ブランディング

ブランディング

脱エセブランディング

世の中の傾向、特にビジネス界隈の傾向として「行動力」が評価される傾向がありますよね。

「この人の行動力は凄い!」
「行動力オバケですね!」
「あいつの行動力を見習え」

みたいな感じで、行動力がある人は神のような評価を受けます。

が、本当にそうなのかというのが今回の話なんですが、結論から言うと「行動力自体に意味はない」んですね。

大事なのは行動力よりも「遂行力」です。

行動力が凄い人は目立ちますしアピールが上手なんですが、そういう人に限って初動の勢いだけで、いつの間にかフェードアウトし「そういえばあれってどうなった?」となってしまっている人は多いです。

あなたの周りにもいないですか、そういう人。

アレやります、コレやりますとアピールはめっちゃするんですが、何一つ最後までやり切ったという話を聞かない、あるいはあなた自身がそうなっていないですかね。

そういう人には気をつけましょうということと、あなた自身がそうならないように気をつけましょうという話を。

信用は遂行力についてくる

凄く次元の低い話をすると、人は口では何とでも言えるので、その人の本質というのは実際に行動しているかどうかで判断しなければなりません。

ただ、インターネット時代、特にSNS時代においては言ったもん勝ちたいなところがあって、行動アピールや酷い場合「行動するフリ」というのが容易にできますし、実際にそうやってセコいアピールをする人は多いです。

例えば、影響力のある人が「寄付しました」と言えばみんな信じるじゃないですか、この人凄い行動力だなと。

特に深い意味はなく、自分の影響力を活かして「みんなも寄付しようぜ」と背中を押す活動なら、信じたい人が信じれば良いだけなので、アピールすること自体は別に問題ありません。

一方で、自分のブランディングのために行動をアピールする人ほど、わざわざ寄付画面を加工したりしたりするものなんですね。

アフィリエイトで稼ぎましたとか言って、売上のスクショや通帳の画像とか見せてくる人とかいますが、寄付に限らず、頼まれてもいないのに「ほら、見なよ」といちいち証拠を提示してくる人はそんなもんです。

情弱相手ならそれも通用するんですが、真っ当な人に対しては行動力では信用は得られないのが今の世の中です。

じゃぁ、信用は何についてくるのかというと、それが遂行力なんですね。

どんな小さなチャレンジだろうが、成功だろうが失敗だろうが、必ず最後までやり切って報告する人、定期的に浮上してくる人、こういう人が末長く信用を得られるわけです。

脱エセブランディング

上記の流れから、口だけというには論外、行動だけをアピールするのはエセブランディングということがわかりましたよね。

その向こう側である、遂行力が伴ってこそ真のブランディングになります。

普段から「ブランディングはマーケティングの副産物である」と言っているわけですが、まさにそういうことで、アピールがブランディングになるではなく、コミット的な活動の先にブランディングがあるわけですね。

成果が創出できれば100点ではありますが、それが失敗に終わっても、それが誰かの糧になるのであれば0点にはなりません。

例えば、ブログを毎日100記事書き続けて、1円もマネタイズできなかったとしても、なぜそんな結果になってしまったのかまで客観的に分析して言語化できれば、それは価値のある情報になりますし、それこそが遂行力です。

口で「ブログ100記事書くぞ!」とアピールし「今日で10記事目です!」と行動をアピールし、そこから音信不通になったら何の価値もありませんから。

そんな中途半端な活動で信用なんて得られるわけがなく。

なので、ブランディングが上手くいかないという人は、そもそも宣言して、行動するだけで終わってないか見直したほうが良いですね。

最後まで遂行して、何かしらの結果を示せれば信用は得られているはずですし、ブランディングにもつながっているはずですから。

内的ブランディング

ちなみに、遂行をして信用を得られたらそれでオッケーかというと、そういうわけではなく。

むしろ逆で、信用でつながったお客さんには遂行力を見せ続けなければ飽きられたり、離れられたりします。

考えればわかることなんですが、新規のお客さんや見込み客は、あなたの一挙手一投足なんて見ていませんが、一度ファンになってくれたお客さんはあなたに注目し続けるわけです。

なので、自分のテリトリーに来てくれた人にほど、新しい遂行力をアピールしなければならないということですね。

リピーターに対する内的ブランディングもまた遂行力が見られるのです。

ファンがアンチに変わるという話はよく聞くと思うんですが、これに関しては新い世界観や価値観を提示することによって起こる反発なので、気にする必要はありません、というか、それは遂行やチャレンジをし続けているということなのでむしろ良い反応です。

ファンの気持ちを踏み躙ったりモラルに反していない限りは、ですが。

一方で、内的ブランディングに失敗すると、ファンは黙って姿を消していくので、何の反発もなくリピートが途絶えていっているとしたら黄色信号だと思ってください。

ファンになってくれたからといって安心せず、よくも悪くも「摩擦」を起こさなければならないということですね。

摩擦を起こすには、政治や宗教など商売人として介入するのはタブーとされる領域において自分の価値観を示すことが手っ取りいんですが、この領域に関しては遂行させるものがないので信用を得にくいんですね。

ポジショントークで未来予測するくらいしかできませんからね。

なので、首を突っ込むのは良いですが、ビジネス的なチャレンジや遂行タスクがあった上で、あくまでスパイスとして政治や宗教の話は使うようにしましょう。


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