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情報発信中毒になるためのコツ

今年もあと1ヶ月で終ろうとしていますが、こんな年の瀬(?)にもかかわらずブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

昔からずっと読んでくれている人も、最近読み始めてくれた人も、何かしらの反応をいただけることで「情報発信を続ける活力」が湧いてくるので、本当に感謝しています。
 

ちなみに、ブログを書き続ける活力や使命感というのは、noteでけっこう鍛えられました。

今はもうnoteの定期配信は終了していますが、noteは2016年からスタートしてから5年半以上続けましたが、スタートした月の売上はこれくらいでした。


月の売上300円て、ブログ初心者のアドセンスかっていうw
 

で、そんな300円からスタートしたnoteでのコンテンツ販売ですが、影響力や人脈、センスといった不確実な要素とは無縁でやってきたんですね(最初から影響力や人脈、センスがあれば売上が300円なわけがないw)。

実際、Twitterなどで有名なインフルエンサーとはケンカすることはあっても「仲良し」「媚びる」的な接点は一切作っていなかったですし。

全てはコンテンツ力と、フォロワーさんやメルマガの読者さんに信用してもらうための情報発信の地道な積み重ね、企画のトライ&エラーの繰り返しの結果でしかないわけです。
 

結果として、売上のアベレージはこのくらいになりました(定期配信を終了した現在はもう少し下がっていますが)。


noteをやれば稼げるどうこうという話ではなく、情報発信のクオリティを上げていくのにnoteはかなり使えますよという話です。

記事を書くことでお金をいただくわけですから、イヤでも情報発信の筋力は鍛えられますし「売れるか売れないか」というシビアな反応によって、自分の実力も客観視できるんですよね。

 

これからビジネスを始めたい人は、メルカリをやったりアフィリエイトをやるのが良いと言われますが、僕的にはnoteがオススメですね。

将来的に情報発信を軸にして、コンサルティング、マーケティング、コーチング、カウンセリングといった、いわゆる「無形の商材」を売っていきたいと考えている人は特にです。

なぜなら、記事を売るということは、たとえそれが数百円であっても「自分の商品を売る」ことに他ならないので、実践の中で学べるマーケティングのレベルが段違いだからです。

商品企画や商品開発といった、マーケティングの土台部分であるコンセプトメイクと真剣に向き合うことになるからです。

自分自身が生み出したものが、世の中に価値を提供できる(できている)かどうかが、売上という超シビアなレスポンスによってすぐに可視化されるということですね。

残酷で楽しいnoteの素晴らしき世界

自分の情報の価値が「売上」という結果で残酷なまでに可視化されるnoteは、シビアですがめちゃくちゃ楽しいんですよね。

この楽しさがわかる人はみんなnoteの中毒になってしまいます。

手数料の高さやコンテンツの上限価格、他社のプラットフォームというデメリットはありますが、独自ドメインに変えてロゴも設定したら愛着も湧いてきますし、いっちょうがんばってみようかなという気になります。
 

もちろん、コンテンツはメルマガなどの独自のメディアで販売した方が高単価で売れるんですが、リアルな反応や忖度なしのフィードバックがもらえるという点も含めると、運営や販売をするのはnoteの方が楽しいんですよね。

リストへのコンテンツ販売とは全く別物ですし、ブログとも別物です。
 
例えば、noteの無料部分というのは、有料部分を読んでもらうためのある意味セールスレターであり、それを毎週書き続けるというのは良い練習になるんですね。

なかなかハードですし、たまに憂鬱になるんですが、それがマーケティングに携わっている人間としては楽しかったりもします。

既存の定期購読者にだけ刺されば良いと思った記事は無料部分はアッサリ書いたり、逆に新規の人にも読んでほしいと思った場合はガッツリ書いたり全文を無料公開したりとパターンは変えたりと、いろいろ試行錯誤していました。
 

こうやってちゃんと説明すると、凡人がコツコツがんばっているというのがわかるでしょうw

ライティングに特別なセンスやスキルがあるわけではないので、やり続けることと、本業(コンサル)でのアウトプットを事細かく言語化していくしかないんですよね。

だから、あなたもしっかり積み重ねてがんばってください。
 

…と言いたいところなんですが、実は隠しているコツが1つありまして。

これを伝えておかないと、どれだけ積み重ねてもムダになっちゃうんじゃないかなと思ったので、今回はそれをお伝えしようかなと。

そろそろnoteをやめましょう

コツコツと積み重ねてがんばってくださいとは言ったものの「noteをガチりましょう」と言ったわけではないんですね。

noteというプラットフォームが、自分の中では何か違う、向いていないと思うのであればさっさとやめてしまった方が良いんです。

あくまでnoteは情報発信やコンテンツ販売の手段でしかないので、自分がやっている(やろうとしている)ビジネスや情報発信のスタイル、主要SNSとの連携などにおいて、相性が悪いのであればさっさと見切りをつけるべきなんですよ。

とりあえず1ヶ月だけでも真剣に取り組めば、相性は見えてきますから。
 

で、ここでのポイントは「相性」なんですが「相性」というとかなり抽象的だと思うので、何を持って自分と相性が良いのか悪いのかの基準をまず決めるようにしてほしいんですね。

