どうも、服部(@FACTDEAL)です。
コンサルタントにとって、いや、個人ビジネスをする全ての人間にとって、最も必要な資質は何かと聞かれたらこう答えます。
健康(Health)
元気があればなんでもできる、じゃないですけど、健康がなければどれだけお金や時間があってもどうにもならないわけで。
必死に働いて1億円稼いでも、過労でその次の日にポックリ逝った日には、何のために生きてきたのやら。
まぁ、家族にお金を残すとかであれば多少は報われるかもしれませんが、まともな家族であれば、あなたの笑顔よりも1億円を求めていたなんてことはありえないでしょう。
だから「健康第一でがんばって仕事しましょう」的な根性論を言いたいわけではなく。
今回は、ビジネスと健康の双連性(一見何も関係がないような二つのものが関連していること)について。
日々、健康に気を使っていればビジネスも伸びるという話です。
酷似している最悪のシナリオ
健康に関して言うと、今日運動しなくても、今日暴飲暴食しても、明日すぐに身体や脳に異常をきたすということはありません。
悪習慣の積み重ねによって、ある日突然ドカーンと来るわけです。
ビジネスに関しても同じで、例えば「ブログを書く」で言うと、今日ブログを書かなくても、今日ブログを一文字も書かずに遊んでいても、明日急に借金を抱えることになるとか、家族を路頭に迷わすとかはありません。
その「サボリ」の積み重ねが、最悪の未来を招くわけです。
どちらも、重要なことではあるけど、優先度も緊急度も低い(ように感じる)という点で、酷似していますよね。
悪習慣で、身体には脂肪はがつき、脳にはサボリ菌が蔓延するわけです。
人間、やってもやらなくても良いものには本気になれないですから、こうなるのは当然と言えば当然のシナリオなんですが。
ビジネスと健康は同時進行で
じゃぁ、この最悪のシナリオを回避するためにはどうすれば良いのかという話なんですが、ビジネスの習慣化と健康維持のための習慣化を両方同時にやることをオススメします。
どちらも重要なことなので当然ですが。
で、同時にと言いましたが、まずは健康維持の習慣化ですね。
なぜビジネスの習慣化より、健康維持(運動や食事)の習慣化を進めていくのかというと、その方が圧倒的に楽だからです。
例えば、ブログなどの情報発信をするには脳を使います。
YouTubeや他のコンテンツ作成も同じですが、ネタ探しや準備、編集、構成、修正、アイキャッチの設定、などなど、それなりに頭を使いますよね。
それに比べて、健康管理は最初からよほどオタク的に取り組まない限りは「身体を動かすか動かさないか」「食べるか食べないか」だけじゃないですか。
で、健康管理のルーティンをスタートさせたら、同日にブログなどの情報発信のルーティンもスタートします。
実は習慣って面白いもので、単独で継続しようとするよりもいくつか同時に走らせる方が続けやすいんですね。
巷では「まずは1つのことを続けよう」と言われますが、複数を同時にスタートすると、「これはちゃんとやったから、こっちもちゃんとやりたい」という、コンプリート願望や完璧主義願望が働くからです。
もちろん、多すぎてはダメなので、最初は2つくらいがちょうど良いです。
実際、僕もこの記事を書く直前には、10km走り、筋トレを1時間ほどし、「こっちはコンプリートしたから今度はこっち!」というふうに記事の執筆に取り組んでいたりします。
習慣力を倍で身につける方法
運動や食事管理を始めると、より効率化するために素人ながらに色々と勉強しだすんですね。
そうすると、今の自分にとってムダなものや足りないものが見えてくるので、次の対策を考えるようになります。
どんな運動をするのがベストか、どんな食事にするのがベストか、もっと情報を仕入れた方が良いのか、ジムに通った方が良いのか、専属トレーナーをつけた方が良いのかなど。
ビジネスも同じで、情報発信をするというアクションを続けることで、ムダな行動や足りないスキルが見えてきます。
で、どんなインプットが必要か、本を読んだ方が良いのか、コンテンツやオンラインサロンで学んだ方が良いのか、コンサルタントに依頼した方が良いのかなど。
基本的な思考が連動していますよね。
決まった思考パターンや行動パターンで1つのことだけを実践するよりも、2つ同時に実践する方がその思考パターンや行動パターンを習慣化しやすいですし、定着するスピードも圧倒的に早いんです。
現状維持すらツラい
もう1つ共通点があります。
ビジネスも健康も放置していると衰退していくということです。
これを読んでいるあなたがピチピチの20代とかであればまた話は違うかもしれませんが、僕と同じアラフォーであれば、何もしなければ体力は低下していく一方です。
歳を取ればと取るほど、何もしないと消化や代謝も悪くなり、脳の働きも鈍っていき、現状維持をすることすらハードになっていきます。
で、同じように、どんなビジネスであっても衰退していきます。
個人ビジネスなんて10年も持ちません。
なので、そのことを真摯に受け止めて、「どう変化していくべきか」というのは、どちらにものしかかる大きなテーマになるんですね。
新しい運動を始める、あるいは負担のかかる今の運動をやめて別の運動をする、新しい栄養を摂取する、あるいは好きだけど体に負担のかかる〇〇を食べるのをやめるなど。
ビジネスで言うと、斜陽になってきたビジネスをフェードアウトさせる、あるいは売却して新規事業を立ち上げる、今のビジネスを強化するためにビジネスパートナーと組むなど。
衰え、老いに立ち向かっていくという部分でも酷似しているので、健康とビジネスは両輪だと意識していただければ。
ビジネスと健康の習慣化は同時に始める。
一見、しんどそうに見えますが、相乗効果は抜群ですし、ビジネスが上手くいっている人は健康管理に気を使っている人は多いですよね。
体力の低下を感じている人は、ビジネスに取り組む際の集中力の低下も感じているのではないでしょうか?
体力と精神力を取り戻しましょう。
当然、見た目も良くなるので一石二鳥どころじゃないですよ。
特にコンサルタントの人は、信用やブランディングにも関わってくる部分なので、下記の記事でも書いたように危機感を持ってください。