大昔から言われているマーケティングの基本中の基本ですし。
例えば、ドリルが欲しい人はマシーンが欲しいわけではなく、穴(を開けた後の世界)が欲しいわけですし、フランクミュラーの時計が欲しい人は、時間を見る道具が欲しいわけではなく、見栄を張ったりや承認欲求を満たしたいだけです。
まぁ、マーケティングの話は置いといて、今までいろんな情報を取捨選択してきた人で、人生経験を積んできた人であれば、
「今これをすべきで、次にこれをすべき」
「今のところはこれは必要ない」
「これは調べてもラチがあかないこと」
などをハイレベルで判断することができますが、そうではない人が調べることをやめるということは単なる視野狭窄でしかありません。
選択肢が多いから迷うのではなく、選択するための情報がないから迷うということです。
あるいはスキルがないから判断できないわけです。
それは明らかに情報不足であり、すなわち、経験不足だということに他なりません。
あなたは情報をシャットダウンするステージですか?
それとも情報のシャワーを浴びるステージですか?