こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
お金を稼いでいる人がどういう人なのかと言うと、人生において「〇〇がしたい!」といったような自分の生き方や信念にブレがない人で、それが市場のニーズと合致している人ですね。
それがたまたまであれ、狙いに狙った戦略であれ。
ただ、自分のやりたいことが“たまたま”市場と合致しているなんて、奇跡、天才、運が良いとしか言いようがなく、他人(凡人)には到底真似できません。
僕ら凡人はあくまで“戦略的”に稼ぐしかないのです。
じゃぁ、戦略的に稼ぐにはどうすれば良いのかと言う話なんですが、天才のように目標を掲げるだけ、つまり「やりたいことだけやる!」ではダメで、
達成したい目標
満たしたい欲望
市場が必要としているもの
の3つを合致させる必要があるんですね。
いつまでにどれくらい稼がなければならないのか、と本気で稼ぐことを考えている人であれば。
まずはウソつきをやめよう
実は、「〇〇がしたい!」「〇〇をして人の役に立ちたい」と言っている人でも、掘り下げていくとほとんどの人の根底にあるのは「お金を稼ぎたい」なんです。
が、みんなそこは隠したがるんですよね。
これが「達成したい目標」と「満たしたい欲求」がずれている状態、つまり自分にも他人にもウソをついている状態です。
なぜか、友達、夫婦の間でさえも隠すわけですが、その理由はだいたい
・お金のことばっかり言って卑しいと思われたくない
・お金を稼ぎたいと言って稼げなかったらダサい
のどちらかです。
例えば、本当は大金を稼ぎたいのに「人の役に立てているからこの仕事が好きなんだ」と自分や友達に言い聞かせていたりとか、心の中では「もっと稼いでよ…」と思っているのに「そんな輝いているあなたがステキ」と言っているような仮面夫婦とか。
こういう人は、表では「〇〇がしたい」と言っていても内心は「お金を貰えないならやりたくない」と思っているので、お金を稼ぐ方法を模索するわけなんですが、目標と欲望がズレているので、ずっと地に足がつかないままです。
なぜなら、実際のところはお金を稼ぐ方法は何でも良いし、もっと言うと「“楽して”お金を稼ぎたい」と思っているので。
いや、口では「楽して稼げるなんて思っていません」とか「死ぬほどがんばる覚悟はできています」とか言うんですよ。
でも続けられないんです。
そもそも、本当はお金を稼ぎたいのに、「この仕事が好きだから」とか「人の役に立ちたいから」とか言っちゃってる言い訳の天才だから。
そういう人はとにかく目標と欲望、そして市場(のニーズ)を合致させてください。
一見、「稼ぎたい!」が先行するとお客さんに失礼なように見えますが、むしろその逆でお客さんのことを考えざるを得なくなるんですね。
なぜなら、稼ぎたい金額が明確になることで、そのために必要な集客や単価が決まり、どれくらいのクオリティの商品をつくらなければならないかというビジネスのコンセプトが明確になるからです。
これくらい稼ぐために(欲望)
こういう悩みを抱えている人たちに(市場)
こういう価値を提供して笑顔にする(目標)
という感じで、3つを合致させやすくなり、モチベーションも明確になるんですね。
すでに稼いている人の行動
もしあなたが天才だったとしたら、すでに何かしらの行動を起こしているはずですし、行動を起こして稼げちゃってるはずなんですね。
例えば、本当に今やっていることが大好きなら、本当に人に役の立ちたいなら、会社や組織という制約条件が厳しい場所では仕事をしません。
サラリーマンがダメだという短絡的な話ではないですし、世の中には自分の目標、欲望が叶えられる会社や組織も少なからずあるでしょう。
が、大抵の場合、組織の中でそれを叶えることは不可能ですし、本気度が高いほどいろんなことに縛られて身動きが取れなくなり、限界が来るのは早くなるものです。
本気度が高い人ほどめちゃくちゃ勉強するし、そうするといろんなアイデアが湧いてくるので、会社という枠の中で活動すること自体がそもそも無理になってくるんですね。
当然、それをしようと思うとお金や時間がいるわけなんですが、好きなものに取り組むに当たっては努力とか覚悟かいらないですし、本人は努力とかツライとか思っていないから、ある意味楽して稼げちゃうわけです。
冒頭でも話しましたが、こういう状態になれている人は天才なので、すでに稼げちゃっているんですね。
なので、逆にそんな状態になれていないのに、「仕事が好き」とか「人の役に立ちたいとか言っている人は、理想論やキレイゴトを言い続けているだけなので、今日からは稼ぐことにフォーカスした方が良いです。
もうウソをつかなくても良いですし、「お金を稼ぎたい!」って言っている方がまだ素直で正直で人間らしいです。
将来的な可能性もあります。
本気で稼ぐための環境を整える
ということで、ウソつきはやめて自分や家族に正直になったところで、最後に外的要因を潰していきます。
