こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
アフィリエイトをしている人はもちろん、アフィリエイトのことをあまり知らない人にも理解していただきたいと思うんですが、
自分自身がまず商品を購入し、使ってみて良かったと思えるものを同じような悩みや問題を抱えている人に紹介する。あるいは、その商品や商品ジャンルに関して高い専門知識を持った人間がその商品を分析し、販売者が伝えきれていないメリットとデメリットを伝えた上で紹介する。
本来これがアフィリエイトの基本であり、アフィリエイトをする者の姿勢です。
そうすることで、販売者が広告を出して世の中に広めていくだけの活動よりも効率的ですし、安心と信頼も付加されます。
効率面で言うと、拡散性はもちろん、アフィリエイターやブロガーが商品のベネフィットやリアルな満足度、あるいは不満点を伝えることで、本当にその商品を必要としている人に手にしてもらえる確率が増します。
逆を言うと、本来その商品を必要としていない人が間違って買ってしまわないようにするために、その商品のリアルな情報を提供するという役割も担っているわけですね。
アフィリエイトというのは、商品に関わる人全てが幸せになれる、そういった素晴らしいビジネスなわけです。
だからこそ、こういったことを理解せずにアフィリエイトというビジネスに手を出すのは無責任ですし、ビジネスやお客さんを舐めているとしか言いようがないんですね。
蔓延するビジネス素人の無責任アフィリエイト
今回、なぜこういった話をしているのかというと、このツイートを見かけたからです。
まぁ、氷山の一角にすぎないんですが。
⚠️無料配布が明後日まで!
私が独立初期の頃から手元に置いているこの本、ずっと無料キャンペーンやってたんですが12月6日いっぱいで終了するそうです…内容むずいけど読むほど味がでるからぜひ読んでほしい!【無料】「個人で稼ぐ力」をつけるならこの本は手元に置くべきhttps://t.co/FDhRYQo4Ce
— あんちゃ@12/14著書発売! (@annin_book) 2017年12月4日
で、彼女の記事のリンクからこの書籍に飛んでもらえれば分かるんですけど、このキャンペーン12月6日で終わってないですからね。
結果として彼女が嘘をついてることになるんですよ。
別に彼女のことは嫌いでもなんでもないし、まだ若いしブロガーとして役に立つ情報発信をしてがんばれば、程度にしか思っていません。
他の記事を読んだわけでもないですし。
が、このツイートとリンク先の記事の内容があまりに酷いなと思ったので言うべきことは言っておこうかなと。
自分が購入していない、あるいは理解できていないモノを他人に紹介するな。
ということです。
その理由は冒頭でも述べたとおり、それがアフィリエイトをする者としての最低限の責任であり役割だからです。
小学生の読書感想文
彼女がブログに書いてあるレビューの内容が薄すぎることもそうなんですが、言葉が無責任なんですよ。
「なぜか今無料で配布されています。」
「だからこういった無料本を配布するとか、テストマーケティングができるんですねー。」
「わたしより稼いでいるブロガーの人たちも、この本に限らずダイレクト出版の本を好んで読んでる人が多いですね。」
いやいや、「なぜか今無料で配布されています。」ってどんだけ適当やねんっていう話で。
販売者が無料配布している意図も知らずに「無料だからお早めに!」とか「だからこういった無料本を配布するとか、テストマーケティングができるんですねー。」とか言っちゃうわけですか。
で、「わたしより稼いでいるブロガーの人たちも、この本に限らずダイレクト出版の本を好んで読んでる人が多いですね。」って、ダイレクト出版の本を誰が読んでどれだけ稼いでるんですかね。
いや、問題や悩みを解決したい人にお金を払わせて広告主(販売者)からアフィリエイト報酬を得ようとしているわけですから、小学生の読書感想文レベルのツッコミどころ満載のレビューとか書いていたらダメでしょう。
無料の案件だから良いんですかね?
本来2,980円の商品が送料(550円)だけ払えば手に入るから良いんですかね?
