こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
最近では、武井壮さんが超億万長者であることはすでに知られていますよね。
六本木に住み、車はポルシェやマクラーレン、ランボルギーニに乗り、マネージャーには現物で車をプレゼントするなど、なかなかのセレブぶりです。
だからといって、成功者によくあるような急にキレイゴトだけを羅列しだすわけではなく、むしろわりとシビアにお金の話をしてくれます。
お金はそんなに無くても幸せに暮らせる。。若い頃の自分は本当にそう感じていたし実際に幸せだった。けどお金を稼げない、稼いだことのない自分のままそう言って心の中で誰かを羨むのが嫌だった。稼ぐ努力をして初めて、お金の為じゃないものがはっきり見えたし、豊かになる事での幸せも感じられた。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2016年11月22日
オレが30代で芸能界に進むと言った時、色んな人がそれは無理、難しい、見た目が良くないと無理、大手事務所に目をかけられないと無理、演技はできるの?歌は?トークは?何ができるの?と『できない』理由を並べてきた
ならばと…— 武井壮 (@sosotakei) July 18, 2023
上記のツイートでもわかりるように、こういう人ってけっこう少ないと思うんですよ。
キングコングの西野さんもそうですが、芸能人など、影響力のある人で「本気でやるならちゃんとマネタイズしよう」ってストレートに言える人って本当少ないです。
ホリエモンとかはバリバリ発信していますが、お金のスキャンダルがあったりした人はなかなか受け入れてもらいにくかったりしますw
実際は、失敗したからこそ説得力がある、まさにお金の本質的な話だらけなんですけどね。
武井壮が捨てたもの
武井さんが億万長者になれているのは、彼が社長(起業家)であるということが大きいです。
もちろん、個人事務所を設立して社長になれば億万長者になれるのかというとそれはまた別の話なので、ビジネスの形式や雇用形態という狭い話ではなく、彼の思考や行動だということです。
通常、テレビの露出が増えてきて、いわゆる「芸能人」の仲間入りをするとどこかの事務所に所属し、マネージャーがつきます。
事務所の看板や広告効果も期待できますし、大手事務所であれば強力なコネや権力もありますからね。
マネージャーがつくことで仕事の管理も圧倒的に楽になるので、自分の芸やスキルを磨くことに集中できますよね。
でも、武井さんはそれを捨てました。
で、単純にお金のためだけではないと思います。
マーケティングを知らないことによってツラい思いをしたアスリート時代があったからこそ、「他人に任せていてはダメだ」という方向に思考や行動が転換したんだと思います。
自分で全部やるという覚悟
芸能界の”普通”や”常識”であれば、個人のスキルアップだけに注力してギャラを上げるために他の業務は減らそうとするんですが、
個人のスキルアップ
経営者としてのスキルアップ
広報やマーケティング
武井さんはこれらをまずは自分一人で、ないしはマネージャーと2人でやったということです。
格闘家の青木真也さんなんかもそうですね。
彼の場合も、所属団体が潰れたりというのもあって「格闘技だけできてもダメだ」となってマーケティングやファイトマネーの交渉なども全部自分でマネジメントするようになったんです。
これ、めちゃくちゃ大変だと思います。
武井さんはここ3年間で3日しか休みを取っていないと言っていましたし。
でも、そうすることで、当然、お金が流れていくところがないのでがんばったらがんばった分だけ自分の収入になります。
で、後々外注化するにしても、今まで一度でも自分で経験していることであれば交渉や口出しをすることができるので、適正な外注を選定することもできるわけですね。
そして、仮に売れなくなった時であっても、何とでも手を打てるスキルが身につくわけです。
月収100万円の根拠
サラリーマンの場合で考えると、自分がやるべき業務以外は社内の他の部署が全部やってくれるわけなので、その分差し引かれるのは当然です。
営業で毎月100万円の売上をあげていても、商品企画や商品開発、広告、マーケティング戦略、経理や法務などの部署があるからこそ給料を手にすることができるわけですから。
一方、個人でビジネスをする場合は、当初はこれらを全て一人でやるわけですよね。
なので、最低でも月に100〜200万円くらいはないとやってられない、というわけです。
僕が「起業したら月収100万円くらいは稼ごう」と言うのは、巷に拡がる思考停止の“100万円信仰”ではないとわかっていただけると思います。
それだけの額を稼ぐべき根拠があるわけです。
選択肢は毎日目の前にある
業界や職種は関係なく、「このままではダメだ」と思った時にそのままダラダラ続けるのか、じゃぁ自分で何とかしようと思うかによって数年後の未来は劇的に変わるということです。
そして、その選択肢というのは毎日、毎日、毎日、あなたの前にやってきます。
誰の目の前にもやってきます。
あなたが最近「このままではダメだ」と思ったのはいつですか?
そんな前ではないはずですし、そしてまたすぐに同じことを思うはずなんですが、大事なのはいつからいつもと違う選択肢を選ぶのかということですね、