オンラインサロン

洗脳・マインドコントロール

オンラインサロンにある天国と地獄

今に始まったことではなく、巷ではオンラインサロンが流行っています。

僕もオンラインサロンは運営しているんですが、オンラインサロンの参加者にはだいたい次の3パターンの人がいます。

閲覧すらしていない人
ROM専の人
ガンガン活用する人

とりあえず、閲覧すらしていない人で課金している人は、お金をドブに捨てているのと同じなのでさっさと退会しましょう。

ジムの会員になっているけど全然行っていない人もそうですし、Adobeで何か契約しているけど全然使っていない人、Netflixを契約しているけど全然観ていない人もw

で、ROM専の人、つまりインプット専門の人なんですが、この人も退会した方が良いと思います。「勉強になります」「勉強させていただきます」といったスタンスの人ですね。

いや、まぁ「勉強しているんだから良いじゃない」というのもわかりますし、実際に勉強し、それを実践して何かしらの結果を得られているのでれば、参加している価値は多少はあります。

が、ただのノウハウコレクターだったり、自己啓発のシャワーを浴びて気持ち良くなっているだけならやめておいた方が良いです。

そういう人が、オンラインサロンに入ってもムダな根本的な理由が、単に「行動しない」以外にもう一つあるので。

マインド的な話になりますが、これってけっこう致命的なんで「勉強になります」や「勉強させていただきます」が口癖の人、そういったスタンスの人はぜひ知っておいてください。

大きく稼ぐ2つの方法

ビジネス系のオンラインサロンに入る人の目的って、建前はいろいろあるとしても、結局のところ「稼ぎたい」とか「有名になりたい」とかが本音だと思うんですね。

講座など100%学習系のサロンだったとしても、最終的にはそこに集約されるわけです。

札束がなければ何もできない国なので、そういった訴求があるというのは当然と言えば当然で。

なので、稼ぎたいと言っても小銭を稼ぎたいわけではなく、年収1000万円を最低ラインとして、2000万円とか3000万円とか、みんなそれなりの大きなお金を稼ぎたいわけですよね。

ただ、有象無象が集まるようなオンラインサロンに入って、みんな稼げるようになるのかというと、正直言ってほぼ無理です。

なぜなら、何者でもない人がオンラインサロンに入って稼げるようになる方法は主に2つしかないんですが、そのどちらもただ参加するだけでは実現できないからです。

ちなみに、2つというのはこれ(あくまで個人ビジネスの場合)。

① 教祖の猿真似をして情弱からお金をかき集める
② スキルを磨いてスゴイ人から必要とされる

もともと何もない人がオンラインサロンに入って稼げるようになるには、サロン主、つまり教祖様の猿真似をして情報弱者からお金を巻き上げるのが手っ取り早いわけです。

手っ取り早いので、その方法で荒稼ぎしている人はたくさんいます。

なぜ「情報弱者から」なのかというと、教祖様という存在があるにもかかわらず、その下っ端にお金を払うお客さんを集めるわけですから、誰がどう見ても情弱狙いですよね。

教祖様の存在という、ある意味「一次情報」にリーチできていないか、猿真似ヤローを無条件で信用してしまっているわけですから。

まぁ、情報弱者をターゲットにした付け焼き刃的なビジネスは、そもそも満足度は低くリピートされようがないので、瞬間風速的には稼ぐことはできても長くは続きません。

なので、2つ目の「 スキルを磨いてスゴイ人から必要とされる」というのがポイントになるんですが、これをするためには「勉強させていただく」というスタンスでは無理なんです。

スゴイ人から仕事をもらうには?