好きか嫌いかといった感覚的なものから、良いか悪いかという論理的なものまで、可能な限りリストアップしてください。

書きたくなるレイアウトか
続けたくなる中毒性はあるか
好きな人は使っているか
お客さんに届けやすいか
デザインやレイアウトは好きか
画像の解像度は高いか
使い勝手は良いのか
求める機能はついているか
カスタマイズ性はどうか
PVやCVを細かく計測できるか

例えば、こんな感じですね。
 

ここで冒頭で話したこととつながるんですが、noteはWordPressなどと比べても圧倒的にカスタマイズ性は低いですし、文中の装飾もほぼできません。

最上位プラン『note pro』を契約しないとアナリティクスと連携できないですし、垢BANされる可能性だってありますし、仲介プラットフォームとしての手数料も高いです。

が、それ以上にnoteにはシンプルなエディターがゆえの楽しみがあり、それが中毒性につながっていたりするんですね(装飾等に気を使わず、純粋に書くことだけに集中できるというのは大きいと思います)。
 

それは冒頭でも話した通り、情報の価値の可視化や、誰もが簡単にコンテンツ販売ができてしまうマネタイズまでのシステムや、痒いところに手が届く独自の機能(最近では返金やプレゼント)やプレミアム機能などです。

最近は、さらに機能は充実してきているので、コンセプトメイク、集客、プロモーション、セールス、コピーライティングといったブログマーケティング的要素だけではなく、継続課金マガジンによるサブスクビジネスの導入やサークルによるコミュニティ運営など、あらゆることが実践しながら学べるので、さらに中毒性は高まっているんじゃないかなと。

ここまで充実していると、ついついTwitterを開いて何かをつぶやきたくなってしまうように、ついついnoteで何かを発信したくなりますよね。

 

情報発信においては、自分の中の情熱も大事なんですが、こういった「中毒になれるプラットフォーム」を使うことは非常に重要なんですね。

これは積み重ねる際の最大のコツであり、努力を努力と感じなくさせる重要なポイントとして大きな部分を占めます。

モノや行為を好きになってしまい、そのレベルを超えて中毒になってしまえば、努力とは無縁になるわけですから。

じゃぁ、中毒になるためには、受動的にただ1ヶ月続けてみれば良いのかというと、そういうわけではないんですね。

魅力を知ろうとしていないだけ

Twitterをやれと言われたらTwitterをやり楽しくもないのに惰性で続ける、noteが人気だからとnoteに手を出しアカウントだけ作って放置、という人がめちゃくちゃ多いですよね。

耳が痛い人も多いかもしれません。

僕にとってはYouTubeがそうで、昔は無茶苦茶ハマって毎日配信していたんですが、今は好きですが「ガンガンいこうぜ」モードにはならなくて。

なぜモチベーションがなくなってしまうのかというと、実はそのメディアやツールが持っている機能や魅力を把握していないからなんですね。

え、そんなこと?と思うかもしれませんが、この事実は侮れません。
 

スポーツを見ていて、ルールがわからないものって楽しめますか?

例えば、定期的に盛り上がるラグビーですが、ルールがわからなくても一時的には「がんばれ日本」や「世界的なお祭り」といった理由で盛り上がれますし、楽しんだり感動したりすることはできます。

じゃぁ、その後もラグビーにハマって応援に行ったりする人がいるかというと、それは限りなく少ないわけですが、それって本質的なところでの楽しみ方がわからないからなんですよ。
 

で、その理由が何かと言うと、ラグビーの細かいルールがわからなかったり、ラグビー界の歴史や仕組みを知らなかったり、チームのストーリーや選手のバックボーンを知らなかったりするからです。

これはメディアやツール、もっと言うとビジネスにおいても同じで。

仕様や機能を知らないばっかりに、魅力もわからずに楽しめず、すぐに挫折してしまう人が後を絶たないんですね。

ビジネスをする以上、お客さんの喜ぶ声やそれを数値化する売上こそが楽しみだと感じる人は多いと思いますが、ツール使いこなせるようになる楽しみというのも大きいですし、使いこなせるようになるからこそ結果がついてくるということも往々にしてあります。

ポテンシャルを知ってあげて

もし、どんなプラットフォームを使っても、どんなツールを使っても全然続かずにやめてしまうという人がいたら、一旦、売上やPV、フォロワーといった数字は横に置いてみてください。

そして、そのメディアやツールが持つ機能を学び「こんなことができるんだ、一回使ってみよう」というアクションに特化してみましょう。

noteでもTwitterでもYouTubeでもFacebookでもWordPressでも、何でも良いです。
 

特に、男性はガジェット好きな人が多いように、そのモノ自体が持つポテンシャルを最大限に引き出してみたくなるものだと思うので、その欲望に素直に従ってください。

大きな声では言えませんが僕もそういうタチで、新しい車に乗ったらその車のポテンシャルを最大限に引き出すことが好きでしたw

もしかしたら女性はそういった欲望は少ないのかもしれませんが「自分を魅力的に見せるために最大限のことはする」という性質はあると思うので、同じように追求できるかなと思います。

集客しなきゃ
PV増やさなきゃ
売上あげなきゃ
フォロワー増やさなきゃ
とにかく継続しなきゃ

という気持ちもわかるんですが、1ヶ月だけで良いので、そのメディアやツールが持つ機能の研究をしてみてください。

それが楽しいと思えたり魅力を感じられるまで研究できたらラッキーで、そうなると、そこに乗せる自分のコンテンツを考えることも楽しくなって、中毒的に続けることができるようになるかもしれません。


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