ホリエモン

マーケティング

ホリエモン餃子事件から学ぶ「暴走化する信者」を集めないために注意すること

どうも、服部です(ハットリって誰?)。

今回はオピニオンというか、ややコラム的な内容になりますが、TwitterなどのSNSをやっている人にとってはけっこう重要な話だと思うので、ぜひ読んでいただければと思います。

先日からSNSを賑わしているこの話題。

いろんな意見がありますが、お客さんにお店を選ぶ権利があるように、販売者もお客さんを選ぶ権利があります。

なので、この店主がやったことは間違っていないんじゃないかな思います。
 

言ってしまえば、取り引きが成立しなかっただけの話なのに、後からSNSで晒してグチグチ言う方がどうかしていますし、それを影響力のある人間がやってしまうのは握手かなと。

ホリエモンを崇拝する人の民度の低さやモラルの低さが露呈しただけですよね。

もちろん、全ての人がそうとは言いませんが、少なくとも休業に追い込むようなアプローチをした人はそう捉えられても仕方がありません。

で、大事なのはここから僕ら情報発信者が学べることは何か、ということ。

フォロワーは価値観を共有できない

Twitterで誰かをフォローするということは、少なからずその人に興味があったり、何かしらの影響を受けたいということです。

つまり、自分のもとに集まってくるフォロワーというのは、自分と似た価値観を持っていて、行動パターンも同じような人だということなんですね。
 

例えば「気に入らないことがあれば声をあげて戦えば良い」というスタンスで発信をしている人のもとには、同じような人が集まるわけですが、ほとんどの人が都合の良いように解釈します。

気に入らないツイートを見かけたら批判すれば良いとか、叩けば良いといったように、誰かを救いたい、役に立ちたいといった大義や信念もなく「戦う」という小手先だけをマネをする、よく見る「正義の味方気取りの厄介な人たち」ですね。
 

最近のホリエモンはよく知りませんが、ツイートを見ていた頃は「世の中を良くするために常識を覆す」といった信念が見えるような発信を今まで何度もしていました。

内容はよく覚えていませんが「そうだよな、そうなると良いよな」とうなづけるものはけっこうありましたからね。

ただ、ホリエモンのフォロワーや信者が同じようにその価値観を理解して共有できるかというと、それは不可能です。

ホリエモンが、自分の崇拝者が営業停止に追い込む勢いで嫌がらせをすることを想定していてのSNS晒しなのであれば、もう救いようがない人だと思いますが、そうではないとしたら、これは勘違いした信者の暴走です。

ホリエモンの価値観を自分の都合の良いように解釈した人たちの。
 

僕は普段から、価値観を共有できる人とつながろうという話はしているんですが、違う人間同士なので、100%共有しあえるなんてことはあり得ません。

ましてや、名声や莫大なお金を手にした人が、偏ったことを抽象度を上げて発信している価値観を共有できるわけがないどころか、どんどんかけ離れていきます。

小学生が大人の価値観を理解しようとするようなもんです。
 

なので、他人とは価値観は共有できない、というのは大前提として頭に入れておくべきですね。

たとえ人生のステージがかけ離れていなかったとしても、誰かが何十年もかけて積み重ねてきた価値観を、数日、数ヶ月そこらで共有できるわけがないじゃないですか。

できるだけ価値観を近づけるには

Twitterでバズらせたり炎上させたりするテクニックの一つとして「ツッコミどころ」を作るという方法があります。

あえて言葉足らずにして賛否が起こるようにしてみたり、受け手がさも自分が被害者であるかのように感じさせるような偏ったことを言ったり、一見非常識な逆張りをしてみたり。

ただ、そういった発信ばかりをしていると、真の意図を理解できる人なんてほぼいないので、発信者と受信者の価値観はどんどん乖離していきます。

結果として、正義を勘違いした人が増殖していくんですね。

フォロワーは増えるんですが、本当の価値観をシェアできる人はほぼいなくなるという、かなり虚しい状況に陥ってしまうということです。
 

なので、フォロワーを増やすという点においては、パンチの効いた価値観や切り口で発信するというのは有効ですが、それを勘違いして受け取った人が暴走化するのを防ぐには「過不足なく伝える」ことが重要になります。

ツイートだけでは伝わらないなと思ったらブログを書いたり、さらに感情も乗せようと思ったらYouTubeで喋しゃべったりするのも良いです。

といったように、自分とフォロワーの価値観をできるだけ近づけようと思ったら、突飛な発信はできるだけ避け、ツイートが一人歩きしているなと感じたらブログなどでしっかりフォローしましょう。

真の味方は価値観の違う人

自分が発信したことに対して、フォロワーが「そうだそうだ!」「いーぞいーぞ!」と反応してくれると、味方がいて心強いような気持ちになりますし、代弁者としてエラくなったような気になります。

が、今回の件からもわかるように、一見、応援者に見える人は実は揉め事を大きくする元凶になったわけですね。

今回でも「そういうのやめとこうぜ」「やりすぎでしょ」と言う人が身内にいたら、誰も不幸にならずに終わったわけじゃないですか。

先ほども言った通り、ただ取り引きが成立しなかっただけの話なので。
 

なので、真の味方、大切にすべきフォロワーというのは、いつでもどんなときでも無条件で応援してくれる人ではなく、自分だけの絶対的価値観を持った上で「それ良いね」と違う価値観もシェアしあえる人だということです。

おかしいことはおかしい、ヤバいことはヤバいと言ってくれる人、決してイエスマンではないということですね。
 

で、こういったフォロワーさんを集める方法としては「自分は違う価値観も受け入れられます」ということを常日頃から示すことです。

例えば「ブログはオワコンだ!」と言っている人がいたら「僕は〜という理由からそうは思いませんが、確かにそういう流れに向うことは一理ありますよね。そうならないためにYouTubeもがんばらないとダメだと思うんですが、〇〇さんはどう思いますか?」といった感じですね。

確固たる自分の価値観や意見を持った上で、相手の価値観や意見も受け入れ、そこからさらに主導権を委ねるといった絡み方をすると。

そうすると、それを見ている人には柔軟に映るので、共感だけではなく意見をしてもらいやすくなりますし、そうすることによってハダカの王様にならずにすむわけです。

 

影響力を持てば持つほど、自分の周りにいる人の属性を入れ替えることは難しくなっていきます。

なぜなら「この人の価値観はこうであろう」と定着していくからです。

それが自分の意図しない価値観であったとしても、ときすでに遅しで、自分の知らないところにどんどん拡がっていき、自分の知らないところで誰かを不幸にしていくんです。

もちろん、幸せにすることもあるでしょうけどね。



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