ダイレクト出版のマーケティング
そもそも、アフィリエイトする商品の広告主(販売者)であるダイレクト出版とそのコンテンツのことを理解していなさすぎなんですよ。
君さ、これ買ったらダイレクト出版から高額教材のオファーがガンガン届くって知ってる?ここにコメントしてる人たち全員カモられるよ。
自分のフォロワーがどうなっていくかも知らずにこういうアホなアフィリエイトしてるのって、悪気なく覚せい剤ばらまいてるみたいで見てて痛々しいぞ。
— 服部慎也(Shinya Hattori) (@FACTDEAL) 2017年12月4日
ダイレクト出版の本は既にビジネスを走らせてる人にはヒントにはなるけど、起業初期の人にはほぼ役に立たない。ちゃんと読んでればそれくらいわかるぞ。
この子別に嫌いじゃないけどこのアフィリエイトは酷い。役に立たない本を推奨して金銭を得るってのはアフィリエイトする人間として最悪の愚行。 https://t.co/o0vgx31hS1
— 服部慎也(Shinya Hattori) (@FACTDEAL) 2017年12月4日
これ注文すると、リスト取られて、変な広告みたいな雑誌が1ヶ月ごとに12回送られてくるんだよね〜。停止できないもんかね・・・
本自体は悪くはないと思うけど、初心者にはちょっとハードルが高いかなと思います。
それでも欲しいならぜひどうぞ! https://t.co/EiQGHNTUH6
— ミッキー@スイーツ&グルメ好き (@micky19750930) 2017年12月4日
補足。
こういうリスクを案内して、それでも得るもの大きいよ、だったら納得してしまうかもですが、説明が一切ないので怒り心頭なんです。 https://t.co/tLqVCZhEIY— ミッキー@スイーツ&グルメ好き (@micky19750930) 2017年12月5日
うわぁ結構高いんですね。記事まで送っていただきありがとうございます。本の目次を見ましたが、確かにビジネス構築の段階の人向けではないように思えます。ブログ内で「何度も読み返したくなる内容」と書いてあるわりに、内容に言及している文章が少なく、書籍紹介としても微妙な記事だと思いました。
— 呂布優 (@Ryohu_yu) 2017年12月4日
ひゃー、これはひどい……
インターネットビジネスマニフェストってビジネスの全体像を整理する概念本で、実務的なことは全く書かれてないやつじゃないですか。
これビジネス初心者におすすめするのはただの情弱騙しですわ……— NAE@本書きました (@__NAE__) 2017年12月4日
この本メアド取りリストよ。情報商材と一緒なのよ。こんなのが商業出版するなんて出版元に角川に通報案件かしらね。https://t.co/VMNItFc8hf
— 肉級 (@mecchanikuniku) 2017年12月4日
ちょっとばかし話題になってるこれ、ぼくもだいぶ前に手に入れたんだけど……正直、全然役に立たなかった。
なるほどなーってことも当然書いてあるんだけど、これを進めてる人がよく言う「これは絶対読んだ方がいい!」「変われるよ!」みたいなのは、疑問を感じずには入られなかったなぁ。 pic.twitter.com/u3eJ6pKb6Z
— ユーキ@ブロガー&YouTuber (@yukizumu) 2017年12月5日
手にいれるには住所が必要で、そのあと色んな資料届いてきたけど、みんな同じ感じだった。リスト取られたなぁ、としか思えなかった。
アフィリエイトにもよく使われるけど、ほんとにいいと思って勧めてる記事が少なくて、そりゃー印象悪くなるよなぁ……って感じ。
— ユーキ@ブロガー&YouTuber (@yukizumu) 2017年12月5日
この本を勧めてるブロガーってめちゃくちゃ多いので報酬高いのだろうな、とは思っていた。その割に本の内容を細かく書いてる人は見かけないので、読んでる人は少ないんだろうねww
アフィリエイトをする者の覚悟と責任 https://t.co/ZuZkIFRatf @FACTDEALより
