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ブログにはノウハウ記事とオピニオン記事の2つが必ず必要な論理的理由

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

ブログを書く上で、ノウハウ記事とオピニオン記事の2つがバランスよく配分されているのが理想なんですが、なぜこの2つが必要なのか、どれくらいの配分で書けば良いのかを理解できている人は少ないです。

これをちゃんと理解することで「今、自分が何のために何の記事を書いているのか」がわかるので、思考もブログもキレイに整理されます。

ということで、ノウハウ記事とオピニオン記事、それぞれの役割と書くべき内容、導線などを論理的に説明していきます。

ノウハウ記事の役割と導線

そもそもビジネスブログというのは情報発信メディアなので、読者の悩みや問題を解決するなど、何かしら役に立つ情報を発信するというのは当たり前です。

なので、ノウハウ記事に関してはわりと共通の認識があると思います。
 

書き方に関してもハウツー形式であればCREMA、ステップ形式であれば箇条書き、というように型にはめて書いてしまえば何も難しくありません。

情報さえ所持していればいくらでも書くことはできるでしょう。
 

あとは、ノウハウ記事は炎上させてアクセスを集めるものではないので、検索流入からのアクセスを目指します。

つまり、リサーチをしっかりした上で、メインキーワードの選定、関連キーワードを差し替えて同様の記事を量産するなど、多くの人に読んでもらうためにはSEO的なテクニックが重要になります。

SEOでライバルに勝つには、もちろん、情報の正確性や網羅性、視認性、デザイン、ユーザビリティも重要ですね。

ノウハウ記事の基本

目的:読者の悩みや問題を解決する
形式:ハウツー、ステップ、客観論
流入:検索エンジンから
導線:オピニオン記事へ

 
まとめるとこんな感じになりますが、「導線:オピニオン記事へ」というのはどういうことかというと、ノウハウ記事をきっかけに、自分がどういう人間か知ってもらうためにオピニオン記事を読んでもらうということです。

つまり、こういうことです。

ノウハウ記事の導線

①検索エンジンからノウハウ記事を読んでもらう
②役立つ情報を発信してるということを知ってもらう
③どんな人間が書いているのかに興味を持ってもらう
④リンクやバナーでオピニオン記事に誘導する
⑤どんな価値観を持った人間なのかを知ってもらう
⑥価値観に共感してもらってリピート購読してもらう
⑦メルマガ登録や購買などのアクションを促す

 
ノウハウ記事がきっかけで知ってもらう場合は、コンテンツだけではなく、人間性や主義、主張も共感できるものかどうかを知ってもらうための導線をつくります。

コンテンツを知ってもらってから、「で、人としてどうなの?」ということを確認してもらうということですね。

オピニオン記事の役割と導線

続いて、オピニオン記事についてですが、オピニオン記事というのはその言葉通り「意見」や「主張」であり、言い方を変えれば「キラー記事」なので、正直言って「こうか書かなければならない」という型はありません。

もちろん、伝えたいことはあるのにまとまらないという人は、最初はCREMAに従って書いてみることをオススメします。

で、慣れてきたら自由に書いてみるという感じですね。

 
書く内容に関しては、想い、批判、逆張りの主張、何でも良いんですが、オピニオン記事の流入元はSNSからなので、誤解を恐れずに言うと、「炎上するくらいパンチの効いた内容」でなければなりません。

炎上というと聞こえは悪いですが、「誰かを貶めて終わり」とかはオピニオン記事ではなくただのゴミ記事ですが、批判をしてもそのエビデンスと代替案をしっかりと提示できればそれは立派なオピニオン記事になります。
 

そもそも、何かを主張して誰かに突き刺さり共感を得るということは、逆に誰かが不快になり傷ついているということなので、細かいことは気にせずに思ったことをストレートにズバッと言えば良いのです。

どんなに仏のような優しい口調と内容で記事を書いても、それを読んで不快に思う人はいるんですから。

オピニオン記事の基本

目的:どんな価値観の人間か理解してもらう
形式:意見、主張、主観論
流入:SNSから
導線:ノウハウ記事へ

 
で、本文はもちろん、タイトル、アイキャッチなどもかなり重要です。

オピニオン記事は、検索ではなくSNSのタイムラインで目に止めてもらわなければならないので、ありきたりなアイキャッチ、タイトルではどれだけ濃い内容の主張を書いても読んでもらえないですし拡散してもらえません。

例えば、Twitterでシェアする際に、URLだけよりも画像付きのTwitterカード、さらには大きい画像のTwitterカードの方が目に止まるじゃないですか。

TwitterにはCard validatorというツールがあってTwitterカード(アイキャッチ)をチェックできるので、ぜひ。

 
あと、当たり前ですが、アイキャッチやタイトルで煽って釣って中身(本文)が空っぽだと一瞬にして信用を失うので、炎上やアクセス狙いのための姑息なアプローチはやめましょう。

アイキャッチ、タイトル、本文、シェアの際の文言、これらが全て偽りなくつながってこそオピニオン記事なのです。

 
オピニオン記事の導線はこんな感じになります。

オピニオン記事の導線

①SNSからからオピニオン記事を読んでもらう
②どんな考えや意見を持っている人間なのかを知ってもらう
③提供している情報に価値があるのかを確かめてもらう
④リンクやバナーでノウハウ記事に誘導する
⑤情報発信(情報提供)者として信用してもらう
⑥情報に納得してもらってリピート購読してもらう
⑦メルマガ登録や購買などのアクションを促す

 
オピニオン記事がきっかけで知ってもらう場合は、口だけではなく提供している情報もノウハウとして価値があることを知ってもらうように導線をつくります。

人となりを知ってもらってから、「で、ノウハウ(コンテンツ)はどうなの?」ということを確認してもらうということですね。

ノウハウ記事とオピニオン記事の比率

ノウハウ記事が「私の専門性の高さを知ってもらいたい」という記事だとすれば、オピニオン記事は「とにかくこれさえ読んでもらえれば!」というキラー記事です。

なので、両方あることが理想ですがバランスは重要です。
 

あくまでノウハウ推しで、オピニオンは決め手、あるいは、オピニオンがきっかけでその裏付けがノウハウということなので、

ノウハウ記事:オピニオン記事=7:3

くらいの比率が理想かなと思っています。
 

まぁ、慣れてくると、ノウハウとオピニオンを融合させた記事が書けるようになるので、それができるようになったらバランスを考える必要はありません。

ただ、バランスを考えないがゆえに、オピニオンに偏りがちになっていたり、つまらないノウハウが本文の大半を占めていても自分では気づかないという事態に陥ることがあります。

なので、慣れてきても、たまには「今回は完全にノウハウ記事」あるいは、「今回は完全にオピニオン記事」と意識的に割り切って書くことをオススメします。


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