ライティング

コピーライティング

これでライティングスキルがアップしなければブログはあきらめてください

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

当たり前の話ですが、ブログとライティングスキルというのは切っても切り離せません。

ちなみに、ライティングスキルというのは、表現力や語彙力、浸透力、構成力、簡潔力、心理誘導テクニックなどを含めた、

・難しいものをわかりやすく
・わかりやすいものを面白く

して、人の心を動かす総合的な文章力だと思っていただければ。
 

もちろん、型にハマり過ぎても魅力的な文章じゃなくなってしまうので、ライティング至上主義になり過ぎてもダメですし、やはりリアルでの様々な体験やいろんな人とのコミュニケーションが文章を魅力的にしてくれるのは言うまでもなく。

何より、意図的に「人を動かそう」と思って書く文章は読み手にバレますし、書く側としても楽しくなくなるんですね。

とは言え、ライティングスキルはイコール言語化能力でもあり、言語化能力イコール思考力でもあるので、自分が表現したいと思ったことを文字に起こすためには欠かせない能力です。
 

ただ、このライティングスキルが思うように身につかず、自分の書いた記事を好きになれず「自分にはブログは向いていないんだ」と挫折する人は少なくありません。

また、ガンガンブログを書いている人でも「最近スランプだな」と思う時は来ますし、ある一定の期間を過ぎると自分の成長の遅さにイライラすることもあると思います。

そんな人のために解決策を書いたのでぜひ参考にしていただければ。
 

煽りっぽいタイトルですが、決して内容が乖離しているわけではなく、それくらいシンプルでしかも短期間でライティングスキルがアップする方法なので、今日から実践してみてください。

まぁ、やっている人はすでにやっていると思いますけどね。

勉強しても書けない理由

ライティングに限らず何でもそうなんですが、スキルが身についていかない原因や成長が遅い原因は「PDCAサイクルの回し方がマズいから」に尽きます。

ライティングの本や文章術を身に付けるための本は世の中にはクサるほどありますし、ネットで「ブログ ライティング」とか「刺さる ブログ」とかで検索すれば、詳しく書かれた記事もたくさん出てきます。

となると「それを参考にして記事を書きまくればいいだけじゃん」という発想になると思うんですが、おっしゃる通りで何も間違っていません。

ただですね、「ライティングの勉強して記事を書く」という方法ではPDCAの効率が悪い上に、もともとライティングのセンスや才能がある人しか身についていかないんですね。
 

だって考えてみてくださいよ。

今まで一度も泳いだことがない人が、陸地でどれだけ詳しく水泳のレクチャーを受けても、いざプールに飛び込んだら何もできないじゃないですか。

それって「意外と浮かない」とか「意外と水の抵抗がある」とか、実際にプールに入ってみると想定していないことがいろいろと起こるからなんですが、同時にそれによって「あ、自分はこんな感じなんだ」と理解ができるんですね。

水中の自分が鮮明になることで、「じゃぁ、こうしてみよう」と知識を生かせるわけなので、プールに入る前の長々としたレクチャーはあまり意味がありません。
 

ブログも同じで、どれだけライティングの勉強をしたところで、それを元にいざ書こうとしても「自分はどう書いているか」という書いている自分の状態や、自分が生み出しているものが鮮明になっていなければ、事前に勉強したことを生かせないんですよ。

指導者が、ブログを書いていない人に「どうすれば上手く書けますか?」と聞かれても答えようがないのと同じです。

だからと言って、よくある「とにかく100記事書け!」と言いたいわけではなく、記事を増やしていくことは当然として、「とにかく100記事リライトしろ!」が重要になってきます。

100記事リライトしろ

前項でお伝えした「とにかく100記事リライトしろ!」がどういうことなのかと言うと、至極シンプルな訓練方法です。

①3記事書く
②教材を見る
③リライトする

ひたすらこれを繰り返して、100記事くらいリライトしまくるんです。

多くの人が本やネットで学んでから記事を書こうとしますが、まずそこからして逆なんですね。

ライティングスキルは「勉強する → 書く」のサイクルで回すとめちゃくちゃ成長が遅くなるので、「書く → 勉強しながらリライトする」のサイクルで回すことをオススメします。
 

