どうも、服部(@FACTDEAL)です。
情報発信を軸としてビジネスをしている人にとってインプットは欠かせないものですし、むしろインプットを止めた時点で終わりです。
それどころか、ブロガーやアフィリエイターに限らず、集客やプロモーションはブログやメルマガ、SNS、LINEといった情報発信ありきという企業や起業家は当たり前になっていますよね。
必須ではないものの、情報発信をしない理由がないというのが実情です。
じゃぁ、ガンガン本や教材を買ったり、セミナーを受けたりして学べば良いのかというと、そういうわけではなく。
たまに「月に〇〇冊読んでます!」と、読んでいる本の冊数自慢をする人がいますが、大事なのは読んでいる本の種類や冊数ではなく「読み方」なんですよね。
ということで、今回は「お金に変わる本の読み方」について、3種類ほど解説していこうかなと思います。
まぁ、本に限ったことではなく、セミナーに行くにしても教材で学ぶにしても、もっと言うと映画を観るにしても、基本的な考え方は同じなので汎用性が高いので、知っておいて損はないと思いますよ。
ちなみに、番外編として「オナニー読み」を入れようと思ったんですが、その次元の人は僕のブログは読んでいないと思うので割愛しました。
いや説明しなくても、だいたいわかりますよね。
要は、自己啓発本や成功本を読み漁っている人に多い「気持ち良くなって終わり」で、それ以上でもそれ以下でもない読み方のことです。
では、さっそく解説していくわけですが、今回お伝えする「お金になる読みみ方」は下記の3つになります。
❶ 知識を増やすための読み方
❷ 行動するための読み方
❸ トリガーを引くための読み方
❶、❷に関してはわかると思いますが、重要なのは❸ですね。
で、あえて❶、❷も解説するのは❸を理解してもらうためなんですが、とはいえ通常とは違った切り口で伝えていくので、そちらもしっかりと押さえていただければ。
❶ 知識を増やすの読み方
専門家として知識や引き出しを増やしたり、思考の幅、多様な価値観を吸収するための読み方で、多くの人はこの目的で読んでいると思います。
読む本のジャンルとしては、自分の専門分野、あるいはそれに関連するものなので、あれこれ手を出すというよりも深掘りするイメージを持ってもらうとわかりやすいですかね。
あれこれ手を出していろんなインプットをしようとしている人は、専門分野から外れていって「オナニー読み」に陥ってしまうので。
で、これがなぜお金に変わるのかというと、網羅性が高く、かつ整理された情報というのはそれだけで価値があるからです。
ただ、この本の読み方で注意しなければならないポイントがあって、それは何かというと「良い情報が書かれた本ばかりを読んではいけない」ということです。
専門家として真の信頼を得るために必要なのは、良いこと(メリット)ばかりを伝えることではありません。
メリットとデメリットを両方伝えることができるのが本当の専門家だからです。
例えば、「コンサルタントで成功する方法!」という本があったとすると、書いてあることはコンサルタントとして稼ぐための方法なので、当然、「いかにコンサルタントとして権威性を手に入れて集客し高単価の契約を獲得するか」みたいなことが書いてあるでしょう。
そのために見込み客にどうのようにアプローチをするか、どのようなマインドやスキルが必要か、どうすれば信用してお金を払ってくれるかなど。
しかし、この手の本を何冊読んでも書いてあることは同じですし、同じようなことを発信している人はごまんといるわけです。
なので、そうではなくて、全く真逆の本、例えば「コンサルタントに騙されるな!」みたいなコンサルタントの暴露本や批判本をガンガン読むということですね。
どの業界、どの専門分野にもこういった切り口の本はあります。
要するに、お客さん側に立ったときに、コンサルタントを依頼して失敗しないための方法や事例が書かれたものです。
これが「情報の網羅性」なんですね。
何かに困って情報を探している人に対して、「コンサルタントに依頼をすればこんな良いことがありますよ」というメリットを伝えると同時に、「こういうコンサルタントに依頼すると失敗するから気をつけて」というデメリットも伝えるということです。
こうすることで、良いことばかり言っている人よりも信用度が増し、集客やマネタイズにつながるということです。
❷ 行動するための読み方
続いて「行動するための読み方」ですが、「❶ 知識を増やすの読み方」でもなく、オナニーのためでもないとしたら、本の正しい読み方はこれなんですね。
特に、ビジネスノウハウ系の本においては、「本は学ぶためのものではなく行動するためのもの」なので、前書きから後書きまで隅から隅まで全部読んでいたらアホなわけです。
全体概要を把握して、今の自分にとって必要な章を読み、ドンピシャだったら本を閉じてすぐに行動するのがセオリーです。
ここで重要なのは、今の自分に必要なのは、抽象度の高い情報なのか、抽象度の低い情報なのか、それによって読むべき本のジャンルが変わってくるんですね。
例えば、すでにビジネスを走らせていて、もうワンステージあげたい人にとって、抽象度の低い(具体的な)情報が書かれた本は行動を押さえつけてしまう可能性があります。
なぜなら、そういった境遇の人にとって必要なのは、修正のための細かいテクニックではなくアイデアだったりするからです。
一方、ビジネス初心者やビジネスが上手くいっていない人にとって、抽象度の高い情報というのはそれこそオナニーで終わってしまう可能性が高くなります。
前者は当然、クリエイティビティを高める本をチョイスする必要があるでしょうし、後者はその日からアクションに落とし込めるくらいの具体的なノウハウやテクニックが書かれた本が必要になります。
これが逆になってしまうと、当然、お金にはつながらないということですね
❸ トリガーを引くための読み方
これは、すでにいろんな経験を積んでいる人にとって有効な読み方なので、❶、❷をしっかり踏まえた上で実践していただきたい読み方です。
どういうことかというと、世の中には違う言葉で語られた同じ事象というのが無数に存在します。
例えば、「マーケティング」という言葉1つをとっても、
セールスを不要にするもの
自動で儲かる仕組み
お客さんに買いたいと言わせる
など、いろんな言い方がありますし、もっというと宗教テクニックやマインドコントロールをビジネスに流用したものがマーケティングだったりするわけです。
といったように、自分のビジネスの経験が一定異常積み重なっていると、マインドコントロールに関する本を読んだとき、言葉は違えどマーケティングと重なる部分を認識することができるんですね。
「これ、マインドコントロールと一緒やん」
「マーケティングって悪用したらヤバイな」
とか、いろいろ見えてくるんですね。
こういったことを踏襲してブログの記事などを書くと、それだけでオリジナリティが獲得できます。
いろんな経験があるのにブログが書けないとか、情報発信のネタに困る人というのは、ライティング力がどうとかアウトプットがどうとか以前に、その経験が脳の奥の方にしまわれてしまっているだけなんですね。
それを新たな切り口で引き出すのが本なんです。
つまり、ある本がトリガー(引き金)になって、眠っていたり忘れていたりする自分の経験が引っ張り出され、新味感の強い切り口でオリジナリティ溢れる情報発信ができるようになると。
で、この場合、読む本のジャンルは自分の専門分野から敢えて外すことで、面白い切り口や言葉の置き換えが発生し、読者の求心力が高まります。
結果、情報の価値が高くなり、マネタイズにも有利になると。
今まで漠然と読みたい本を読んでいた人は、この3つの読み方を理解して読む本をチョイスしてみてください。
❶ 知識を増やすための読み方
❷ 行動するための読み方
❸ トリガーを引くための読み方
読む本も、読み方もその後の行動、収入、全てが変わります。
もちろん、すでに購入している本や、今後購入しようと思っている本について「この本はどういう読み方をしようか…」と考えてみても良いです。