こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
SNSが一気に普及したことによってウソをつくこと、人を欺くこと、人を騙すことが超簡単になったわけですが、同時にウソを見破りやすくなったとも言えます。
クローズドで発信している場合はなかなか暴かれにくいんですが、大体の人が欲を抑えることができなくなっていき、オープンでも平気でウソをつくようになるんですよね。
で、やはり表に出れば違和感には気付かれて暴かれるんですよ。
しかも、不思議なものでウソというのは一番バレてほしくないタイミング(例えば、業績が右肩上がりのときなど)でバレてしまうもので。
とはいえ、オープンでも大きなウソがバレないことは少なくありません。
大衆は小さな嘘より大きな嘘に騙されやすい。なぜなら、彼らは小さな嘘はじぶんでもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ。
というヒトラーの言葉がありますが、大胆なウソ、しかも複数人で組織的につかれるウソというのはなかなか見抜けなかったりするんですよね。
実際、政府やメディア、企業というのは、えげつないウソをたくさんついていると思いますが、僕らはそれをウソだと見抜くことは難しいじゃないですか。
Twitterで炎上している案件とかでも、うっかり炎上してしまったものなのか、戦略的に作られたものなのかは、本気で裏を取っていかない限りわかりませんし。
ということなので、ウソをつくときは、ありえないくらい大胆に、しかも組織ぐるみでつくとバレにくくなりますが、それを実行するには度胸と覚悟がいりますし、内部告発をする可能性のある人物は排除しておく必要があります。
あなたはそれでも、自分の利益のためにウソをつきたいですか。
それでもウソをつきたいというのであれば、違うパターンが他にもあるということを知っておいてください。
それ以外の人は、誰かのウソに振りまさ割れたり人生を壊されたりしないように、ウソをウソだと見抜ける人になるように学んでおいていただければ。
そもそもウソは悪なのか?
一般的に「ウソ」は悪いことと捉えられがちです。
浮気を隠すために必要なスキルだったり、詐欺で人を貶めるために必要なスキルだったり、まぁそういったイメージがあると思いますので。
が、誰かを喜ばすためだったり、重要な勝負の場面で勝つためだったり、ポジティブな場面においてもウソのスキルが必要な場面は多々ありますよね。
誰かにサプライズをする時などはまさにそうで、必死にウソをつき通さないと全てが大なしになってしまうわけじゃないですか。
ビジネスにおける交渉においても、ハッタリをかますことも必要になったりします(ハッタリをハッタリで終わらせないための努力は必要ですが)。
個人でビジネスをしているのであれば、なおさらそういった場面には出くわしますよね。
例えば、僕も交渉の際によくあることですが、お客さんから出された要望に対して自分のリソースが足りていない場合でも、それを補えるパートナーが思い浮かんだら、すかさず「全く問題ありません」と言い切ります。
どうしてもスケジュールが合わない場合は、後日、調整を投げかければ良いだけですし、想定以上のスキルを求められた場合は断りを入れるか代わりを探せば良いだけなので。
自分がやりたいと思える仕事でしかも問題解決が可能な仕事なのに、わざわざ機会損失をさせるのは愚策ですよね。
というように、人間が生きていく上では、さらに言えば、ビジネスや人生の質を高めていく上では巧妙なウソを簡単に見抜く方法と、人を傷つけたり迷惑をかけたりしない良いウソをつく方法を知っておくべきなのです。
もちろん、“悪用厳禁”であることは言うまでもないので、そこは理解した上で読み進めていただければ。
ウソをつくのが向いている人
冒頭で話したようなパターン以外で、どういう人がウソをつくのに向いているかというと、結論から言ってしまうと「長期記憶能力が優れている人」です。
なぜなら、ウソがバレる大抵の理由というのは、ウソをついたことやそのときの詳しい内容を、一定以上の時間が経過することによって忘れてしまうことだからです。
例えば、よくあるのが、
上記の例は、全くウソをついていないわけです。
が、過去の記憶が曖昧なのは、記憶違いの相手が浮気相手じゃなくて元カノだったとしても、これはなかなか気まずいですよね。
ですが、いつ、どこで、誰と、何をしたという記憶を、長期的に鮮明に持っておける人であれば、こういったとても悲しい事態は起こらないわけです。
この「長期記憶能力」が苦手な場合は、瞬間的にウソをつくのが上手かったとしても、後々にウソがバレる可能性は非常に高くなるので、ノリや勢いでくだらないウソをつくのはやめておいたほうが良いですね。
逆に、相手のウソを暴きたい場合は、その場ですぐに何とか暴いてやろうとは考えず、疑わしいと思われる案件に関して相手にできるだけ多くのことをしゃべらせておきます。
