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マーケティング

トレンドと逆張りを自由自在に行き来する方法

ポジショニング戦略の一つとして「逆張り」があります。

現在のトレンドを否定し、真逆の主張をすることによって求心するという、わりとスタンダードな手法ですね。

やっている人も多いと思いますし、僕も使っています。

僕の場合は、ツール等のトレンドにはガンガン乗るんですが、その使い方に関しては、王道とはあえて真逆のアプローチをして成果を出すように心がけたりしています。

これだけで逆張りになるんですよね。
 

ただ、これだけ聞くと「なるほど!逆張りをすれば目立てるのか!」と安易に考えがちなんですが、実際はそんな簡単な話ではなく。

奥が深いのでそれなりに工夫する必要はあるんですね。
 

で、工夫する上での注意点は2つあるんですが、これを蔑ろにして「よっしゃ逆張りで攻めるぜ!」と見切り発車でやってしまうと、ビジネスが続かず後々かなりキツい状態になるので、しっかりと押さえておいてください。

勢いではなく「戦略的逆張り」をしましょうということです。

① ニーズと成果

逆張り戦略は有効ですし、簡単に目立つことができるのは事実です。

集客の2大要素である「求心力」と「露出」をすぐに手に入れることができるので、それこそTwitterのフォロワーもすぐ集まりますし、マネタイズも容易になります。

ただ、それがお客さんのニーズを満たす内容でなければならないんですね。

要は「世の中はAだが、本当はBであるべきだ!」と逆張りの主張をすればそれなりに人は集まりますが、その主張が成果を導くものでなくてはならないということです。

例えば、最近は「フォロワーは増やすべき」という主張に対して「フォロワーは数より質です」という主張をする人は増えてきました。

実際にニーズがあるからそこに乗っかる人が増えてきているわけです。

これは、フォロワー至上主義に懐疑的になっている人、例えば「人を数字としてしか見ていない人は最低だ」だとか「薄っぺらいつながりを作っても意味がない」と思っている人が一定数いるからです。

そして「もっと真っ当で人間らしい手法があるはずだ」という潜在的なニーズに刺さるからなんですね。

ただ、その主張を信じ、思考やノウハウを実践した人が成果を得られなければ「やっぱり間違っていたのか…」「そんな方法はそもそもなかったのか…」と離れていくだけです。

なので、逆張りをする主張はというのは

ニーズに応える
成果を実感させる

という2つの要素が必要不可欠だということです。

新興宗教によくありますが「これからは〇〇の時代だ!みんなオレについて来い!」だけじゃダメだということです。

そのためには、その逆張りの主張やノウハウで、まず自分が成果を出せていなければならないですし、それを持って「これからはAではなくBだ!証拠はこれだ!」と言えなければなりません。

フォロワーの話でいくと、少ないフォロワーで自分自身、あるいは身近な人が、しっかりと目に見える成果を出しておくということですね。

当たり前ですが、集客を楽にしたいがために、楽に稼ぎたいがために、不確定要素が多い逆張りをし、人を扇動してはいけないのです。

② 延長線と通過点

トレンドは振り子のように定期的に繰り返すので、逆張りもすぐに逆張りではなくなるんですね。

逆張りがすぐにスタンダード、あるいはトレンドに変わるということです。

だからといって、また逆張りをすると主張に一貫性がなくなり「あの人は筋が通らないことばかり言っている」と人が離れていくことになります。

じゃぁ、そうならないようにはどうすれば良いかということなんですが

逆張りがトレンドの延長線上であること
逆張りはトレンドの通過点であること

というのが結論で、それができない逆張りは最初からしないこと、つまりパラドックス的な思考を持っておくということですね。

例えば、先程の「フォロワーは量か質か」という話でいくと、最初は「フォロワーは質が大事で、少なくても良いからつながりを大事にしましょう」という主張をしていた人が、ある日突然「フォロワーがいなきゃ話になりません」と言い出したら「え?」ってなるじゃないですか。

この人ブレブレやん、詐欺師?ってなりますよね。

そういった場合、つまり「フォロワー数も大事ですよ」ということを伝えたい場合にどう主張すれば良いのかということなんですが、例えばこうです。

フォロワーは質が大事ですが、質を追求するためにはまず自分自身が価値のある発信をできなければなりません

⬇︎

価値のある発信をするというのは、読者や見込み客のニーズに応える内容を発信するということです

⬇︎

ニーズに応えるには、声を集めて最大公約数のニーズを理解する必要があるので、最低限のフォロワーは必要です

というふうに、トレンドと逆張りが完全に相反するものではなく、あくまで延長線上、あるいはどちらかに含まれる要素(通過点)であるということを事前に考え、設計しておくということですね。

トレンドに対して逆張りの主張である「フォロワーは数ではなく質が重要だ」と主張すると決めた場合、反証のための仮説も考えておくと。

つまり「逆に、数が必要な場合というのはどういうときなのか?」を事前に考えておくということです。

仮説と検証に関するポイントは前回の記事に書いたので、そちらを参考にしてください。



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