— M@金属アレルギーなOL (@M_san_1986) 2017年12月5日
上記のツイートからもわかるように、理解しておかなければならないポイントは2つ。
1.ダイレクト出版のコンテンツはビジネス初心者には向かない
2.メルマガと家のポストに大量のセールスレターが届く
1.ダイレクト出版のコンテンツはビジネス初心者には向かない
ダイレクト出版のコンテンツが悪いわけではなく、詐欺というわけでもありません(今は返金システムもちゃんとしてますし)。
昔のマーケティングのやり方は酷かったですし、今も恐怖を煽るだけのリスティング広告は不快になりますが。
ただ、ダイレクト出版のコンテンツはビジネス初心者には向かないんですよ。
なぜなら、アメリカの経営論やマーケティング論のついて書かれている本や教材をそのまま横流ししているものがほとんどだからです。
なので、ビジネスがある程度軌道に乗って仕組みができあがった状態で、「さぁ、これからどうしよう」という自分の中で精度の高いアウトプットのフィルターを持てている人でないと使いこなせない情報なんですよ。
これは、僕が実際にダイレクト出版の本を数十冊読んだり、リサーチのためにコンテンツ購入して実践してみた上での体験談です。
今でこそ、「これはおもしろいな」とか「これは使えるな」とかはありますが、コンセプトや仕組み、ビジネスモデルも固まっていないビジネス初心者にとって使えるものはほとんどないんですよ。
唯一使えるのは心理学系、あるいはコンテンツマーケティング系の本くらいです。
2.メルマガと家のポストに大量のセールスレターが届く
上記のツイートでもありますが、商品を購入したその日から「マインドセット」や「起業家として」といったモチベーションアップ、自己啓発系のメルマガが大量に届きます。
それらは当然ステップメールなので、マインドコントロールが完了した頃に高額教材のセールスレターがメールだけではなく、家のポストにも届きます。
で、マーケティングや心理誘導の知識がないビジネス初心者にとって、ダイレクト出版のセールスレターのコピーは秀逸かつ強烈なので、思わず決済してしまうわけです。
それだけではなく、その直後からもアップセル、クロスセルと畳み掛けてくるので、さらに必要のないものをどんどん買ってしまうことになるんですね。
もうそうなると逃れられません。
彼女のツイートやブログ程度の内容で即購入してしまうような人たちであれば、ダイレクト出版の巧みなマーケティングにやられて”搾取の沼”に沈んでいくのは目に見えています。
分割払いにしてでも借金をしてでも購入し続けるでしょう。
巷で高額セミナーや高額講座、高額塾にハマる人と同じように。
三方が幸せになるアフィリエイトを
引っかかる情報弱者が悪いと言われればそれまでなんですが、自身のSNSでのインフルエンス(影響力)を生かして、自分の収入を得るために”搾取の泥沼”に誘導するのはあまりに醜悪でしょう。
計算の上でやっているのであれば救いようがないクズですし、何もわからずにやっているとしたらむしろその方がタチが悪いですね。
購入者の購入後の未来、販売者への影響を考えられないというのは、アフィリエイトする者としては失格です。
だって、誰も幸せにならないじゃないですか。
アフィリエイトは本来、販売者は利益やファンが増え、購入者は悩みや問題を解決でき、紹介者は報酬をもらいながら広告主からも購入者からも感謝されるという最高のカタチ(Win-Win-Win)になるはずです。
にもかかわらず、自分の欲望のためだけに醜悪なアフィリエイトをすることによって、販売者にはクレームが行き、購入者はお金をすり減らすだけで何も手に入らず、アフィリエイターは広告主からも購入者からも信用を失うわけですから。
ブログで何かしらのアフィリエイトをしている人は、自分が書いているアフィリエイト記事が広告主と購入者が幸せになるカタチになっているかどうかを、改めて確認して見てはいかがでしょうか。
その商品、本当に買ってます?
その商品、本当に活用してます?
買わなくても、使わなくても、誰にも負けないくらいその商品について、専門的で多角的な解説ができますか?
