コンテンツ販売

マーケティング

コンテンツ販売を軌道に乗せたい人のための2つのシンプル導線設計

どうも、服部(@FACTDEAL)です。

労働集約型のビジネスをしている人、要は“自分の時間を切り売りして収入を得ている人”が行き着く悩みの一つが「オンラインでの売上を作らなければ」もっと言うと「(オンラインで)自動で売上があがる仕組みを作らなければ」です。

その選択肢としてよく上げられるのが

❶ オンラインサロンの運営
❷ コンテンツの販売

の2つで、他にもYouTubeだったりアフィリエイト、投資なども選択肢としてはあるでしょうが、参入するハードルの低さや取り組みやすさで言うとこの2つになるでしょうか。

まぁ、どれを選択するにしても向き不向きはありますけどね。
 

ちなみに、一般的にはどちらも印象は悪いですし、コンテンツもイメージ悪く言えば「情報商材」なので、そういった意味でのハードルの高さあるかもしれません。

ただ、オンラインサロンに関しては、お金だけもらって放置とかにならなければ良いし、コンテンツに関しても「〇〇で誰でも稼げる」とかじゃなければ別に問題ないと思うんですけどね。

これに関しては、物販などと違い、商品の実態が見えない以上、リサーチ能力のないお客さんは「雰囲気」で買うしかなく、それで粗悪なコンテンツを掴まされた人がクレームを入れイメージが悪くなるという流れがベタです。

Twitterのみでコンテンツを売る人、あるいはTwitterで流れてきたnoteやBrainをろくに調べずに買ってしまう人はみんなそういう人たちじゃないですか。

情報商材をテーマにしたウシジマくんの「フリーエージェントくん」の中でも

俺らが売るものは金儲けの方法じゃねぇ。金儲けできそうな雰囲気だ!

というセリフがありましたよね。
 

賢い人は、気になるコンテンツがあったら、販売者を徹底的に調べてから買います。

ちゃんと顔出ししていて、本名で、責任の所在(会社や住所、連絡先)が明確かといったそもそもの部分はもちろん、普段発信している情報(ブログやYouTube)に価値はあるかなど、無料で知れる範囲の情報を調べ尽くしてから「この人のコンテンツなら買っても大丈夫なはずだ」と確信を持てた上で購入に至るということですね。

このあたりをちゃんと理解していれば、購入者は自己責任の上で購入しますし、そういったリテラシーの高い層のお客さんにコンテンツを販売するのは全然ありです。
 

もちろん、僕もコンテンツは販売していますが「真っ当なコンテンツを作って販売したい」という層の人に向けてのものです。

ここまでちゃんと理解できていれば、オンラインでの収入の一つとしてコンテンツを販売をやらない理由はもはやありません。

オンライン上にコンテンツさえあれば、そこへの導線をメンテナンスや工夫さえしていれば、病気でぶっ倒れてベッドの上にずっといても、ブログを更新したりSNSを運営していれば売れ続けるわけですから。
 

だから「みんなでコンテンツを作って売ろうぜ!」という安易な話をしたいわけではなく。

作り方や売り方に関しては『コンテンツメイクの教科書』の中で全て話しているので、詳細に関してはそちらを読んでもらうとして、今回はその中ではあまり話していない「勘違いしがちなこと」「失敗しがちなこと」について少しお伝えしておこうかなと。

作っただけではコンテンツは売れない

当然ですが、心を込めて一生懸命良いコンテンツを作ったとしても、それが売れるかどうかは別の話です。

しっかりリサーチをしてニーズに沿った良いコンテンツを作れば、あるていどは売れるでしょうが、収入の柱になるほどの売上にはなりませんし、継続的に売れるかというとそれはもっと難しいです。

冒頭でも話しましたが、商品の中身が見えない以上、誰だかわからない人のコンテンツをそう簡単には購入しないわけです。

コンテンツを売るには、商品が良いのは当たり前で

権威性(実績や経歴)
影響力(フォロワーやリアクション)
安心感(人間味、質の高い無料情報)

など、要するに買う理由がなければならないということですね。

ちなみに、価格が安くすれば売れると思われがちですが、それも勘違いで、ボリュームと質とのバランスにもよりますが、価格が安いことで「価値が低い」と判断されてしまいます。
 

何が言いたいかというと、コンテンツを作った先に、どういった導線で売れるのか、売れ続けるのかを想定しておかなければならないということです。

どういったメディアを使ってどういった導線を引くか、もちろん先ほど話した権威性、影響力、安心感、どれを武器にするのか、あるいはミックスするのかまで計算しておきましょうと。

