インフルエンサー

ブランディング

オリジナリティのある中途半端な「共感型インフルエンサー」を目指そう

どうも、服部(@FACTDEAL)です。

ジョーカーのコラムでも少し書いたんですが、圧倒的成功者や圧倒的インフルエンサーが生み出しているものは、そのほとんどが「絶望」なんですよね。

彼ら彼女らが第一線で富と名声と権力を向上、あるいはキープし続けるがゆえに、それを見た者が希望が持てなくなると。

勘違いして自分もそこを目指そうと動き出す人もいますが、才能が伴わない人は中途半端に希望を持たされてから絶望をするので、さらに大きなダメージを受けるわけです。

 

会社でも芸能界でもビジネス界でも、老害レベルの古株が権力を持ち続けトップに君臨し続けるということはどこにでもありますよね。
 

ただ、絶望しかないのかというとそういうわけでもなく。

圧倒的な成功者や圧倒的インフルエンサーは、絶望者だけではなく、わずかですが信者も生み出しているし、成功者も生み出しています。

① 絶望者
② 信者
③ 成功者

この3つを世の中に生み出しているということですね。

① 絶望者

絶望者に関してはジョーカーの記事でがっつり書いたんですが、言ってしまえば「格差を実感して絶望の深みにハマっていく」ということです。

成功者の背中を見て、自分なりに良いところを盗み、自分のスピードやレベルで進んでいくのであれば良いんですが「あなたも成功者になれる」と言われて、勘違いして笑い者にされて叩かれて再起不能になると。
 

Twitter上ではよく見かけますよね。

影響力のある人の金魚の糞になってイキって、でもそもそも影響力を持つだけのセンスも才能もなくて消えていく人。

それに相反するように成功者はさらに成功者になっていき、さらに広がっていく格差に絶望をするんですよ。
 

絶望する前に途中で「自分には無理だ」と落とし所に気づいて「応援する側に回ろう」と信者に転換できればまだ救いかもしれませんが、のめり込んでいる人はなかなかそのように俯瞰的には見れないものです。

周りの無責任な人間にも背中を押されるので「自分には才能がある」「期待されている」という勘違いが膨らんでいくんですね。

② 信者

その言葉通り、成功者やインフルエンサーの信者になるわけですが、これはある意味幸せなのかもしれません。

応援することが気持ち良い人、つまり成功者に自分の人生を重ねることで幸せを感じている人なわけですから、お金はむしりとられていきますが絶望よりはマシかなと。

スポーツのサポーターやアーティストのファンと同じようなもんですからね。

自分が成功できなくても、応援しているインフルエンサーが輝いてくれれば良いわけです。
 

ただ、それがMLM(マルチレベルマーケティング)のような方向に行くと、インフルエンサーの手足になって自分の周りの人間も巻き込んで不幸にしていくので、そこまでになってしまうとヤバイです。

そうなってしまうと「気持ち良くなれるからオマエもやれよ」と言う、何かしらの中毒者と同じですからね。

そうやってボロボロになってから、成功者の眩しい姿を見ると信者から絶望に変わることはあるかもしれません。

③ 成功者

インフルエンサーが自分以外の成功者を生んでいないのかというと、もちろんそんなことはありません。

ごく少数ですが、インフルエンサーに引っ張り上げられて輝いている人もいます。

ただ、これはいわゆるマッチポンプヒエラルキーで、引っ張り上げられる人は最初から決まっているし、信者は今度はこのインフルエンサー候補の養分にされます。
 

インフルエンサーが「この人は凄いから注目しておくように!」と言ったら、信者は「〇〇さんが言うなら…」と無条件で応援しますよね。

インフルエンサーは「がんばれば誰でも成功できる(稼げる)し、私も全力でサポートします」とは言いますが、そんなものは建前で「(才能がある人は)がんばれば誰でも成功できる(稼げる)し、私も全力でサポートします」が本音なんです。
 

がんばっているから、インフルエンサーの一番のファンだから次世代のインフルエンサーとして持ち上げてもらえるなんてのはファンタジーで、インフルエンサーもバカじゃないので「コイツはイケそうだな」とか「コイツはお金になりそうだな」とかわかっているわけです。

