炎上

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尖った発信をしたいけど炎上はしたくない人のためのマル秘テクニック

情報発信(ブログやTwitter)において、認知されるためには「批判されても良いから、思っていることをストレートにズバッと自分の意見をぶつけるべきだ」という意見があります。

もっと言うと「炎上を恐れてはいけない」と。

まぁ、これは確かにその通りで、情報発信を生業として食っていきたい人や、情報発信を集客のきっかけにしたい人にとっては大事なことです。

ただ、必ずしも賛否が巻き起こるようなことばかりを発信しなければならないかと言うと、そういうわけではなく。
 

ぶっちゃけ、尖るような発信って簡単なんですよ。

誰かを仮想敵に設定して批判をしたり、やってることをいちいち否定をしたりするのはめちゃくちゃ簡単だし楽なことなんですよ。

自分でゼロから何かを生み出さなくても、すでに素材があるので。
 

僕も批判のツイートをしたりブログを書いたりすることはありますが、やっぱりイージーですし、だからこそ最近ではそういった類の記事は書かないようにしているというのもあります。

誰かがすでに発信していることに対してあーだこーだ言ったとしても、代替案を出したとしても、それは楽をしていることになっちゃうので。

常に誰かに便乗しなければ何も語れないということになりますからね。

なので、基本的には自分の実体験からくる「一次情報」にこだわったコンテンツで勝負しようとしているわけです。
 

とはいえ、まだ経験を語れない人が一次情報を出せるかというと難しいですし、かと言って物議を醸すような発信で炎上を狙うのもリスクが高い。

でも、このままの弱い発信で多くの人から注目されるようになるのかというとぶっちゃけ難しいですし、インフルエンサーなどを目指すのであればなおさらでしょう。

よほどコンテンツ内容に特異性がない限り。
 

インフルエンサーを目指さないにしても、誰も傷つけないことばかりを考えてしまうと発信は極端に弱くなり、発信すること自体が意味を成さなくなってしまいます。

じゃぁ、どうすれば良いのかのヒントが下記の動画の中にありました。

 
矢野・兵動の兵頭さんですが、まさに「誰も傷つけない笑い」を実践していて、下記の動画の最後でもその信念が伝わってきます。

情報発信者としてもめちゃくちゃ参考になるので、時間がある人はぜひ全編観ていただきたいのですが、要は「イジってオチをつけるのは良いけど、ちゃんとフォローも入れましょう」ということです。

フォローせずにオチでスパッと終わるの方が尖る印象は残るけど、フォローを入れることで丸くはなるけど誰も傷つかずにまとまると。

この人凄いなと思うと同時に、これは情報発信者としても大事だなと自戒モードに入りました。
 
ここから何を学ぶかなんですね。

お笑い芸人を目指すわけではないので、随所で笑いを入れろとか必ずオチをつけなければならないということではなく。

お笑いではなく情報発信者バージョンで掘り下げていきましょうか。

この発信によって誰が喜ぶのか?

情報発信者としてこれは当たり前じゃないですか。

誰かの役に立つためであったり、誰かを喜ばすための記事を書いたりツイートをするわけですから

どんな境遇の人に
どんな情報を提供して
どんな変化をしてもらって
どうなってもらうのか

くらいは最低考えて記事を書くわけです。

ここは基本として押さえることはしなくてはならないので、ここがちゃんと考えられていないという人は、毎回考えてみてください。
 

まぁ、これはコンセプトメイクの部分になってきますね。

この発信によって誰が傷つくのか?

多くの人が考えないのがこれなんですよ。

有名になるために意図的に炎上させようとしている人は論外として、結果的に尖って炎上ちゃうことってあるんですね。

でもそれって、これを発信することによって

どんな境遇の人が
情報をどう受け取って
どんな心境になって
どのように傷つくのか

ということを考えられていないからそうなっちゃうわけです。
 

炎上とはいかなくても「尖った発信をすることで一部の人を傷つけるかもしれないけど、それでもどうしてもこれは伝えたいんだ」というものであればそれはそれで良いと思いますよ。

基本的には、誰も傷つかない発信なんてまず無理ですから。
 

上記の兵頭さんのフォロー方法にしても「フォローをされる方が逆に惨めになる」と感じて傷つく人もいるかもしれないですからね。

ただ、ギャンブル的な発信で人生詰んでしまうこともあるわけですから、意図しない炎上を避けたいのであれば、想定される未来の被害者の人にも自分のためにもフォローしておいた方が良いですよと。

未来の被害者のフォローの仕方

じゃぁ、どのようにフォローすれば良いのかという話なんですが、可能な限り

どんな境遇の人が
情報をどう受け取って
どんな心境になって
どのように傷つくのか

という「未来の被害者」をリストアップすることなんですが、それに対してフォローのアプローチ方法としては2パターンあります。
 

まず1つめですが、情報を受け取って傷つく人は「これは私のことを言っている!キーッ!」となるわけなので「あなたのことではないですよ」という例をいくつか挙げてあげます。

例えば、僕は下記の記事でタイトル通りの内容をズバッとストレートに記事を書いたんですね。

最初はフォローも入れずに。

 

これを執筆していたときはTwitterは力を入れてなかったので、Facebookでシェアをしたんですよ。

そしたら批判のコメントが来てプチ炎上したんですね。

で、トンチンカンなコメントに関してはバチバチやりあったんですが、中には思わず「あ…ごめんなさい…」と返したくなるようなコメントもあって、申し訳なくてフォローを付け加えました。

それが先にも言った通り、あくまでコンサルタントの話であって「あなたのことではないですよ」という例をいくつか足すという方法です。
 

もう1つは何かというと、これも上記の記事の中に含めているんですが「こういう人はOKですよ」という方法。

やはり、コンサルタントのこととは言えど「デブ」という強いワードに反応する人がいるので、そういう人のフォローをするために「デブでもこういう人はOKでしょう」という例を入れました。

実際、どちらのパターンでどんなフォローを入れたのかは記事を読んでいただきたいのですが

批判内容はあなたのことではありません
こういう人は問題ありません

という、一見似たようなアプローチですが、微妙に違うこの2パターンのフォローを使うことでムダな炎上や批判は避けることができます。
 

ということで、「発信力が弱いから少し尖らせて記事を書きたいけど、批判が…炎上が…」という人は、かなり丸くはなりますがフォローを入れるという方法を試してみてください。

もちろん、140文字のTwitterとかでも可能ですよ。

ひとしきり尖ったことを書いた後に、「もちろん、〇〇という人は例外です」とか「〇〇という人は全然OKだと思いますが」と付け加えれば良いだけなので。


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