ライフスタイル

イヤなことを避けつつ、最高を味わうための人生戦略

こんにちは、服部(@marketing_factdeal)です。

人生って、どうしても避けられない「イヤなこと」があります。

誰だって、イヤなことを避けたいですし、できればずっと楽しいことばかりしていたいわけですが、そんなファンタジーな世界なんて存在しません。

実際には、避けられない困難やイヤなことに直面することになります。

ただ、その「イヤなこと」をいかにして最小限に抑え、最高の瞬間を最大限に味わうか、これこそが人生のキモなんですよね。

どういうことかと言うと、「一番イヤなことを避けつつ、最高を味わうために、日々多少のイヤなことを経験していく」ってのが、結局のところ人生の最適解だということです。
 

何かに挑戦し続けると、多少の困難はつきものですし、それを完全に避けることはできません。

だからこそ、これをどう捉えて乗り越えるか、あるいは乗り越える過程をどう楽しむかが大事だということです。
 

ここで重要なのは、「ガムシャラにやる」ことが決して正解じゃないということです。

ただ耐えて、苦しみ抜いて成功を掴む、そういった古い価値観を持つ人は多いわけですが、実際のところはそうではないんですね。

むしろ、いかに効率的に、そして楽しみながら物事を進められるか、それこそが最重要だと。

イヤなことを楽しむ技術

この「イヤなことを避けつつ最高を味わうための戦略」には、どうしても「ちょっとイヤなこと」がついて回るわけなんですが、その「ちょっとイヤなこと」をどう捉え、どう楽しむかがカギになります。

これこそが「努力」の本質でもあるんですが、多くの人は、「努力」という言葉を聞くと、ただ我慢して苦しんでがんばることを想像するかもしれません。

が、努力というのは、イヤな経験をどうやって少しでも楽しく変えるか、そこにクリエイティブな工夫が必要なんですね。
 

例えば、仕事でつまらない作業があるとします。

普通の人なら、その作業を嫌々こなすと思うんですが、そうではなく「どうしたら効率よくこの作業を終わらせられるか?」とか「このつまらない作業を、ゲームのように楽しめないか?」と考ることが重要で、これが「努力」なんですね。
 

この思考法を身につけると、どんなにイヤなことでも少しだけ楽に感じられるようになります。

ビジネスに向いている人というのは、この感覚を持ってるんですよね。

イヤなことをただ苦行だと感じるのでなく、ゲーム感覚でクリアしていく、要するに、イヤな作業も、どうにかして楽しく感じられるかが分かる人は、結果的に成功しやすいということです。

逆に、イヤなことを「成長のための必要な負荷」と捉えられず、全てストレスに感じてしまう人は、ビジネスの世界で成功するのはなかなか厳しいわけです。

ガムシャラはダメ、努力は工夫

何度も言いますが、「努力」というのは、ガムシャラに盲目的に苦行をこなすことじゃないってことです。

多くの人がこの勘違いをしているんですが、努力とは単に耐えることではなく、むしろ「どうやったら少しでも楽しくできるか?」って考えて工夫することです。
 

たとえば、ダイエットや筋トレなんかもそうじゃないですか。

そこでただ我慢してプロセスを耐え抜くのは非効率ですし、もしそのプロセスが間違っていたら、身体を痛めたり、健康を損なってしまったりするわけです。

そうならないように、その状況をどうすれば解決できるか、改善できるか、新しいアイデアを出して試行錯誤し、「正しいストレス(負荷)」に変える方がずっと意味があるわけです。

その試行錯誤を楽しめるかどうかが、ダイエットやボディメイクを成功させるためのマインドになると。
 

実際、僕も日々の仕事でこれを意識しています。

ムダに苦しむ必要はないですし、ただ耐え続けるだけじゃ成長や成功につながらないと分かっているからこそ、毎日のタスクに対して「どうやったらもっと効率よく、楽しくこなせるか?」を考え続けているわけです。

それができる人こそ、ビジネスに限らず、どんな分野でも良い結果を残せたりするんですよね。

成長を加速するためのマインドセット

成長を早めるためには、まずは「自己流を捨てること」が大事です。

特に初心者は、自分で何かをやろうとせずに、上手くいっている人のやり方を徹底的に真似るべきで(コンサルやスクールを受けろということではなく)。

真似て実際にやってみることで、自分では気づかなかった成功の法則を体験できますし、その成功体験を積み重ねたあとに、自分流のアレンジを加えるのがベストなんですね。
 

また、成功したときこそ反省することも大事ですよね。

多くの人は、上手くいったときは喜んで何もせず、失敗したときにだけ振り返るわけですが、それだと成長は遅いんです。

むしろ、上手くいったときにこそ「なぜ成功したのか」を分析して次のアクションを起こすことで、良い部分をさらに伸ばせるわけなので、成果も加速して大きくなる可能性が高くなりますからね、

僕自身も、上手くいったときも必ずその原因を振り返り、次の成功へつなげるためのヒントを探していますし、客観視するために、コミュニティにメンバーと結果を共有したりすることも日々行なっています。

子育てにおける基盤作り

この考え方は、ビジネスだけではなくて、実は子育てにも通じます。

僕は、子どもが良い人生を歩むために、この「工夫して楽しむ」「努力=苦行ではない」基盤を築くことがめちゃくちゃ大事だと感じているんですね。

ただ「我慢しなさい」と教えるだけでは、子どもは将来の困難に対処できなくなってしまうので、子どもにも「イヤなことをどう楽しむか」を教えています。
 

例えば、勉強が嫌いな子どもに対して、「ただやりなさい」じゃなくて、「どうしたら少しでも楽しめるか?」という視点を教えることが大切ですよね。

ゲーム感覚で問題を解いたり、好きなキャラクターと一緒に学ぶ方法を取り入れたり、友だちと一緒にチャレンジしたり、イヤなことも楽しみに変える工夫が必要です。

これが子どもにとっても、将来の困難を乗り越えるための武器になりますし、子どもに対して「努力の意味」を教える際には、この「工夫して楽しむ」視点が重要です。

努力というのは、単に苦しみながら耐えることではなく、イヤだからといって逃げるわけでもなく。自分の頭で考えて工夫しながら楽しむということなんだと。
 

実際、うちの息子は空手をやっているんですが、道場での組手や試合が苦手なんですよね。

家での練習ではガンガンに技を決められるのに、組手や試合になると上手くいかないので、最初は「もっと練習しろ」って言いがちだったんですが、それじゃ意味がないと思いやめました。

むしろ、「どうしたら組手や試合を楽しめるか?」を考えるように教えていっています。

すると、少しずつ組手や試合をゲームのように楽しむようになって、今ではのびのびと技を繰り出せるようになってきました。

この経験から学んだのは、スパルタで追い込むことではなく(それも時に必要)、子どもにも「楽しむ技術」を教えることの重要性ですね。

イヤなことに直面した際、そのまま我慢させるのではなく、しかも逃げるという選択を取らず、どうやって楽しみながら乗り越えられるかを考えること、それが子どもが将来の困難にも対応できる能力につながります。


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