ライフスタイルに関する相談をよくされるようにされましたが、一方で「稼ぎ方」について聞かれることも多いです。
これから稼げる手堅いビジネスは何か?というような相談ですね。
まぁ、この「手堅さ」をどう捉えるか、例えば短期でガッツリ稼げるということなのか息の長さのことを言っているのかによってビジネスの選定は変わってくるので、なかなか「これをやりましょう」とは安易にアドバイスできませんが。
僕は基本的には稼ぎの大きさよりも息の長さを重要視していますし、新規事業立ち上げの条件としては必ず含めます。
数ヶ月1000万円稼いでそれ以降ジリ貧になるより、毎月コンスタントに300万円稼げる方が良いということですね。
その方がアイデアも絞り込みやすく計画も立てやすいですし。
インスタグラマー、YouTuber、Twitter教祖など、SNSを軸にしたビジネスに参入しないのもそのためですね。
ついこの間までは、僕も「どんなビジネスも10年は続かないと考えておきましょう」なんて言っていましたが、コロナのようなブラックスワンがあると100年続いていたビジネスも一瞬にして消し飛ぶ世の中になりました。
コロナに限らず、世間の環境は1、2年でビジネスモデルをガラリと変えなければ生き残っていけないほど大きく変容していますよね。
近々で言うと、AIによる変革がすでに認知されてきていて、ネットビジネスだけでなく、あらゆるビジネスがAIの導入によって求められる形が変わっていくのは容易に想像がつきます。
ポジショントークによる「仕事を奪われる」にいちいち反応する必要はありませんが、どう活用していくかは考えていくべき課題には違いありません。
まぁ、AIの話は置いといて、コロナ禍になってから1年以上が経ち、さらに次の1年が始まっているわけですが、そんな中で息の長いビジネスをするためにはどうすれば良いのかという基本的な話をしましょう。
ポイントというかコツというか、今の状況で停滞して動け出せない人の何かヒントになればなと思います。
ポジショントークは無視
世の中が大きく変わっていきますし、未来は向かって進んでいくわけなんですが、どんな世界になるかまでは誰も見通せません。
本当に陰謀論的なものがあって、権力と財力を持つ裏社会の誰かが意図して世界を作っているなら別ですが。
まぁ、イーロン・マスク大先生なら何かしら見えているのかもしれませんが、彼も含めて、未来予測をする発言をする人達はポジショントークだという認識を持っておきましょう。
あるいは詐欺師か、です。
ちなみに、なぜみんなポジショントークをするかわかりますか?
ポジショントークをして、その通りになろうが間違っていようが、強い言葉やビジョンで人を囲い込めば稼ぎ続けられるからです。
でも、その通りにならなかったらファンが離れていくと思いますよね?
ところがどっこい、過去に何を言っていたかをスクショしたりして資料を集めているのはアンチだけで、信者やファンはひたすら盲信しているので、今以外に興味はありません。
また、仮にファンが少し離れていっても、信者が信者を呼び込んできてくれるので絶対数が減ることはないんですよね。
アンチ活動がムダな理由です。
誰もが情報発信できて、ちょっとテクニックを使えばインフルエンサーになれてオンラインサロンのような会員制のコミュニティを作ることが時代において、そんな楽な商売はありません。
多くの偏った発信をしている発信者は、そのためにポジショントークをしているので。
なので、
自分のコミュニティを作るならともかく、有名人や影響力がある人のポジショントークをいちいち気にしていたら、永久に搾取される側になってしまうので、まずはこの点に注意してください。
ポジショントークは1つの可能性どころか「主」が作りたいと思っている未来でしかないということです。
新発見よりも変化
これからの時代、10年続くようなビジネスを見つけるまでは何も手を出してはいけないのかと言うとそういうわけではありません。
大事なのは「新発見よりも変化」で、その時々でビジネスモデルを変えていくスタンスを取れば良いわけです。
さすがに、来年通用しなくなるリスクがあるビジネスには参入しない方が良いですが、何十年も続くようなビジネスを探すのは無意味というか時間のムダなんですね。
今は無料でなんでも始められるツールがいくらでも揃っているので、既存のリソースを使ってピボットすることは可能じゃないですか。
例えば、去年から飲食店は目の敵にされ、多くのオーナーが大打撃を受けているわけですが、国頼りで店舗営業とテイクアウトだけにこだわっていたらそりゃ限界は来るわけです。
YouTubeを使ってレシピを共有したり、家にあるものでできる即席レシピを伝えたりできますよね。
休業にするくらいなら、各時間帯1組限定の記念日に特化したお店に形態を変えることもできますし、その様子を撮影し、オシャレなプロモーションムービーを作って集客に活用することもできます。
変わったことをして結果を出すことによって発信者としての影響力が手に入り、大抵のものは売れるようになるので、その後の展開は無限大です。
安易に稼げるビジネスを探そうとするのではなく、変化を楽しみましょう。
コミュニティは運営すべし
情報発信を続けて影響力がついてきたら、次はオンラインサロンなどのコミュニティは形成した方が良いです。
最初にもお伝えした通り、息の長いビジネスにつながる、つまり長く稼ぎ続けられるというメリットも大きいんですが、実はそれ以上に大きなメリットがあるんですね。
それは「変化のきっかけ」を得られるからです。
これはメンバー同士もそうですし、主宰者側としてもそうです。
専門特化型や初心者集団、弱者連合的なオンラインサロンは別ですが、少人数でもいろんなプロが集まるオンラインサロンを運営することによって、いろんな価値観や知識に触れることができます。
良い関係性を築くことができれば、いろいろリサーチもできますし、仕事につながったりもするので良いですよ。
それがきっかけとなり、自分の事業やビジネスモデルを時代に合わせて変化させることができるということです。
そのために、一定以上の影響力を得ることができたら、オンラインサロンなどのコミュニティを運営することをオススメします。
まとめると、
他人のポジショントークに振り回されない
時代に合わせて変化する(主に情報発信)
影響力がついてきたらコミュニティの運営
をすることによって息の長いビジネスをしましょうということですね。
レッツトライ!