こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
あなたが最近お付き合いしている人たちは煌びやかな人が多いですか?
それとも質素な人が多いですか?
僕がやっているコンサル業のお客さんは、当たり前ですが、社長や個人事業主なので、いわゆる富裕層の人が多いです。
が、彼ら、彼女らが煌びやかかと言われるとそうではないんですね。
もちろん人としてはとても輝いていますし、趣味を謳歌している様子は伺えますが、タワーマンションに住んでいる人はいませんし、高級車をSNSにアップする人もいません。
豪遊している様子をアピールしている人も、セレブっぽい連中に囲まれて痛い自撮りをしている人もいません。
どちらかというと質素なイメージを受けます。
儲かってはいるんですが、決して派手な生活はしていないんですね。
この価値観というのはとても重要で、コンサルタントを選ぶときやビジネスパートナーを選ぶ際には、基準を明確に設けていた方が良いです。
オススメは儲っていて質素倹約な人です。
儲かっている人と一緒にいれば自分のステージも上がっていくというような、安易な基準で付き合う人を選ぶと痛い目に合います。
生まれつき贅沢病の人はいない
僕がお付き合いしている人が富裕層の人が多いという話をしました。
こういうのを、なんちゃらの法則的な話で、
「交友関係の平均の年収が自分の年収」
と言われたりしますが、これは事実として同じようなステージの人が集まるんですね。
ガンガン稼いでいる人たちと一緒にいたり、楽しんで稼いでいる人たちと接していたりすると、意識がそっちのモードになるので。
人間、やはり周りに影響されるんですよ。
ガンガン稼いでいて時間や行動に制約がない人を見ると自分もそうなりたいと思うのは当然のことです。
で、これと同時に、支出のパターンに関しても周りの影響を受けるんですね。
浪費の激しい人や、自分を着飾ることにお金を使っている人と日々付き合っていると自分の支出もムダに膨らんでいくんです。
もともと煌びやかな生活に興味がない人も影響を受けてしまうんですね。
キラキラ起業家に弟子入りして、身を滅ぼしている人はこのパターンです。
結局、憧れのきっかけが、ビジネスモデルやノウハウではなく、”キラキラライフスタイル”だったりするので、そっちに引っ張られるのは当然なんですが。
大富豪の家庭に育ったとかでなければ生まれつき贅沢病の人間なんていないんです。
個人のお金の使い方や価値観は必ず誰かに影響を受けて変化していくのです。
固定を増やして自滅する起業家
もちろん、たまに高い買い物をしたり派手に遊ぶことは悪いことではありません。
問題なのは固定費が膨らむことなんですね。
マンションや必要のない事務所、ローン、役員報酬などですね。
ビジネスの調子が良い時ほどこの辺りを増大させていく起業家が多く、カツカツになっても生活レベルを下げられず自滅してくわけです。
余裕のある人生を送るためには自力で稼ぐことができる、貯金が多い、と並んで固定費を切り詰めることも重要になります。
ここを軽視している起業家やコンサルタントは、起業して1、2年で消えていきます。
で、こういった起業家やコンサルタントは、自分の経験やスキルを上げるためにお金を投資することはほとんどありません。
何にお金をかけるかというと、いわゆるお金持ちブランディングや情弱を仕留めるためのセールスページなど、とにかく見た目の部分ばかりです。
なので、どれだけ稼いでいても煌びやかさを全面に押し出している人とは付き合うことをオススメしないのです。
コンサルタントは4パターンいる
では、儲かっていて質素倹約な人というのはどうやって見極めれば良いのかという話ですが、
まず、パターンを考えてみましょう。
起業家やコンサルタントだけに限らず、世の中には次のようなパターンに人がいます。
1.儲かっていなくて贅沢浪費な人
2.儲かっていて贅沢浪費な人
3.儲かっていなくて質素倹約な人
4.儲かっていて質素倹約な人
コンサルタントを依頼する場合はどれを選ぶのが一番良いのかという視点で見ていってください。
