起業

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「副業がキツイ」とか言っている人は起業なんか一生無理です

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

この記事を読んで、

「今しかないと思いました。会社を辞めて起業しようと思います。」

と言ってくれた人がいて純粋に嬉しかったです。

 
立ち上げの準備も着々と進めているようですし、めちゃくちゃがんばって欲しいです。

彼の人間としての素直さだったり、ビジネスの内容は信用できるものなので、起業したら僕は彼と契約するつもりでいます。

 
でも、、、

でもね、会社は辞めなくても良いですよ。

起業にそんなデカいリスクを冒す必要はなく、副業からしっかりと始めれば良いんですよね。

それはこの記事でもお伝えした通り。

 
ただ、副業にかける時間が少ないからといって片手間になってしまってはいけないので、副業ではなく「複業」という意識は必要です。

取り組める時間が少ないからという理由で自分のビジネスを自分で舐めるのではなくて本気で取り組むということですね。
 

しかし、会社を辞めないと無理な場合もあります。

今回はそれがどういう場合かというのと、そのためにどんな準備が必要なのかという話です。

その程度で本当に覚悟はあるのか?

現状で、

「休みもなくて、寝る時間も毎日3時間です」

という状態なら、辞めないと何もできないかもしれないですけど、休みもあって、寝る時間があるなら、まずはそこを自分のビジネスのために削リましょう。

もし、それがキツイというのであれば、そもそも起業することは諦めた方が良いです。

 
なぜなら、自分でビジネスを始めたらすぐにそれどころではなってしまうからです。
 

僕は、「寝ないで仕事」は推奨していませんし、パフォーマンスが落ちるのでそもそもやるだけムダなスタイルだと思っています。

「気づいたら3日間ほとんど寝てなかった」

てあれば全然良いと思うんですが。

 
とはいえ、スタートアップはなかなか大変です。

やりたいことを追求していればお金が入ってくるということはまずありません。

いや、最初はそれでイケるかもしれませんが、少しずつ小銭が入り出してくると、やりたくないこともやらなければならなくなります。

・マーケットリサーチ
・商品企画
・商品開発
・集客
・プロモーション
・マネタイズ
・サポート
・ヒアリング
・経理
・税理
・法務

など、今まで会社がやってくれていたことを全部自分でやらないといけなくなるので、これらを外注できる金銭的な余裕ができるまで「キツイ」とか言ってられないわけです。

 
僕のように経営コンサルタントであれば、会社を整えていく過程が楽しかったりするので苦にはならないかもしれません。

が、それでも「完全に作業の行程」に関してはダルいので外注しなければやってられません。
 

なので、よほど労働時間がエグい、超絶ブラック企業で働いていない限りは、今余っている時間を削るくらいの覚悟がなければどうにもならないんです。
 
どんなブラック企業の労働環境も自分でビジネスをすることに比べたらぬるま湯です。 

ブラックな労働環境以外は自分でビジネスをする方が楽しいですけどね
 

で、ぬるま湯から急に熱湯に入ったらそりゃ熱くて熱くて長くは耐えられないわけです。
 
ちょっとずつ熱湯を足していくのがベストです。
 

ちなみに、僕が勤めていた会社はなかなかのブラックでしたが、それでも、睡眠時間を平均2〜3時間に減らして、休みも全て自分のビジネスつぎ込んだら結構いろんなことができましたよ。

僕はそうやってノンリスクで起業したので。

退路を断って起業するとかアホらしいですよ。

本当に時間が”無い”のか

起業の相談に来られる方の中でも、「会社勤めしながらはキツイです」と言う人が多く、その理由の多くは「時間が無いから」です。

でも、追求してくと、前項でもお伝えしように、

・副業より起業した方が楽だと思っている
・そもそも時間が余っている

と言う場合がほとんどです。
 

時間が無いと言っている人のほとんどは、

・友達と遊ぶ時間がある
・テレビを観る時間はある
・ネットサーフィンする時間がある
・SNSをする時間はある
・散歩や気分転換する時間はある

という状態なんですね。

それで時間が無いと言っているのだとしたら、完全に論外です。
 

寝る、食べる、風呂、トイレ、会社以外の時間は自分のビジネスにつぎ込みましょう。
 
 
そんな生活に嫌悪感を抱くのであれば、それを努力、試練と認識してしまうのであれば、そもそもこれからやろうとしいるビジネスにやる気や情熱を持てていないということです。

当然、そんなビジネスは続きません。

自分が真にやりたいことではないわけなので、そこから見直す必要があります。
 

時間が無いのではなく、ビジネスにやる気も覚悟も情熱も無いのです。

 
じゃぁ、本当に時間が無い場合はどうやってノンリスクで起業すれば良いのか、ということですが、これはもう1つしかありません。

お金が無いから辞められない

複業をする時間が本当に無い場合は、会社を辞めて起業するしかないわけですが、辞められない理由がありますよね。

それは、言うまでもなく「お金」の問題です。
 

起業するにせよ、転職するにせよ、貯金さえあればサクッと辞めることができます。

が、貯金が無いから辞められなくて、会社の奴隷になるしかなくなるわけです。

 
なので、会社を辞めないと起業できない場合は、まず必要な金額を貯金してください。
 

事業計画を立てた上で、期間内に売上が立たなかったことを想定し、その場合、

・運転資金
・生活資金

がいくら必要かを算出して、必要な貯金額を明確にするということです。

それが1000万円必要なのであれば1000万円貯めてから会社を辞めるということです。

 
お金を貸してくれる人がいるのであれば、借りるという方法もありますが、それは確実性の高いビジネスに限りですね。

すでに成果が出始めているなど、上手くいく仕組みができ上がっている場合です。

いちかばちかは、ただのギャンブルなので、リスクでしかありません。

 
あと、上手くいく仕組みがてきているのであればその場合はまとめて借りた方が良いですよ。

最初に100万円借りて、足りなくなったらまた新たに100万円借りて、、、というパターンになるのはダラダラしてしまうだけなのでダメです。

1000万円なら1000万円まとめて借りて、ケツを決めてから結果を出すということですね。

 
まぁ、でも、無借金に越したことはありませんが、その判断基準もリスクがあるかないかです。

退路を完全に断つことでプレッシャーで上手くいく人もいれば、リスクや不安を断つことで、精神が安定して上手くいく人もいるわけなので、自分に合った起業の仕方をしてください。

 
ただ、僕の経験上、スタートアップは、できるだけリスクがない方が良いというだけです。

リスクは後からいくらでも負えますから。
 

PS

ちなみ、僕の場合は、法人成りするタイミングで少しだけ投資してもらいました。

メインのコンサル業とは別に新規事業の案を実践するのに必要だったので。

結果、思ったより上手くいかなかったのでコンサル業でフォローする形になりましたが。

 
甚大なリスクとまではいかなかったですし、経験としては良い失敗経験になりましたが、まだメインビジネスに力を入れる時期だったかな、というのが素直な反省です。

 
そういった経験を生かして今でも事業立ち上げと撤退は繰り返しています。

メインビジネスが軌道に乗っていると、多少のリスクでも負えるようになりますからね。


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