こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
サラリーマンコンサル時代に教えてもらったことで、いまだに活用してるフローチャートがあります。
かれこれ10年以上間に教わったことなんですが、けっこう実践的なので目標を達成するためによく当てはめて活用してます。
まぁ、PDCAをより細かくしたカンジなんですが、そもそもPDCAはザックリすぎるので、マインドセットとしてはいいですが、実践では使い方がよくわかっていない人も多いんですよね。
ビジネスで重要な「現状把握」や「立案」も含まれていないですし。
ということで、この『7つの目標達成サイクル』で、現状と目標のギャップを把握して行動してみてください。
①目標設定
②現状把握/問題発見
③課題設定
④対策/立案
⑤行動計画策定
⑥動機付け/行動
⑦進捗確認/制約条件の解除
で、目標達成に行き着きつくわけです。
特に詳しい説明はいらないと思いますが、一応、各ポジションのポイントをお伝えしておきます。
①目標設定
このサイクルというのは行動するためのサイクル、つまり、複数の短期目標をガンガン達成していくためのサイクルなので、目安としては、「がんばれば達成可能」なものが良いです。
が、かといって、無計画で行き当たりばったりになったり、小さくまとまとまったりしないように、大ゴール(中長期目標)もしっかり設定してください。
②問題発見
現状把握し、目標と比較した際のギャップがこれに当たるわけですが、なぜそれが問題なのかという明確な理解も必要です。
リストアップの表現としては、「〜しなければならない」ではなく「〜できない」「〜 できていない」という否定形にすると問題が明確になります。
③課題設定
目標が遠くて大きいほど問題は複数出てきますが、課題を多く設定しすぎると管理ができなくなるので、レベルにもよりますが、課題は3つくらいに設定します。
で、問題発見の後のフェーズなので、「〜できていない」という否定形ではなく、「(●●という問題を解決するために)〜しなければならない」という形式にします。
④対策/立案
課題をクリアするための対策と立案をするわけですが、現実的、非現実的にとらわれず、1つの課題に対して30個はリストアップしましょう。
非現実的な案だと思っていても、お金や人脈で実践可能になる場合もあったりするので。
⑤行動計画策定
出揃った案の中から実践すべきタスクを絞り込み、アクションプランを決めます。
いつからスタートして、いつまでのどうするのか、また、チーム場合は誰がどの範囲までするのかということも決めなくてはなりません。
⑥動機付け/行動
実際に行動に移していくわけですが、人間、モチベーションがなければ「最後までやりきる」ということができません。
課題をクリアして問題が解決したら、何が得られるか(インセンティブ)を明確にして行動しましょう。
⑦進捗確認/制約条件の解除
ゴールまで脇目もふらずに突っ走るのではなく、必ず進捗確認をし、出てきた問題に向き合って解決します。
出てきた問題に対しては、同じように課題設定→対策/立案…というフローに沿って進めていきます。
が、闇雲に問題を潰しそうとすると、そもそものサイクルが回らなくなるので、今回のサイクルに必須なのか、それとも別プロジェクトとして後日詰めていくのか、といった優先順位や重要性を精査することもお忘れなく。
そして達成です。
もちろん目標達成は素晴らしいことですが、目標達成できたから「OK!次!」ではなく、必ず振り返りをして次回の目標達成サイクルに生かします。
シンプルなだけに管理もしやすいと思いますので、まずは1つの課題だけでもいいので当てはめて実践してみてください。
行動すれば大なり小なり必ず成果は得られるハズです。