1.儲かっていなくて贅沢浪費な人
これは、どう考えてもダメ人間で、ドラマで見るような底辺の人はこれですね。
ただ、情弱を狙うコンサルタントや起業家はこのパターンが一番多いです。
実際は儲かっていないのにさも儲かっているように見せかけるためにお金を使って着飾る連中ですね。
そして、自分自身のお金を回収するために
「私も自分にこれだけ投資したんだからあなたも自分を磨くためにお金を使いましょう」
と、意味不明な論理展開をしだすわけです。
一番近づいてはいけない人なので、もし、あなたの周りにこういう人がいるのであればさっさと切り捨てた方が良いです。
2.儲かっていて贅沢浪費な人
これは価値観が別れるところですが、僕はこっち系の人とは一切付き合いません。
実際に儲かっていて、クライアントを、本当にそのステージに連れていけるのであれば詐欺でも何でもないので良いと思うんですが、冒頭でもお伝えしたようにこういう人と付き合っていると浪費グセがどんどん染み付いてしまうんです。
そもそも、こういう人のビジネスモデルは、ビジネスの価値観や世界観ノウハウ自体に吸引力があるわけではなく、ライフスタイルに憧れさせる手法なので、決して長続きするビジネスではないんですね。
なので、魂の叫びとして、「一生に一度くらい贅沢豪遊の生活をしたい」という人は、こういう人と付き合えば良いですが、そうではない人は避けた方が良い人種です。
僕も意図的に避けている人種です。
3.儲かっていなくて質素倹約な人
儲かっているという実績がないのでコンサルタント等の指導者としてはアウトですが、普通に生活する上では何の問題もありません。
むしろ、儲かっていて贅沢浪費の人よりもお金は残っている可能性はあります。
4.儲かっていて質素倹約な人
ということで、オススメはこれです。
ここで疑問として残るのが、いったいどういう状態が「儲かっている」のかということです。
儲かっていて質素倹約な人ってどんな人?
これに関しては答えはシンプルで、
「継続的にそこそこの収入があるかどうか」
「お金の使い方が変わらない人かどうか」
です。
収入に関しては、ある年は年収3000万円、またある年は年収300万円というよりも10年間安定して年収1000万円の方が収益モデルとしては優れているということです。
で、収入にばらつきがあると、お金の使い方にも大きくばらつきが出ます。
つまり、ライフスタイルが常に安定しません。
で、そういった”様子”というのは、今ではSNSで全部見ることができます。
数年前から遡ってみれば大体わかりますよね。
数年間継続的に情報発信をしていて、生活スタイルも同じで付き合っている人間も同じかどうかですね。
・急に生活が派手になっている人
・付き合う人間がコロコロ変わっている人
・発信内容が常にブレている人
・スピリチュアルやマインドの話ばかりしている人
・物質的な価値ばかりに執着している人
・急に募金をしてアピールしだす人
こういう人は見るからに質素倹約ではないですし継続的に儲かってもいません。
一瞬は儲かっていても継続性は極めて低いビジネスモデルです。
「儲かっていて質素倹約な人ってどんな人?」
に関してはその真逆と考えれば良いだけです。
・生活スタイルが変わらない人
・付き合う人が変わらない人
・発信内容にブレがない人
・現実的な話をしている人
・昔から他人のためにお金を使っている人
という感じですかね。
僕が付き合っている人は例外なくこういう人です。
ちなみに、付き合う人が変わらないというのは、同じ人とずっと一緒にいるのではなく、同じ価値観の人と付き合っているということです。
ステージが変われば付き合う人自体はどんどん変わっていくので。
ビジネスに限っての話ですが。
あなたが付き合っている人はどうでしょうか?
あなたが豊かになれない理由は、付き合っている人が悪いのかもしれませんよ。
コンサルタント、ビジネスパートナー、友達をこういった基準で選んでみてください。
まぁ、僕の価値観においては
友達に関しては収入の大小は関係ありません。
尊敬できる部分があればそれでOKなので。