ブログの方でメルマガの話をガッツリ書いたんですが、最後の方に少し触れたステップメールのノウハウを少し。
というのも、ステップメールの話をすると「ブログもまともに書いてないのに」「Twitterもロクにやってないのに」みたいな感じで、まだまだ先の話だと思っている人が多いんですが、いや、違うんですよ。
そういう人こそ最初にステップメールを作るべきなんです。
という話をすると「???」となると思いますが、ちゃんと説明していくので最後まで読んでいただければ。
僕も最近まではあまり推奨していなかった方法なんですが、この方法で成果を出す人が増えてきたので、ノウハウとしてまとめておこうかなと。
最初に試行錯誤することによって、なんだかんだ言って最短でビジネスを軌道に乗せられるますし、長く続けることができるんですよね。
ステップメールが持つ4要素
大きく分類するとステップメールというのはメルマガに分類されるんですが、実際はというと「コンテンツ」に分類されるんですね。
フロントエンド商品を売るためにステップメールを組みましょうと言われますし、そういった指導をする人が大半なんですが、その考え方だとそもそもフロントエンド商品は売れません。
それではただの広告宣伝になってしまいますから、その考え方では今後どんどん反応率は下がっていきます。
そうではなく、ステップメール自体がそれ単体で販売できるくらいのコンテンツやカリキュラムでなければならないんです。
基準としては「これはお金もらわなければやってられない」というレベルのコンテンツをステップメールで配信するということです。
フロントエンド商品に誘導するためというよりかは、ステップメールのカリキュラムで基本的な問題解決をしてあげて、さらなる選択肢としてフロントエンド商品を提案するという流れですね。
コンテンツであり、メルマガであり、プロモーションであり、(ニーズに沿ったフロントエンド商品を提供するための)リサーチでもある、これら4要素を含むものがステップメールだということです。
なので、ステップメールを早い段階で作ってしまうことでビジネスの軸やコンセプトが決まり、ブログやTwitterでの発信がしやすくなるんですよね。
これは意外と知られていない事実です。
ステップメールの作り方(セオリー編)
情報発信の状況によってステップメールの作り方は変わってきますが、まずはセオリーの話から。
ブログもやっていて、すでにメルマガも配信しているという人は、リアルタイム配信のメルマガでフロントエンド商品、もしくは新しい企画に関するプロモーションを行います。
プロモーションの仕方は前項でもお伝えした通り、それ自体が問題解決につながるコンテンツとなるような内容のものを作って毎日配信するということになります。
そして目標とする利益が出たのであれば、その実施したプロモーションをステップメール化して固定してしまうんですね。
そうすることでフロントエンド商品のセールスまでは自動化されます。
もちろん、成果がイマイチだった場合は、プロモーション(コンテンツ)の内容を見直すか、フロントエンド商品を新しく企画、開発します。
メルマガで上手くいったプロモーションをより高価値なコンテンツ形式にして配信する、これがステップメール作成のセオリーです。
ステップメールの作り方(変化球編)
では、ブログもまともにやっていない、メルマガもやっていない、Twitterもこれからという場合はどうすれば良いのかという話なんですが、そういった場合はいきなりステップメールを作ってしまいます。
フロントエンド商品がなくても良いので、仮でステップメールを作っちゃうんですね。
ステップメール自体がコンテンツなので、最後にフロントエンド商品をセールスしなければならないということもありませんから。
ステップメールの中でリサーチをしてフロントエンド商品を開発し、完成したらオファーをすれば良くて、それまでは「最後まで読んでいただいてありがとうございました」でOK。
ステップメールに登録してくれた人はリストとして残っているわけですから、その人たちに後に完成したフロントエンド商品をセールスしても良いですし、新しいプロモーションを実施しても良いので。
ただ、当たり前ですが、登録してくれる人がいなければリサーチもできないので、そのためにブログを書く、あるいはYouTubeをする、そしてアクセスを増やすためにTwitterなどのSNSをするという流れになります。
で「ステップメールを作る=コンテンツ(カリキュラム)を作る」ことによって、ビジネスのコンセプトが見えてくるんですね。
どんな問題を抱えている人に、どんな方法で役に立てるのかというのが見えてくるので、ブログが書きやすくなります。
コンセプトも決めずに「とりあえずTwitterをやろう」「とりあえずブログを書こう」と進む人が多いんですが、コンセプトが決まっている方が断然情報発信はスムーズになります。
ステップメールを作っている最中に、そのテーマやジャンルに関して情熱を注げるか、ネタはあるか、楽しめるかといったことがわかるので。
(ベイビー)ステップメール
ここまでの流れでわかるかもしれませんが、ステップメールを組むというのは、逆算やベイビーステップ的な要素もあるんですね。
いきなりブログを書く、Twitterをするとなると、大海原に投げ出されるような感じになるわけですが、最初にステップメールを組むことによって「目的までの地図の確認」や「船の安全性のチェック」ができるわけです。
ステップメールを8通作ることで、お客さんのニーズはもちろん、そこに対して何ができるかという自分のリソースも確認できるんですよね。
これを、ただ単にフロントエンド商品を作るための手法としてステップメールを認識してしまうと何も得られなくなります。
自分はもちろん、お客さん(読者さん)にもメリットがなくなると。
僕も最初は「いきなりステップメールを作る」という手法は推奨していなかったんですが、スタートアップの段階の人やこれから情報発信をしていきたい人にとっては、コンセプトメイクという面で効果的だということがわかりましたし、実際にそれで成果を出せる人が増えてきたんですよね。
なので、成果実証済みの手法としてこの方法を紹介しました。
より具体的なコンテンツの作り方やフロントエンド商品の作り方について学びたい人はnote に置いているコンテンツも参考にしてみてください。
ステップメールにせよフロントエンド商品にせよ、スベる確率を減らせると思います。