こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
いきなり情報商材屋の記事みたいなタイトルで申し訳ないんですが、ストレートな方がわかりやすいかなと思ったのでこれでいきます。何のひねりもなくてすみません。
内容はいたって真面目ですし、むしろけっこう残酷な話かなと。
まぁ「成功」の定義に関しては人それぞれだと思うんですが、この記事ではわかりやす「起業してサラリーマンの3倍以上の収入を得る」としましょうか。
月収にして100万円くらいを目安にします。
月収100万円信仰はキモいので別にいくらでも良いんですが、とりあえずフリーになって月収100万円もいかなければ話にならないと思うので。
アホほど働いて、経理も集客もプロモーションもセールスもマーケティングもブランディングも全部自分でやるわけですから、それで100万円も稼げないのならそのビジネスは破綻しているので、収入が安定するサラリーマンをやっていた方が良いです。
ということで4つのパターンを解説していくわけですが、一部の天才を除いて成功している人は例外なくほぼこの4パターンのうちのどれかです。
商品力はありますか?
SNS時代の到来によって多少は変わったものの、個人ビジネスで成功するためにやるべきことは大体決まっているんですね。
ビジネスをやる以上、必ず商品(サービス)が必要になるのは言うまでもないんですが、商品力が(平均以上)あるかないかによって取り組むべきことが全く変わってきます。
ということで、まずは「商品力がある」場合の話からしていこうと思うんですが、ちなみに「商品力がある」というのは市場において平均点以上、つまり並以上と考えていただければ。
広告を出す
商品力が並以上ある場合や、刺さる商品コンセプトを作ることができる場合は、見込み客が見るであろう媒体を選定し、キーワードを設定し、広告を出すわけですが、シンプルな話、そこそこ自信のある商品ならさっさと世に送り出して反応を見ましょうということです。
もちろん、商品力があるかないかは独りよがりではなく第三者の意見を聞いたり、ライバルの商品をリサーチした上で判断します。
よほど酷い商品や、ダサい商品紹介ページでなければ、これでビジネスを拡大できます。
CPAの計測、また、購入者からのフィードバックをもらえるようにしておいて、商品をブラッシュアップしたりラインナップを増やしていくことができれば全く問題ありません。
SEOで勝つ
広告費もかけられないくらい初期のキャッシュが乏しいのであれば、当然、お金の代わりに時間を使うしかありません(記事の外注化や中古ドメインの購入などSEOにコストをかけるのもありですが)。
要は、YouTube、ブログ、クラファン、ポータルサイトなどで検索上位を獲得するためにSEO、SXOを意識してコンテンツを蓄積するということですね。
商品力があるのなら、集客ができる個人メディアと商品への導線さえあれば売れますから。
SEO攻略の難易度は高くなってきていてアフィリエイトオワコン、ブログオワコンなんて言われますが、そうやって撤退者が増えているからこそチャンスは生まれてくるものなんですよね。
現にあなたは、このブログやこの記事に検索からたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
キャラクター力はありますか?
では、商品力が平均点以下の場合はどうすれば良いのか。
要は、ごくごく普通の商品でライバルと何の差別化もできない商品、あるいは超フツーの商品コンセプトしか打ち出せない場合はどうすれば良いのかという話です。
いや、商品コンセプトや商品力がクソだとわかっていてビジネスをしようとしているならそれは無謀ですから、それは戦略以前の問題だと思ってください。
インフルエンサーになる
商品力が並以下の場合、それでビジネスを成功させようとしているのであれば、フォロワーを集めてインフルエンサーになるしかありません。
要は、影響力を獲得し、キャラクターを立てて「この商品だから買う」ではく「この人だから買う」と思ってもらうしかないということです。
もちろん広告を出したりメディアを育てるという戦略も取れますが、いかんせん商品コンセプトや商品力が乏しいと、お金や時間をかけて集客したところで他者と比べられて弾かれるので、息の長いビジネスはできません。
何かしらの広告やブログから商品にたどり着いたとしても、商品の魅力がフツー以下であれば買わないですし、商品の紹介ページがダサかったらそっと閉じると思いますが、まぁそういうことです。
ちなみに、詐欺的な商品は論外ですが、商品のクオリティが多少が低いくらいであれば、インフルエンサーになって「キャラクターで売る」という戦略は全然ありです。
お客さんの声を聞いて、商品を常にブラッシュアップし続けていくつもりがあるということが絶対条件ではありますが。
権威に紹介してもらう
これは、自分自身がインフルエンサーになるのではなく、インフルエンサーに紹介してもらうというパターンですね。
悪く言えばインフルエンサーに媚を売るということです。
これに関しては「ダサい」という意見と「プライドを捨てて凄い」という意見に分かれるので、最終的な判断は自分自身の価値観になると思いますが。
まぁ、言うまでもなく僕は「ダサい」ですねw
そもそも商品力が並以下の商品を「これは良いですよ」と勧めるインフルエンサーとかビジネスマンとして終わってるでしょという論理です。
あり得るとしたら、名前だけではなく実力があるインフルエンサーに「もっとこうすれば良い商品になるよ」と指南してもらい、愚直にブラッシュアップしてそれを紹介してもらうというカタチですかね。
それ以外は、基本的にステマやサクラの域を出ないのでアウトかなと。
凡人はファンタジーを捨てよ
いかがでしたでしょうか。
業種や業態、ビジネスモデルによってアプローチの仕方は変わってくるでの、厳密に言えばこの4つ以外にもパターンはあるんですが、とりあえずSNS時代においてはシンプルにこの4つかなと。
この記事にもつながるんですが、自分の置かれている状況を冷静に把握してやることをやらなければ何ともなりませんよっていう話です。
まとめると、
広告も出さない
毎日コンテンツを積み上げる気概もない
最少のコンテンツ量で勝つためにSEOの勉強もしない
インフルエンサーになるためにSNSに注力しない
プライドがあるから媚びは売れない
もっと言うと、自分がどうすべきなのか(どの方向で進めていくべきか)を先人から教えを乞うつもりもない、それで成功しようなんざ、サラリーマン以上稼ごうなんざ無理な話だということです。
寝食を忘れて熱狂できるオタク領域があったり、誰にも負けない商品や経験、スキルを持っていたり、それらが市場のニーズとして存在する場合は、ほんの少しの発信でも成功を勝ち取ることができると思います。
ただ、ビジネスに取り組もうとしている人の大半は、上記のような天才や秀才ではなく、僕を含め大したものは何も持っていない凡人なんですよね。
凡人が本気で成功したい、理想のライフスタイルを手に入れたいのであれば、そのことを理解して上でファンタジーは捨て、やるべきことをやりましょう。