リストマーケティング

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反応が上がるLINE(メルマガ)の書き方

どうも、服部(@FACTDEAL)です。

ビジネスに情報発信を組み込んでいる人は、ブログやSNSだけではなくLINEやメルマガをやるのは当たり前になっていますよね。

煽りでもなんでもなく、むしろやっていない方がおかしいくらいで、個人でビジネスをやっていて、自分の存在や知識、スキル、言葉が商品になっている人ならなおさら。
 

ただ、相談に来られる方のLINEやメルマガは反応がすこるぶる悪い。

反応を計測していないのは論外として、登録率、開封率、クリック率、CVが、もはや出す意味がないくらい酷い数字になっている人がほとんどなんですね。
 

反応が悪い理由ってわかりますかね?

これって気づいていない人がめちゃくちゃ多いんですが、シンプルな理由で、一つだけ、たった一つだけ改善するだけで数字は復活するので、今日お伝えすることを実践してみてください。

完全に死んでいるリストはもう復活しませんが、これから登録してくれる人たちの反応率は見違えますから。

毒にも薬にもならない

先に結論を言ってしまうと、反応が悪いのは個人の情報発信にもかかわらず、企業や店舗のようなLINE(以降、メルマガを含めてLINEと総称)を書いているからです。

断言しますが、情報発信ビジネスをする上で企業のメルマガの書き方を倣うのはなかなかの愚策でして。

一見、見栄えが良かったり、それによって信頼性を演出できたりといった効果が期待できるような気がしますが、むしろそんなよそ行きの雰囲気を演出するのは逆効果で、わざわざ個性を殺すような書き方をしてどうするんですかと。

そもそも企業のメルマガって反応が悪くて、だからこそ彼らはエグい数のリストを集めなければならないわけですし、配信頻度も異常に多いわけです。

で、なぜ企業や店舗のメルマガが反応が悪いのかというと「摩擦を起こさないから」です。

毒にも薬にもならないアプローチでは人は動きません。

企業のメルマガって、読者の心がざわつくようなブランドの信念を語るわけでもなく、びっくりするくらい得するキャンペーンを打つわけでもないじゃないですか。

個人だからこそできる情報発信スタイルがあるのに、わざわざ企業を倣って封印してしまうのはもったいないですよ。

LINEは家に送られてくる手紙

企業のように、不特定多数に送っていることを前提とした文章の書き方はLINEの本質を外しているということです。

LINEはブログやTwitterとは違って、クローズドな空間で読者が情報に触れる媒体です。

つまり、街中に建てられた看板ではなく家に送られてくる手紙であり、読者はそれをこっそりと読むわけですが、そこに書かれている内容やメッセージが看板と同じでは刺さるものも刺さらなくなりますよね。

あくまでLINEは発信者が読者一人一人に直接語り掛ける空間なんです。

なので、書き方としては、あたかも対面で話しかけているように書き進める必要があります。

僕はLINEやメルマガを書く時間は10分くらいなんですが、実際に声に出してしゃべっている内容をキーボードで打ち込んでいるんですね。

ブログもそうなんですが、書くスピードが遅いことに悩む人が多いんですが、それってライティングスキルがどうとか言語化能力がどうとかという要素はごくごく一部です。

不特定多数の人に読まれることを前提としているから、いろんな懸念やシガラミによって言葉を選ぶ作業に時間と労力をかけすぎているからです。

だから、一生懸命何時間もかけて書いても全然反応がなかったりします。

特定に人に対して伝えたいことをストレートにズバッと伝えるということをするだけで記事を書くのも早くなりますし、しかも文章が圧倒的に面白くなるので、結果として多くに人に刺さるんですね。

テンプレ的な書き方やありきたりな言い回しは、入れれば入れるほどせっかくの文章の魅力を奪っていくのでやめた方が良いです。

ブロック上等

思っていることをストレートに伝えると、嫌われるんじゃないかとか引かれるんじゃないかとか過剰に恐れる人がいます。

で、実際にそれを書いてみると、LINEでブロックされたりメルマガで登録解除されたりしてヘコむ人がいるんですが、それは全くの杞憂です。

LINEやメルマガなどのリストマーケティングの本質は、いかに見込み客と価値観の共有を図り、価値観の合わない属性を排除するかにあるので、有益な情報と共にストレートな価値観を明確に打ち出しているならば、ブロックする人や解除者が出るのはむしろ成功で。

それはいたって正しい反応だということです。

逆に、全く解除されない状態の方が問題で、なぜなら、読者の心に全く響いていないか、そもそも読まれていない可能性すらあるからです。

ブロックや登録解除されるということは、一部の人にとって「もう読みたくない」「耳を塞ぎたい」など、何かしら拒否したくなるような内容だったという可能性が高いんですが、それでも残ってくれている人はその逆です。

ザワついたけど真正面から受け止めているとうことなので、その読者さんとの絆はさらに強くなるんですね。

企業は企業らしからぬ発信を

ここまでで気づいた人も多いかもしれませんが、企業は企業らしからぬ発信をして摩擦を起こすことで反応は上がるということです。

Twitterで人間味あふれる企業アカウントの反応が異様に高いのはそのためです。

もちろん、摩擦を起こすために炎上しましょうということではないので、その辺は勘違いしないようにしてください。

まだまだテンプレゴリゴリでLINEやメルマガは多いので、摩擦を意識することで企業も個人も余裕で勝てると思います。

今日からすぐにできることなので、今日配信する予定だったLINE(メルマガ)の内容、メッセージ、文章は本当にそれで良いのか、読者はざわつくのかを見直してみてください。

Lステップやステップメールを作るときも同じです。



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