地獄

経営・ビジネス

挫折からの復活ストーリーは使い方を間違えるとトコトン地獄に落ちる

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

僕はツイッターもやってまして、誰かがリツートやリプライしてくれるので日々知らない人のツイートも流れてきます。

で、それがブログのネタになったりします。
 

例えば、今回ですとこの人。

 
はい、全然知らない人です。

もちろん、エクスマは知ってますけどね。

僕が誰かをネタにしてブログを書くことで批判してるように取られるんですが、そもそも批判することが目的ではありません。

僕と一生関わることのない人のビジネスや人生をチクチク批判したところで僕の人生には何のメリットもないですから。

炎上して多少の広告収入が入るくらいです(笑)

目的はその先にあります。
 

読者が見えてない部分や感じていない部分、要するに、気づいていない部分に切り込んでいって新しい価値観や選択肢を持ってもらうことが何よりもの目的です。

そして、そういう人たちと意見交換することで僕自身も新しい価値観や選択肢を手に入れてビジネスにつなげることができます。

「言われなくてもそんなことわかってるよ」

という記事を書くことに意味はありませんし、叩いて批判だけで終わるのもアホですからね。

それでは2ちゃんねらーと何ら変わりません。

挫折ストーリーはTPOで

さて、本題にいきますね。

まずお金の原則的な話です。

個人と法人は別人格ですが、それぞれお金を扱うことには変わりないですし、「お金=信用の数値」という原理も真っ当にビジネスをしていれば当たり前です。

捏造だろうが何だろうが、信用があるところには必ずお金が集まります。

ということは、本人の意図しない赤字の会社やお店というのは、社会から信用されていない証拠であり罪悪でしかないわけです。

お客さんから受け取ったお金(信用)をまともに運用できていないということですからね。
 

それだけならまだ良い(本当は良くない)んですが、この人の場合、お客さんからもらったお金、つまりいただいた信用でマイホームを買い、そして、それらも管理できずに自分都合でさっさと売りに出したわけです。

この時点で経営者以前の問題で、人間としても信用を軽視しているということです。

で、それをネタにしてお涙頂戴して周りに共感してくださいと言っているわけですね。

ステークホルダーからしたらおいおいオマエ舐めてんのかっていう話ですよ。
 

念のためにもう一度良いますが、この人を攻撃することが目的ではありません。

この人の不幸を願っているわけではないので。

別に、ここから再起できないとも思ってませんし、ここから立ち直せれば凄いと思いますし、それはそれで素晴らしいことだと思います。

あくまでビジネスは結果なので。
 

ただ、あなたがこの立場に立った場合、誰もが閲覧できるSNSやブログというツール使って

「自分なりにがんばったけどダメでした。でもまだあきらめずにがんばります!だからみんな引き続き応援してね」

と堂々と発信することが人としてどうなの?っていう話です。
 

どんなに謝罪の句やキレイゴトを並べようが、自分のがんばりをアピールしようが、第三者(特にステークホルダー)にとっては

「みんなからもらった売上で家を建てました。でも経営能力がないので利益も出せず家のローンも払うことができなくなりました。なので、この家はいったん売っぱらってもう1回がんばろうと思います」

としか聞こえないはずです。

「は?オマエ何言ってんの?」

と。

少なくとも僕がステークホルダー(株主)ならそう思います。

さっさと会社潰して配当渡せよと。
 

挫折やどん底からの復活ヒーローストーリーは共感されますし応援されます。

つまり、集客になりますしお金にもなります。

要は、マーケティングには有効な手段なのです。
 

ストーリーの内容が嘘でなければ、別にそれを活用すること自体は悪だと思いませんし、誰かを応援することにもつながると思います。

それで、結果としてV時回復できれば最高のヒーローストーリーが出来上がりますし、今後のビジネスにも有効になりますし本を出したら売れるかもしれません。

ただ、商品の価値や需要がないままで、人のつながりだけで売上をつくったのであればかなりイタいビジネスだとは思いますが。
 

商品やサービスが良いのは当たり前で、それが伴わなければビジネスは継続しようがありませんから。

不幸をネタにしてお涙頂戴という脚本をつくってマーケティングをしてくのは良いですが、TPOや3M(メディア、マーケット、メッセージ)をちゃんと考えて発信しないとさらに不幸な人を増やしてしまうだけなので、戦略的にやった方が良いです。

今回の人ように自身の民度の低さも露呈しかねませんからね。

自己責任が皆無であることの現れ

今回のツイートやブログを知ったのはこの人のツイートからでした。

 
それに対してだと思うんですが、

 
これね、、、

エクスマがどうのこうの言われたくないなら、プロフィールに「エクスマ●期生」とか書くなと。

結論から言うとそれだけの話です。
 

協会やコミュニティの名前を出すということは、看板を借りるということです。

旗を背中に掲げて歩いているようなもんです。

その旗を掲げて歩いている人間が、ろくに結果も出せなかったり何か問題を起こした時点で大いに看板を汚していることになるわけですよ。
 

それを

「僕のことはいいけどボスのことはほっといてください」

と言っても通るわけがない話なわけで。

自己責任どころかオマエの行動や結果が伴ってないから他人や巣にも迷惑かけてんだろうっていう話です。

だから群れずにビジネスをしましょうといつもお伝えしているわけです。
 

協会やコミュニティビジネスにとっては、会員や信者が下手をしでかしたらブランドや名前が傷つくというリスクがあります。

会員や信者からしたら、ボスや仲間が何か下手をしでかしたら共倒れするというリスクがあります。

それぞれに大きなリスクが孕んでるんですね。
 

弱者や凡人こそ群れずにビジネスをしないと、自分が管理できないところから影響を受けて一瞬でビジネスが死にます。

協会やコミュニティの集客や旨味を活用してビジネスをしたいのであれば、その名前やブランド名を出さないことですね。

まぁ、それでは協会の旨味がなくなってしまうのでそんなことは許されないと思いますが。
 

何れにしても、まずは、孤独に自分の実力をつけてそれからパートナーと仕事をするという順番でビジネスをすることをお勧めします。

集客やつながりの魅力があるので、弱者連合は一瞬は魅力的に映りますが、その中で生き残っていけるのは超腹黒人間だけです。

教祖のキレイゴトを真に受けているような情報弱者は搾取され続けるだけですよ。

僕よりもどん底を見ている彼の意見も面白いですね。

 
この後も連続したツイートが続きますが、クリックするとこの後の続きも見れるはずですよ。

しゃがむだけでは高く飛べない。

余計なものは捨ててしゃがみとジャンプを繰り返して筋力をつけて「ここ!」っていうタイミングで狙いを定めて飛ばないといけないってことは彼はよく知っているはずです。


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