設計図をちゃんと描いてからコンテンツを作らなければ、一生懸命作ったは良いものの誰にも買ってもらえないという状況になってしまいますからね。
 

TwitterでnoteやBrainが売られているのはよく見ると思いますが、あれも導線といえば導線ですが、じゃぁフォロワー全員の目に触れて必要な人が買ってくれたとして来月はどうすんの?っていう話です。

ガンガン告知をすれば、コンテンツはほとんどのフォロワーに行き届いてしまうわけですから、同じ数、同じ属性のフォロワーを増やして同じ関係性を築かない限り、次の月も同じ売上はあがりませんよね。

この状況に陥って苦しんでいる人たくさんいますよ。

そうならないように、権威性、影響力、安心感をミックスし、無理のない導線、つまり設計図(集客の包囲網)を作っておきましょうと。

シンプルな2段階の導線

基本導線の考え方に関してはシンプルで、この2つだけです。

❶ コンテンツの購入に至る記事を書く
❷ 記事の断片とリンクをツイートする

で、これをもう少し深く考えていかなければならないわけですが、まず「❶ コンテンツの購入に至る記事を書く」というのは、ただ単に「無料で釣りましょう」というわけではなく。

それで売れるならnoteやBrainの無料部分をしっかり書けば良いだけですからね。

これは何のためなのかというと、前述した「安心感(人間味、質の高い無料情報)」を提供し「この人のコンテンツなら買っても大丈夫だな」と思ってもらうためのものです。

なので、1記事だけではダメですし、ノウハウを伝える記事と人間味を伝える記事が複数あってこそ意味を成すということです。

 

なおかつ、コンテンツの導線となる記事、つまりその記事を読んでもらって最後にコンテンツへの導線を引く場合、その記事はGoogleで検索される記事でなければなりません。

もしくは、複数の記事を読んでもらい、コンテンツへの導線がある最終記事までいくつか導線を引く場合は、一番最初に読んでもらう記事が検索されるものではなければなりません。

もしこれが難しい場合は、すでに検索されている記事をリライトし、その記事にコンテンツのリンクを貼るという方が良いですね(雑記ブログや書くテーマがとっちらかっているブログでは難しいですが)。
 

次に「❷ 記事の断片とリンクをツイートする」ですが、この目的は検索以外からの流入とSNSでのコミュニケーション、ブランディングですね。

コンテンツ販売の導線は検索からの流入だけでも十分なんですが、Twitterでは同じ属性のフォロワーが集まっていることが多いので、そこで少しでも拡散されれば、ニーズが合致したより多くの人にコンテンツが届きやすくなります。

導線の引き方としては、コンテンツの購入に至る記事のリンクを貼り、その記事を読んでもらうためのツイートをするだけです。

ツイート内容は、記事の中から重要な部分や刺さりやすい部分を抜粋しても良いですし、切り口を変えて「状況は違うけどニーズが合致している人」に届くようにするのもありですね。
 

ちなみに、リライトをしたり、読まれている記事や刺さっている箇所を知ったり、ツイートへの抜粋をするために「Check Copy Contents(CCC)」などのプラグインを導入するのも有効です。

記事のどの部分に価値を時感じてくれているか、その部分が刺さっているのかが可視化されるのでm。

導線も売上も無限大

ということで、コンテンツ販売をして本気でオンラインの収益を得ていきたい人は、ここまで考えた上で参入してください。

せっかく一生懸命作った良いコンテンツが誰にも購入されないとか虚しすぎますからね。

まぁ、そういう場合はキレイサッパリあきらめて無料で公開してしまい、また新たにコンテンツを作れば良いだけですが(無料コンテンツが増えれば増えるほど影響力や安心感が増します)。
 

ここまで読んでもらったらわかる通り、どういった導線を引くのかは応用次第で無限大ですし、権威性、影響力、安心感のバランスを調整したり強化していくことで、大きく売り上げることもそれをキープし続けることも可能です。

LINEやメルマガを使ってプロモーションをすればコンバージョンはもっと上がりますし、広告を回せばより多くの人にリーチさせることも可能ですよね。

とはいえ、一度のいろんなことを考えてあれこれやろうとすると、結局どれも中途半端になってしまって販売数に伸び悩むことになるので、まずは基本的な部分から固めるようにしましょう。

そのあたりも全て解説しているので、必要な人はぜひ手にしてみてください。

もちろん、今回は商品をコンテンツに設定していますが、導線の引き方や全体設計の考え方は商品は何でも応用が効きます。

オンラインサロンでも良いですし、自社サービス(例えばコンサルティングやカウンセリング、コーチングなど)でも良いということですね。

ぜひ活用してみてください!


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