で、そのときは納得したフリをして、後日、不意に「そういえば、あれってどうだったっけ?」とツッコミを入れば、以前とは食い違った内容を話し出し、ほぼ100%ボロが出てくるので、その際にボイレコでも取っておけばもう完璧ですね。
なので、もう一度言いますが、自分で長期記憶能力が乏しいと思う人は、ウソはつかない方が身のためです。
ちなみに、僕も長期記憶はできない方なので、ウソをつくのは向いていない人種で、妻が不意に話す内容に対して「あれ?そうだったっけ?」と返答することが多く、よくスネねられます。
まぁ、嫁は短期記憶が弱いので、お互い補い合えているんですが。
ウソがバレない方法:ブラック編
一応、今回の話はこれで終わりなんですが、いけるところまでブラックなところに踏み込むのでここから先は自己責任で。
当然、長期記憶を試されることがない場合、つまり二度と合わないような相手であれば、人たらしの“黒い”スキルがあれば、短期記憶能力系の人でもウソは普通に通用します。
で、巧みにウソをつく方法もウソを見破る方法も、そういった本はいくらでも出ているので、そちらで確認していただければと思います。
ということで、長期記憶能力が乏しい人は、絶対にウソをつかない方が良いのかというと実はそういうわけではなく、1つだけバレない方法があります。
それは、証明しようがないウソをつくことです。
例えば、
1週間後、、、
とまぁ、ここから昼ドラみたいな展開になり、1人の人間の人生がムチャクチャになります。
もちろんフィクションですよ。
さすがにビジネス系で例を出すと悪用難易度が低くなってしまう上に洗脳の範疇になってしまいそうなのでやめときました。
こういった「ウソ」を巧みに操る人がどんな人で、被害者はどうなっていくのか詳しく知りたい人はウシジマくんの26〜28巻を読んでください、
ちなみに、この話は『北九州監禁殺人事件』を元にした、ほぼ実話の内容になっています。
というか、実際の事件の方がエグいんですよ。
強烈な内容ですが、そういうのが平気な人は読んでみてください。
ちなみに、僕も読みましたが、この本を手元に置いておくこと自体が胸糞悪かったので読み終わってすぐに捨てましたし、それくらいこれはヤバい凄惨な事件だったんですよね。
ビジネスをする上ではかなり学びにはなりましたが。
最近ではNetflixで園子温脚本・監督で映画をやるみたいで、これはなかなかヤバそうですね。
ということで、、証明しようがないウソ、あるいは真実を知るためには甚大な労力や時間、お金を必要とする大きなウソや組織ぐるみのウソはまかり通ってしまうんですね。
人はそうやって洗脳されていくわけです。
もっと身近で言うと、例えば「毎日コーラを飲んでいたら早死にする」と言っている人がいるとして、でも、日本のメディアではそんな話は出ていなくてネットで調べてもわからなかったとします。
で、それを唱えている人が「○○という論文ですでに証明されている」と言われたものが英語だったとしたら、英語も勉強しなければならないわけですし、その出どころが正しかどうかも調べなければ真実にたどり着けないわけです。
むしろ、それが真実であるという保証もないのでほとんどの人は調べようともしないので、ほとんどのウソはさも真実であるかのように浸透しているのです。
テレビCMなんかもそうじゃないですか。
外から帰ってきた時に手についている雑菌だとか、家の中に潜む雑菌や害虫だとかが“イメージ図”として可視化されていますけど「そもそもこれ本当?」と疑ったことありますか?
恐怖を煽られるまま商品を購入していませんかね。
あるいは、コロナの陰謀論や反ワクチン派が提唱しているアヤシイ話なんかもそうですよね。
笑顔にするためにウソをつく
あなたがウソをどう活用するかはあなた自身のモラルにかかっているわけですが、これを理解していることによって自分や大事な人を守るためのスキルにもなります。
ウソ、洗脳、マインドコントロールというのは、包丁と同じようなもので、人を喜ばす料理をつくるためにも使えますし、人を傷つけるためにも使えるのです。
まぁ、洗脳に関しては暴力や恐怖によって人を支配して煽る手法なので、僕の中では凶器という認識ですが。
いずれにせよ、ウソに丸め込まれないためには、相手の上をいくスキルとまでは言わないまでも、そのメカニズムは知っておくべきなのです。
とはいえ、人を疑いすぎて人間不信にならないよう学習はほどほどにというか、僕らが大事な人を守ために学ぶべき第一歩はやはりマーケティングです。
この記事でも書いてあるように、マーケティングはビジネスだけではなく、人間関係や子育てにも汎用できるので、人生そのものを良いものにしてくれるので、
マーケティングはもちろん、その元となるウソやマインドコントロールも、自分の身を守るためというだけではなく、相手の最高の笑顔を引き出すための手段として活用するようにしましょう。
ただし、瞬間的な笑顔ではダメです。
その場しのぎのウソで相手を笑顔にしても、ぬか喜び(ハダカの王様状態)にしてしまっては本末転倒ですし、継続的な関係性は築けないので。