具体的な手順としては、まずは3記事書いて、それから本やネットの情報などの教材を元にリライトをしてくわけなんですが、なぜ3記事なのかと言うと、自分の書いた内容を忘れない記事数がそれくらいだからです。

なので、自分が書いたブログの構成や言い回し、表現がどうだったかをすぐに思い出せない人は1記事でも良いですし、全然記憶を引き出せる人であれば5記事でも良いんですね。

で、自己流で3記事書き、お気に入りの教材を見ながら自分の記事を思い起こしていると

「あそこはこの表現の方が良いな」
「この言い回しの方が刺さるかも」
「ここの段落は入れ替えた方が良いな」
「比喩を入れた方がわかりやすいな」
「ジョークを入れた方が和むかな」

とういう部分が必ず出てくるので、その教材を片手にガンガンリライトしていくんですよ。

で、それが終わったらまた3記事書き、教材を見ながらリライトする…を繰り返していくことで、とんでもないスピードでライティングスキルが身についていきます。

シンプルですが強烈なんでマジでやってみてください。

教材に関して

教材に関してはネットに転がっているノウハウでも良いですし、本でも良いです。

もっと言うと、ライティングや文章術の教材でなくても、「この人、魅力的な文章を書くな」「この人の言い回しとか切り口好きだな」という人の本やブログで良いんですね。

大事なのは、そこに書いてある表現やテクニックを自分の記事で置き換えて使いたいと思えるかどうかだったりするので。
 

ライティングのオススメ本は過去にも紹介しているのでそちらも参考にしていただければ。

 
最近では、こういう切り口の本を参考にしたりしていますね。

 
どうがんばっても真似できないとはわかっていても、少しでも近づけたらなと思いながら自分のブログを書いた後に読むのが幡野さんの本ですね。

 
まぁ、それぞれ好みはあると思うので、お気に入りの教材は自身で見つけてみてください。

3記事書いたら教材を見ながらすぐにリライトをする、それを繰り替えすというポイントだけ外さなければ大丈夫なので。

あえて難しい言葉を使う

余談ですが、冒頭でもお伝えした

・難しいものをわかりやすく
・わかりやすいものを面白く

というのはコンテンツの基本にはなりますが、スクリーニングのためにあえて難しい言葉や専門用語、共通言語となりそうな造語などを使うというのは全然ありです。
 

例えば、ブログ運営の1つのゴールが「メルマガに登録してもらう」という場合、氏名は不要でメールアドレスのみで登録できるようにするなど、ハードルを下げれば下げるほど登録率は上がります。

が、メルマガ内でのセールスの成約率やアンケートの反応率は著しく低下するので、母数勝負の情報発信、ビジネスになるんですね。

情弱層やフリーライダーが集まる確率が高くなるので当然と言えば当然なんですが、そういった層を相手にビジネスをしたくないのであれば、言葉選びも需要になります。
 

だからといって、有名でもないのに落合陽一のように終始難解な言葉を散りばめてもダメで、1記事1ワード、ググらないとわからないような言葉を使うとかですね。

そもそも、わからない言葉をスルーして調べようともしない、好奇心も探究心も無いような人がメルマガに登録してくれるかというとまずありえないので、良いフィルターにはなると思います。

少し難易度は高い施策ですが、イヤミじゃない程度にあえて難しい言葉を使うことで、あなたのビジネスのターゲット次第では権威性も提示できるので、教材からそういった言葉を拾うことも同時進行でやると良いですよ。
 

さて、そろそろ僕もリライトにかかるとしますか。

PCで見るのとスマホで見るのとではまた違って、スマホで見ることでPCでは気づかなかった誤字脱字を発見できたりするので、けっこう大事な作業なんですよね。

あくまで読むのは人間なので、リライトの本質はSEOだけじゃないんですよ。


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