結論から言うと、お金を稼ぎたいのにいつまでも稼げない理由は「人に会う」からです。
楽してお金を稼ぎたい人は、下積みをせず人脈で何とかしようとして「会いたい人に会いに行く〜!」とか言いがち、目を輝かせがちですが、そんなファンタジーを真に受けていろんな人に会っちゃダメなんですよ。
よく「人生が変わった」とか「勉強になった」とか「刺激になった」とか言っている人がいますが、「収入が増えた」とはなかなか聞いたことがないでしょう
思い出してください。
そもそも言い訳の天才なので、なんちゃら会とかなんちゃら塾、なんちゃらセミナーに行っていろんな人に会ったり、Facebookの友達や名刺が増えていったり、Twittwerのフォロワーが植えていったりすると、稼げていなくても「私、がんばってる」っていう言い訳ができるじゃないですか。
家族とか周りの人にも「今準備中だから」「今人脈増やしていっているから」って言い訳できますよね。
やりたいことが決まっている人は、効率とかあんまり考えずにガンガン突き進むべきですし、いろんな人やモノに触れて感情豊かにしながら臨機応変に変化していけば良いので、どんどん出会いの場に出ていけば良いと思います。
大義名分や信念、芯がしっかりしているからそれで良いんです。
そして、以前の記事でも書いたように、この場合は「楽しい」という感情こそがビジネスの効率化につながるので、バッチリなんですね。
が、「お金を稼ぎたい」が先に来ている人は大義名分がないので、人に会えば会うほどどんどんブレていくんですよ。
この場合、ビジネスにおける効率化は「システム」や「合理性」といったドライなものなので、感情はむしろ非効率なものになります。
要は、「お金を稼ぎたい」だけの人は“お金稼ぎマシーン”になるのが一番だということです。
それが、人に会うことによって
「あっちの方が稼げそうだからこれやーめた」
「やっぱこれは向いてないや」
「この人のこの考え方ズゲーな」
「いや、やっぱりこの人こそ神だな」
と、感情的にフラフラするので何もスタートできないし、スタートしてもすぐ目移りして継続できないんですよ。
ひきこもりビジネスのススメ
人に会うと良くも悪くも感情が動かされて冷静な判断をすることが難しくなるので、「稼ぎたい」という想いが強い人は1年くらいは人に会わず引きこもって
どんな稼ぐ方法があるのかを知る
その中でいくつかを1年間継続してみる
一人の指導者だけを盲信する
といったことを淡々と推し進めることを推奨します。
ポイントとしては、1つの情報を得たら、その情報に対して20個以上の意見を集めて、何がベストかを判断するということです。
例えば、ビジネスをする上で「ブログを書いた方が良い」という情報に対して、「書いたほうが良い」という意見を10個、「こういう人は書かない方が良い」という意見を10個集めるという感じです。
あくまで、ネットで文字で情報を集めて冷静に比較して取捨選択をしましょう、ということですね。
有名人やインフルエンサーに会うと「この人が言うならこうしよう」みたいなおかしな感情が入ってきますからね。
会うのは自分で「自分はこう思うからこうしよう」と決めてからです。
自分で決めた上で、それについて詳しく教えてくれる人やそれが本当に適しているのかを指摘してくれるがいれば、その人に会って集中的に学ぶというのがベストです。
毎度おなじみの最悪の未来
ちなみに、「お金を稼ぐ!」と決めていても「何のために稼ぐのか」という稼ぐ目的が明確でなければモチベーションが続きません。
すぐに諦めてしまうということです。
例えば、子どもが重病で1年以内に手術をしなければいけなくて、その費用が3000万円必要だとしたら、ブレることなくお金を稼ぐことに命を燃やすでしょう。
しかし、「1年以内に3000万円のフェラーリを買いたい」とかであれば、無くても別に困らないので、しんどくなったらすぐに諦めます。
要は、最悪の未来を避けるためには必死になれても、明るい未来を手に入れるためにがんばれる人はなかなかいないということですね。
なので、意志が弱い人は、モチベーションが維持できるような「最悪の未来」をイメージすると良いでしょう。
例えば、「自分が稼がないと家族が露頭に迷う」とかでも良いですし「コンサルタントに怒られるて恥ずかしい思いをする」とかでも良いです。
それが目的でコンサルを受けているクライアントもいますからね。
実現できるかどうかわからない、モチベーションの維持にも役立たない明るい未来のイメージを設定するのは後からでも良いんですよ。
お金を稼いでからであればいくらでもすぐに実現できるので、その方がイメージの幅が広がるので楽しいです。
黙々と情報発信するのは引きこもりのススメとしては最適解の1つです。
じゃぁ、ゼロから稼げるようになるまでどう進めていけば良いのかという具体的な手順、進め方が知りたい人は(コンサルタント志望以外の人でも)下記の記事が参考になります。