何かを習慣化するのに21日間必要だと言われますが、個人的には7日間あればかなりの変化を起こすことができますし、早い人であれば何かを習慣化することもできると思います。
結局のところ「やる」と決めることとそれをやる時間をブロックするだけの話なので、3日間でも習慣化の波に乗れるんじゃないかなと。
習慣化の成功イメージがついている人はみんなそうなんじゃないかなと思います。
で、僕はというとここ最近はLINEをがんばっていて、動画に関してYouTubeではなくできるだけLINEやコミュニティなどのクローズドメディアで出していこうと決めたので、動画の撮影もボチボチやっていて、あとビジネス用のインスタも始めましたね。
なぜここにきてLINEとインスタなのかという話なんですが、基本的な理由とLINEの特性に関しては、それこそLINEの1通目で話しているので、そちらを見ていただけるとウレシイです。
ただ、LINEの投稿でも書きましたが、これには「裏テーマ」がありまして、どちらかというとその内容の方が重要で、LINEとかインスタとか、いわゆる「道具」の話ではなく本質的な部分であり、これから重要になってくるからです。
その本質に関してはこの記事で書きました(無料で読めます)が、もう少し突っ込んだ話をLINEでしていこうと思っています。
ポジショントークではないので、いつそうなるのかわかりませんし、100%本当にそうなるとも言えませんが、歴史を見ればそのタームがくる可能性は非常に高いです。
オンライン化の先にあるものに意外と気づいてない人が多い。
コロナが終息しようがしまいがオフラインコミュニケーションへの欲求はそのうち爆発する。
そうなったときのために何をするかなんですよね。2021年は。
振り子は真逆に振れる。時代は繰り返す。このトレンドの鉄則は変わらない。
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) January 6, 2021
ということで今回は、知っている人も多いと思いますが、トレンドが繰り返す「振り子の法則」のリマインドを。
今年以降、自分はどうポジショニングをしていくべきか、そのためにどんなブランディングをするか、そのためにどんなマーケティングをするかが見えて来ると思いますよ。
振り子の法則とは
ちょうど、アイアンマンのかみやさんにRTしていただいた内容がわかりやすかったので引用させていただきますね。
トレーニングの量と質、
糖質制限や脂質制限、
就職先の大企業とベンチャー、
本業と副業、
そしてオンラインとオフライン…本来2分して考えるものではなくても、『ブーム』は2者間を行ったりきたりするよねw
(まぁメディアとしてはブームになってしまったら違う主張の方が目立つし←) https://t.co/2m59fTBJ8O— かみや🏊♂️🚴♂️🏃♂️IRONMAN (@TK_tri_KONA) January 6, 2021
まぁ、そういうことですw
需要と供給のスパイラルが一定以上上昇したら、今度は真逆の価値観(需要と供給)を主張する商品やサービス、そして消費者が現れ、そちらに振れていくと。
自然発生というよりかは、ぶっちゃけ「電通次第」というところもあるんですが…広告代理店の話をするとどんどん脱線していくのでこの記事では言及しませんが、興味がある人はこの辺の本を読んでみては。
いずれにしても、確実性の高い次のトレンドを予測して、コツコツと準備をしていくことが重要だということですね。
トレンドの隙間で勝負する
戦い方として、次のトレンドを予測してそこに思いっきり乗っかる準備をするという方法が一般的なんですが、実は違う戦い方もできます。
それは何かというと「トレンドの隙間」を狙うんですね。
トレンドに乗っかっている人のほとんどは「思考停止」状態なんですが、トレンドはあくまでもトレンド、つまりいち現象でしかないので、トレンドに浸かっている人の中には
「そうじゃないんだよな…」
「しっくりこないんだよな…」
「なんかモヤモヤするな…」
という、潜在ニーズを抱えている人が一定数存在しています。
ただ、この人たちのほとんどは「自分の潜在ニーズ」を言語化できていなくて、だからこそ「モヤモヤ」しているわけです。
それを言語化してコンセプトを打ち出すことができれば、トレンドを待たずともポジショニングができるんですね。
いわゆる「逆張り」というやつです。