大きく長く稼ぐためのコツは、情報弱者ではなく、自分と同等かそれ以上の人、つまり格上の人と取引をすることなんですね。

スゴイ人というのは、お金も影響力もありますし、人脈や情報もたくさん持っているわけですが、そういった人の心を動かしていかにビジネスの取引をしてもらうかが重要になるということです。

お金を持っているので、当然、金払いは良いですし、本当に良いと思ったらたとえノーブランドだったり知名度が低かったとしても、使い(買い)続けてくれます。

カンの鋭い人は気づいているかもしれませんが、これによって売上の3大要素である「単価」と「購買回数(リピート)」は確保できるんですね。

売上の要素というのは、言うまでもなく「客数 × 客単価 × 購買回数」です。

高い「単価」と太い「リピート」さえ確保できれば、残された課題は、最も簡単な「集客(客数)」だけです。

ぶっちゃけ、集客なんて並以上の商品やサービスあれば、広告を出したり情報発信をしたりと、お金か時間を使えば誰でもできてしまいますからね。

なので、大きく長く稼ぎたければ、単価の高いお客さんに長く使ってもらうことが最重要ポイントとなるわけです。

じゃぁ、そういった格上の人から仕事をもらうにはという話なんですが、オンラインサロンを含むあらゆる場で「勉強をさせていただく」から「価値を提供させていただく」というマインドセットに変えることが肝です。

あらゆる場が市場だという意識を

普通に考えてみてください。

あなたより格下の人がいたとして「勉強になります」とか「勉強させていただきます」ばかり言っている人に何か仕事を依頼したいと思いますかっていう話です。

ただ、こういう話をすると「GIVEの精神ですね!」「ガンガンGIVEをすれば良いんですね!」って言う人がいるんですが、それも違います。

相手のニーズからズレたGIVEなんてものはゴミでしかないからです。

効率的な筋トレをしたいと言っているのに「筋トレよりランニングの方が良いので効果的なランニングの方法を教えますよ」とか言ってきたら「は?」ってなるじゃないですか。

笑い話のようですが、似たようなことをやってしまう人は多いです。

重要なことはマーケティング視点、相手が何を欲してるか、これを提供すると喜ばれるかなど、相手のことを知り、考え、それに沿ったものを提供するということです。

リソース(スキルや知識)が足りないと思ったら自力で勉強して埋めます。

で、スゴイ人というのは、同業界に関することであっても、必ずしもスゴイことだけを求めているわけではないんですね。

例えば、お笑いの頂点にいるダウンタウンの松本さんが、他のお笑い芸人にエグいスキルを求めているかというと、必ずしもそういうわけではなく、どちらかというと新しい価値観を求めていたりするわけです。

あの次元にいるからこそ「それ新しいな」とか「これやったらどうなるんやろ?」ということを、体当たりでやっているクレイジーでクセのある芸人が評価されたりするんですね。

もちろん、アスリートとか、アーティストとか、冒険家とか、異業界の方がが難易度は下がったりします。

少し前にクレイジージャーニーという番組がありましたが、松本さんはクレイジーな出演者に対して「コイツアホや」とか「コイツイカれてる」という最高の褒め言葉で敬意を示していましたよね。

というように、オンラインサロンに入ってもちゃんと稼げるようになる人というのは、オンラインサロンという小さな市場であっても、仲間や格上の人に「価値を提供させていただく」というアプローチができる人です。

そういったクセがついている人ですね。

媚びるともまた違う話

勘違いしてはいけないのは、権力者に媚びるとはまた違う話です。

セコい人というのはオープンではなく、DMでコソコソと主宰者だけに情報提供をしたりするんですが、そういう人はキモいので逆に嫌われます。

まぁ、当たり前ですよねw

あくまでオープンな場で、自分ができることを精一杯できる人が信用や人脈、お金を掴み取れるということですね。

オンラインサロンのような狭い市場で、コミュニケーションも自由に取れる中で、そんなこともできず「勉強になります」「勉強させていただきます」と言っている人にチャンスは回ってこないのです。

これが「謙虚に見えて実は傲慢」というのは真理でしょう。

今回の内容に心当たりがあった人は、この機会に学びの価値観やスタンスを180度変えてみてください。

自分を取り巻く世界が少しずつ変わっていくと思います。


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