このことを知らずに「人脈を手に入れれば上に行けるかも」とインフルエンサーに近づくと絶望しますし、良くて信者に成り下がるんですね。

インフルエンサーを利用しようと思ったら、相当の腹黒さやしたたかさ、政治力、人たらし力がないと無理ですし、それはもやはり立派な才能になるわけです。

ガチのインフルエンサー

ここまで話しているインフルエンサーや成功者というのは、あくまでネット芸人レベルの話であって、アスリートやアーティストなどのガチのインフルエンサーは含まれません。

彼らのほとんどは影響力を正しく使っていますしね。

Twitterなどの世界では「インフルエンサーというのは影響力を使ってお金稼ぎをする人」とか「フォロワーが多い人」くらいにしか思われておらず、それを見て「フォロワーをかき集めて楽して稼ぎたい」とインフルエンサーのオンラインサロンなどに入る人が後を絶ちません。

で、そこを目指して幸せになれるのかというと、それは甚だ疑問ですし、仮に成功できたとしても不特定多数の信者を集めて搾取するようなビジネスしかできず、結果として絶望者を量産しかねないわけです。

それはここまでも述べた通りで。
 

たとえそういうやり方でも稼げれば良いというのであれば、勝手にそういったスタイルのインフルエンサーを目指せば良いです。

が、自分も自分に関わる人も不幸になる可能性が高い戦略を取るのは得策ではありません。

じゃぁ、どんなスタイルを目指せば良いのかというと、それが「オリジナリティのある中途半端なインフルエンサー」なんですね。

目指すは「ちょうど良い人」

この「オリジナリティのある中途半端なインフルエンサー」というのはどういうポジショニングなのかというと「自分とってこの人ちょうど良い」と思ってもらえるということです。

中途半端というのは人によっては「ちょうど良い」んですよ。
 

ものは言いようで、戦略として「掛け合わせ」「ハイブリッド」なんてよく言われますが、ポジティブに言えば良いとこどり、ネガティブに言えば中途半端だということです。

完全すぎるものや圧倒的すぎるもの、理解不能レベルの収入とか、カリスマ性とかを提示している人を見て「自分もこの人についていこう」とか「自分にもできる」とか思わないじゃないですか。

月に行くとか、女優と付き合うとか、資産が何千億とか言われても「スゲーな」とは思うけど「それを実現する方法を知りたい」とはなかなか思わないわけです。

そうじゃなくて「あ、これくらいがちょうど良い」と思ってもらえる

価値観
考え方
ライフスタイル
収入
影響力

などを提示するんですね。

こういった狭く深いポジションを得るためのマーケティングとブランディングをしていくと。
 

例えば、フォロワーは5000人くらいがとっつきやすいかなとか、子どもとの時間を大事にできるライフスタイルを共有したいなとか、月収は200万円くらいかなとか。

今の時代は「この人が言うなら間違いない」が商品やサービスの購入の決め手なるわけですが、それが「圧」になっているか「共感」になっているかの違いは大きくて。

影響力を圧として使うのか、共感として使うのか。
 

例えば「月収1000万円の人が勧めているから、これはきっと買うべきなんだ」というのは圧ですし「こういうライフスタイルの人が勧めているからら買ってみようかな」というのは共感で。

で、圧は「良いレビューをしなければならない」というバイアスを生みますが、共感は「真実の口コミ」が生まれやすくなります。

中途半端さはオリジナリティ

ちょうど良いというのは言い換えれば共感です。

圧でガンガンビジネスをしたいのか、コツコツと共感を集めるビジネスをしたいのか、コツコツと共感を集めてビジネスをしたい場合「どんな人にちょうど良いと思ってもらいたいのか?」これを明確にすることで、ビジネスモデルはもちろん情報発信スタイルも明確になっていきます。

ブログもTwitterも方向性が決まっていきます。

結果としてその「中途半端さ」が独自の切り口になり、オリジナリティになるんですね。
 

共感して商品やサービスを購入もらいたいのに、フォロワーや収入、アクセスなどの「数の暴力」で購入させようとしていないですか?

もし間違ったアプローチをしてしまっているのであれば「オリジナリティのある中途半端なインフルエンサー」でポジションを再構築した方が良いですよ。


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