もちろん、自分自身がその逆張りコンセプトに自信と情熱を持っていて、具体的なノウハウがある(自分が実践して成果を出している)ことは大前提にはなりますが。
ライバルとの共存ができる
気づいている人もいるかもしれませんが、僕のビジネススタイルや打ち出すコンセプトはだいたいこの方式です。
潜在ニーズというのは、言ってしまえばレッドオーシャンの隙間であり、それはブルーオーシャンではないので、ライバルに気づかれにくく息の長いビジネスができるんですね。
レッドオーシャンは資金力やマンパワーがあるところが確実に勝ちますし、ブルーオーシャンは後発組がガンガン入ってきてすぐに真っ赤に染まります。
が、隙間というのはまさに「狭くて深いマーケティング」なので、爆発的に稼ぐことはできませんが、少ない時間、少ない労力、少ない資金でビジネスを継続することができるんですね。
ニッチをマイナーと混同している人が多いよね。ニッチは「狭い」「少ない」とかじゃなくて「確実な需要がある」ってこと。
ニッチを狙うなら、土台となる市場規模がそこそこ大きいことが絶対条件。
市場規模が小さいところでニッチを狙うと、ただ見込み客が少ないだけの商売になりまっせ( ˙³˙)
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) January 12, 2020
深いつながりのお客さんを少しずつ増やしていく感じなので、あとからライバルが現れたところで既存のお客さんとの信頼関係は崩れないんですよ。
棲み分けができる感じですかね。
こっちはこっち、ライバルはライバルという感じで、それぞれが市場を持って平和にビジネスを続ける感じです。
奪われることもないし奪う必要もありません
ちなみに「爆発的に稼げない」というのは年収1億とかは難易度が高いという話であって、年収2,000〜3,000万円程度であれば全然イケるラインなので、その辺は誤解のないよう。
マーケティングとブランディング
じゃぁそのポジショニングのために何をすべきなのか、というとそれがブランディング、そのためにマーケティングなんですね。
❶マーケティング
👉息をするように相手の気持ちや良い未来を考えること❷ブランディング
👉①を続けた結果、大好きになってもらうこと❸ポジショニング
👉①②を踏まえて「〇〇といえば△△さんしかいない」と思ってもらうことビジネスも人生も全く同じなんですよね。https://t.co/ZyTjRJVlaf
— ハットリシンヤ|マーケとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) April 19, 2020
定期的に固定ツイートに置いているこれに尽きるんですが、これをミスってしまうと後から修正することはほぼ不可能になります。
例えば、マーケティングの段階で焦ってトレンドに乗っかってしまったら、フォロワーや影響力は増えるかもしれませんが、そこから本来のブランディングにもポジショニングにもつながっていかなくなるんですね。
稼いでいることをアピールしたいのか、商品サービス、コンセプトを大事にしたいのか、キャラを作りたいのか、発信がブレブレでよくわからない人っているじゃないですか。
そういうふうになってしまったら正直もう立て直しはキツいです。
なので、フォロワーが増えれば良い、早く稼げるのがエラいということではないということはわかっておいていただければなと。
お金がある人はトレンドに乗れ
まずは今の業界における次のトレンドは何か、そこに乗っかるためにコツコツと準備をしていくのか、今のトレンドの隙間を狙っていくのかを決めます。
トレンドの隙間を狙っていくのであれば、その中にある潜在ニーズは何かをリサーチしてコンセプトを打ち立て、そこからブランディングとマーケティングを逆算して組み立ていくということですね。
個人的にはこのスタンスをオススメします。
なぜなら、現状、違うビジネスをしていて、そのビジネスでしっかりと収益を出せているのであれば、その収益を「トレンドに乗っかる新規事業」に回して強者として参入することができますが、そうではなくファーストビジネスの場合、やはり体力的にすぐ限界が来るからです。
そう考えた場合、トレンドの隙間を狙う「弱者の戦略」でポジショニングすることが賢明なので、自身の状況に合わせて、ぜひ2021年以降の戦略を組み立てください。
もちろん、トレンドに乗る事業と逆張りで攻める事業、両方あれば最強ですね。