さっさと「ごめんなさい。私が紹介した商品は不適切だったかもしれないので削除します」ってするのが一番信用を失わない対応だと思うんやけどなー。
自称プロブロガーはなんで「ごめんなさい」が言えないの?上っ面な「ありがとう」とか「感謝」とかは連発するくせに。
— 服部慎也(Shinya Hattori) (@FACTDEAL) 2017年12月5日
自身のサイトやブログでアフィリエイトをするブロガーやライター、コンサルタントは、優秀なアフィリエイターからコンテンツ力や商品に対する専門性、姿勢や覚悟などをしっかり学んだ方が良いですよ。
沼に落ちてしまう前に、、、。
読んだことのない本の書評、使ったことのないサプリのアフィ、行ったことのない観光地の紹介……ライターもすぐ無節操と無責任の沼へ堕ちてしまう商売なので、気をつけたいと思っています。自戒自戒。 https://t.co/tTxDdxz4EE
— 大福汁粉_ライター (@daifuku_shiruko) 2017年12月5日
多いです。残念ながら、クラウドソーシングサイトなんかでいくらでも募集されてます。またクラウドソーシングに限らず、募集要項には「体験してなくても書いていいよ」と記載がなくても、ライター側でいくらでもインチキはできてしまいます。だからこそ「自戒」なんです。 https://t.co/ItpAwBV4KB
— 大福汁粉_ライター (@daifuku_shiruko) 2017年12月5日
フォロワーを自分の養分としか考えていないのかなぁ。改めて三方よしを大切にしようと反面教師な事例の典型でした。 https://t.co/debukpbWVR
— 高橋輝雄@草加の税理士 (@teruozeimu) 2017年12月5日
今思えば、私は仏教の本を、読んで実践している事を楽天アフィリエイトリンク入りで伝えておるものの、きっちりと理解して解説できるかというと怪しいどころか、とてもじゃないと・・・と冷や汗が出てくる事に御座ります。いかがせん、いかがせん。合掌、警策フルスイング https://t.co/V7PC9wgTUw
— 修羅観音 (@syurakannon) 2017年12月5日
この程度の紹介で売れちゃうところがプロブロガーの凄いところであり残念すぎるところでもある。築き上げる信用と切り売りする信用のバランスが崩れたら終わり。 / “アフィリエイトをする者の覚悟と責任” https://t.co/UjH4QFsUFh
— はらですぎ (@hara_desugi) 2017年12月6日
価値あるものを与えることで信頼を得、見合ったお金を貰う。この流れを皆で回していくのがビジネス。
皆が買い手にも売り手にもなる。発信者→エンドまでの一方通行で行ったっきり、
しかも売るだけで、買い手にならないなんて、、、商売する気なさすぎる https://t.co/xjlML2mTnF— 黒須サンタ (@snt_2ch) 2017年12月5日
あなたの大好きなあの人が言ってることが、正しいとは限らない。気を付けてくださいね。 https://t.co/JbFmnu3Pvp
— Mayu (@mayuchinsan2) 2017年12月5日
Win-Win-Win
これを実践してる人は間違いなく強いし懐が深い。僕は商売でないけど、お気に入りのレストランに他人を連れて行くときは、Win(お店)Win(自分)Win(連れ)になるように心がけて行動してる。
皆幸せですよ。アフィリエイトをする者の覚悟と責任 https://t.co/oLvVImqWUS @FACTDEALより
— ミッキー@スイーツ&グルメ好き (@micky19750930) 2017年12月5日
物凄く同感。私も、実際に使ってみたモノ&自分が本当に良いと思ったモノしか、ブログでは紹介しない。
アフィリエイトをする者の覚悟と責任 https://t.co/TJm8INUF50 @FACTDEALより
— Yukari@旅ブロガー (@decoratemytrip) 2017年12月6日
色々思うところあるけど、
情弱は金になるて事と、自分の出来ること出来ないことを理解するてのは大切だよね。て思った。アフィリエイトをする者の覚悟と責任 https://t.co/DB1jo0RSC5 @FACTDEALから
— OZU (@ozuworld7twit) 2017年12月6日