動画編集者

マーケティング

使い捨てムービーマン(動画編集者)で終わらないために

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

Twitterを開いたら、たまたまこんなツイートを見かけたんですが、非常に興味深かったので今回はこの件の解決策について話そうかなと。

 
興味があったので少し絡ませていただきました。

 
その中でもフレブル社長がおっしゃっていたこのツイートがポイントでして。

動画編集者に末端の作業の依頼を目的とした案件がありふれ、しかもそれにそこそこ応募が来ちゃってるっていうのが感覚があります

 
なぜこんな状況に陥っているのかいうと、掘り下げるとい細かい要因はいろいろあると思うんですが、本質的な答えはわりとシンプルでして、

簡単に稼げると思っている動画編集者
動画編集なんて誰でも良いと思っているクライアント

によるミスマッチが起こっているからということに尽きます。

自ら市場価値を下げる発信をしている

動画編集は(まだまだ)稼げると言っている人や案件は溢れていると言っている人はたくさんいて、そういった人の元には「動画編集って誰でも簡単に稼げそう」と思っている人だけが多く集まってきます。

たとえ「稼げること」が事実だったとしても、そういった発信が参入者の民度やリテラシーを下げていたり、あるいはそもそもモラルの無い人間を集めたりしてしまうわけです。
 

実際、Twitterでもいろんな動画編集者を見かけますが、稼ぐ以外の目的やコンセプトを打ち出している人は、正直言って数えるくらいしかいません。

 
一昔前の「ブログは稼げる」とか言われていたブロガーブームのようなもので「稼げる=エライ」みたいな空気になってしまっているんですね。

なので、Twitterで流れてくる動画編集者のネタと言えば

・案件を取る方法
・稼ぐ方法
・単価を上げるには

といった自己中な視点の発信ばかりで、本来重要である動画編集のスキルや知識といった動画編集者をクリエイターとして底上げするような発信や、クライアントに愛されるための想いやコンセプトなどはほとんど見かけません。

というか、そういった人は少ししかいないので、爆発的な影響力を持っていなくても異彩を放っています。

僕が今回絡ませていただいたフレブル社長もその数少ない一人であり、本来クリエイターの発信というのはそうあるべきなんですよね。
 

まぁ、これはどんなビジネスでも当たり前のことで、そもそも

クリエイターとして必要な経験や知識、スキル
ビジネスパーソンとしてのマインドやモラル
クライアントと良い関係を築き継続するためのマーケティングやブランディング

これらが土台としてあってこそ「稼ぐ」「案件を取る」ということにつながっていくわけなのに、そこを重点的に発信している人が少なすぎるんですよ。

そりゃ安く買い叩かれていくし、動画編集者の中でもそれができている人とできていない人とでは格差は開いていく一方で。

クライアントのニーズへのアンサーやコミット方法ではなく「こうすれば稼げるぞ」とか「こうやったら案件を取れるぞ」とかばかり言っていたら、自分の業界のステータスを自ら下げていくようなもんです。

クライアントのことをどれだけ理解しているか

もちろん、これはクライアント側にも原因があります。

動画編集者をただの作業駒と思って外注していれば、民度もリテラシーもスキルも低い「安かろう悪かろうの」の動画編集者しか集まってこないわけでして、良い動画編集者とつながりたければ、クライアント側にも想いや明確なコンセプトが必要なんですね。

こういう方法でこういう人の役に立ちたい
こういう目的でYouTubeを運営したい
こういう動画編集者さんを求めている

など、動画マーケティングをする目的やそのコンセプト、そしてそのためにどんなスキルや人柄を持った動画編集者を求めているのかを明確に伝える義務があるということです。

そういったことが明確でなければ動画編集者は使い捨てになりますし、いつまでたってもクライアントと動画編集者とはコンセンサスが取れないので、動画のクオリティーは一向に向上しないという状況に陥るわけです。

そうなると、当然、動画編集者としてのステータスも向上しないので、お互いに不幸になるんですね。
 
 
もっと言うと、動画編集者の仕事を理解していないクライアントは、金銭的にも納期的にも(悪気なく)理不尽な要求をし続けます。

僕はオンラインサロンの中で、お世話になっている動画編集者さんに動画編集講座をやってもらっているんですが、これはサロンメンバーに動画編集のスキルを身に付けてもらうという目的があります。

が、裏テーマとして、動画編集者の仕事内容やタスク、労力を理解してもらって、動画編集を依頼する際に良い取引をしてほしいという願いがあるんですね。

そのくらい、クライアント側が動画編集者の理解をするということは、双方のためにも非常に重要だと思っています。

動画編集者だけではない話

以上のことから、動画編集者には

① 動画編集者としてのスキルとコンセプト
② クライアントのスクリーニング

という、主に2つの視点での情報発信が必須になりますし、そうすることで「低単価でもクライアントと一緒に試行錯誤して成果を出して、同一クライアントの単価を上げていく」ということが可能になりますし、そういった出会いの必然性を高めることが可能になります。
 

まぁ、お気づきの人も多いかもしれませんが、これは何も動画編集者に限った話ではなく、多くのコンサルタントやクリエイターにとって持っておいた方が良い大事な視点ですし、大好きなクライアントと継続的にビジネスをするためのマーケティングの基礎として理解しておいた方が良いと思います。

こちらの記事にも通じますね。

 
売り手市場だからといってスキルアップを怠っているとすぐに退場させられてしまうので、長期的にビジネスをしていきたいのであれば、一度立ち止まってコンセプトメイクや情報発信に時間を割いてみてはどうでしょうか。

追記:動画編集者さんの感想ツイート




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