こんにちは、服部です、
高畑裕太容疑者の話題で頻繁に使われている「セカンドレイプ」という胸くそ悪い言葉。
この記事の中でもアホが連呼していますよね。
今回の記事は、高畑裕太ネタでアクセスを集めることが目的ではないのでこの胸くそ悪い言葉はこの記事では二度と使いません。
そうですね、、、
これ以降、この胸くそ悪い言葉の代替えとして「このコトバ」と呼びます。
記事の内容は別に良いですよ。
(まぁ、いろいろ情報収集してみると勝部元気という人の異常性は垣間見えるので記事内容自体も薄っぺらく感じますが。)
ですが、被害者のことを本当に考えているなら「このコトバ」を連呼するなよという話。
テメーが被害者の心をえぐる言葉を使って被害者の精神状態を不安定にさせてるんやろと。
言葉の力というのはやはり恐ろしくて、選んで使うその言葉によって、そして、それを何度も反復することによって被害者は多大なダメージを受けてしまいます。
今回でいうと、「このコトバ」というのは直訳すると「2度目の強姦」になるわけですが、もう意味がおかしくなってますよね?
他の人がどうかはわかりませんが、僕は最初「このコトバ」の意味がわからず
「何でまた同じ人が犯されるのか?」
と疑問を持ち、「そんなわけねーよな」と思い、「このコトバ」の意味を調べました。
対訳は性的二次被害。
でも、意味は精神的なダメージや心理的社会的ダメージとなっているわけです。
それで良いじゃないですか?
「精神的ダメージ」で良くないですか?
何で「もう1回犯される」と訳される胸くそ悪い「このコトバ」を使うんですか?
被害者のことを考えたら、「このコトバ」を連呼する方が精神的ダメージを増やすと思うんですよね。
心をえぐると思うんですよ。
めちゃくちゃキツいと思うんですよ。
「彼女はメディアに犯されてる」
「彼女はマスコミに犯されてる」
「彼女は警察に犯されている」
「彼女は何度も何度も犯されている」
って言っているわけじゃないですか。
いやいやいや、全く犯されてないから。
もし、僕が被害者の近しい人だったら
「今も犯されてるように感じてしまうから二度とそのコトバを使わないでくれ」
と言います。
メディアでアホコメンテーターとかが
「日本はアメリカにレイプされている!」
とか言ったりしていますが、あれも全く同じことが言えますよね。
最悪な発言でしかありません。
完全に使い方間違ってるじゃないですか。
言葉のあやでは済まないし過激な発言でも済まないでしょう。
大人になるにつれて一つの言葉に対して想像もしなくなるし、疑問も持たなくなるし定義することもなくなります。
例えば、「成功」という言葉一つとっても小学生に聞けばいろんな答えが返ってきますが、大人に「成功」と言えば?と聞いても「お金」くらいしか返ってこないでしょう。
マインドコントロールされているので。
自分の中の「成功」の定義がないんですよ。
なので、周りが決めた「成功」の定義に執着し、一喜一憂したり卑下したりするわけです。
あなたが使ってるその言葉、みんなが使ってるからとか、便利だからとか、流行ってるからだとか、通称だからとかで使ってませんか?
あるいは、勝手に縁がない言葉だと決めつけてシャットアウトしてませんか?
言葉の選び方一つで、自分も他人も傷つけることにもなりますし、逆に救うことにもなります。
一つの言葉に対して考えたり、想像したり疑問を持ったり、自分なりに定義してみたり受け取る相手のことを考えてみたりということを大人だからこそやっていきましょうよ。