マーケティング

親が好きなことで起業をして稼がなければならない本当の理由

どうも、服部(@FACTDEAL)です。

今に始まったわけではなく「サラリーマンの人は副業をすべき」という話は常にあり、その理由としては「収入の柱を増やすため」というものが多いですよね。

老後2000万円問題があったり、それ以前からも終身雇用はなくなりいつリストラにあうかわからない、子どもを大学まで行かせると1000〜3000万円かかるといった情報に触れている人も少なくないかと。

もちろん、どの地域でどんな生活を送るか、結婚しているか、子どもはいるか(何人いるか)、共働きか、家は買うかなどにもよりますが、サラリーマンの平均年収461万円ではかなり無理がある時代にはなってきていますよね。

そもそも日本円だけ持っていて大丈夫かという点も含め。
 

こういった情報は調べればいくらでも出てきますし、調べていると情報商材屋や起業コンサル、宗教じみたママ起業軍団が「簡単に稼げます!」と煽ってきますが、そういった人たちが恐怖で煽るには十分すぎる情報でしょう。

実際、簡単ではないですが稼ぐことは必要ですしね。


 
確かに、恐怖で煽られると一部の人は動きますが、そんなモチベーションでビジネスをしていても楽しくないですし、何も積み重ねていない人がSNSを駆使して稼ごうとするとウソで塗り固めるしかないので早晩詰みます。

集まってくる客はヤバい人たちばかりだし、賢い人たちには「キモいビジネスをしている」とバレるので、まともな人が周りにいなくなるからです。

家族がいる人は、家族を幸せにするためにお金を稼ごうとしていたのに、いつのまにか金の亡者、承認欲求オバケになり、ヤバい客やフォロワーに囲まれるようになり…と家族に胸を張れないビジネスにどっぷり浸かるようになるからです。

なので、モラルを保ちたければ恐怖をモチベーションにしない方が良いです。

何をモチベーションにすべきか?

じゃぁ、何をモチベーションにすれば良いのかというと、僕のオススメは「子ども」です。

子どもといっても、冒頭で書いたように「大学まで行かせるために」とか「良い生活をさせてあげるために」とかではなく、もっと未来のことや子ども自身の価値に目をけてほしいんですね。

親である以上、やはり子どもには幸せになってほしいじゃないですか。

その「幸せ」を今や直近の将来といったミクロにとどめず「大人になった自分の子どもが幸せに暮らせるように」というマクロに目を向けてほしいんです。
 

今の幸せだけに目を向けると、子どもを幸せにすることなんて簡単です。

好きなオモチャやお菓子を好きなだけ買ってあげて、好きな場所に連れて行ってあげて、一切叱らず何でも褒めて。特にガマンや苦労もさせず、毎日みんな仲良く笑顔で過ごせば良いわけですから。

子どもにとってそんな幸せなことはありませんし、その幸せは多少の副業で手に入るでしょうし、給料の良いサラリーマンであれば副業すら必要ないでしょう。

そうではなく、大人になった子ども、夢を見つけたときの子どもをイメージしましょうということです。

子どもを論理的にサポートできますか

言ってしまえば「子どもの教育のため」ですね。

例えば、子どもが夢を見つけて「〇〇で食っていきたい!」と言ったときに、毎日同じ時間に出勤して、一定時間拘束されて、言われたことをこなして、同じ時間に帰ってきて、酒飲んで寝ている人が何か有用なアドバイスができますかっていう話です。

せいぜい「そういう会社で働いて修行を積んで…」みたいな話しかできないと思うんですよね。
 

時間や体力を切り売りしてお金をもらっている人が、自分が好きなことかつ人に必要とされていることを提供し、その価値に対してお金をもらためのノウハウなんて教えられないんですよ。

つまり、ビジネスやマーケティングを教えられないということです。

もちろん、一緒になって必死に調べて道を切り拓いていける人もいるとは思いますが、子どものためにその分野の専門知識やスキルを習得できる能力があれば、その人はとっくに一人で稼げているはずですしね。

そして、残念ながら「生きた情報」や「ホンモノ」の情報というのは、ネットでは手に入らないんです。

自分でビジネスを立ち上げて事業者となり、そこから生まれるつながりから良い情報、価値のある情報というのは入ってくるので。

普通にサラリーマンをしていて、20代でバリバリ結果を出している経営者とのつながりなんてできないですよね。

僕はそれは起業してからずっと実感していて、若い経営者から学ぶことやその道のプロフェッショナルから価値のある情報を得ることが非常に多く、それが自分のビジネスや子育てにも役立っています。
  

もうわかると思うんですが、自分の子どもが好きなことで稼いでいきたいと言ったとき、夢を語ったとき、ノリではなく論理的に応援(サポート)できるように、親自身が好きなことで稼いでおく必要があるということです。

お金は時間の切り売りや、労働の対価ではなく「人の役に立つこと」「人を幸せにすること」「人を楽しませること」によって稼ぐことができるということを身をもって教えることができなければならないということです。

そのために副業をがんばりましょう、自分で事業を持ちましょうということですね。

本当に子どもを愛していて、誰よりも子どもの幸せを願っているのであれば、ですが。

やってみないとわからない

おそらく「副業はしてないけど、そういったことはしっかり教えているし、お金の教育もしている」「サラリーマンだけやっていても教えることができる」という反論もあるかもしれません。

もちろん、サラリーマンだから絶対に無理だとは言いません。

サラリーマンといってもいろんな働き方がありますし、いろんな部署もあり、役職や裁量権によって時間や給料をコントロールできる人もいると思います。

心からその仕事が好き、一緒に働いている人が好き、そこに集まるお客さんが好きで、つまり熱狂しているので副業なんてするヒマがないという人もいると思うので、そういった人はそのまま突き進んでいただければ。
 

ただ、自分で事業をする覚悟や経営者の気持ちというのは、実際にやらなければわからないというのも現実です。

僕はサラリーマン時代に経営コンサルをしていましたが、仕事上どれだけ経営者に寄り添って仕事をしていても、自分で起業してビジネスをやるまでは、その覚悟や責任、苦しさ、楽しさは理解できませんでしたからね。

その点も理解していただければ。

稼がなきゃいけないのはわかっているけど、どうも巷で言われることや煽りには共感できなかった人は、収入の柱だけではなく、自分が好きなことで稼ぐという結果を出すことで子どもの未来が大きく開けるということをモチベーションにしてみてください。
 

親がアホだと子どもは酷い人生を歩む

余談ですが、時間や労働の切り売りでしかお金を稼いで来なかった人、お金はそういうものだと信じて育ってきた人(ほとんどの日本人はそうだと思う)は、切羽詰まったときに「オイシイ話」に飛び付きます。

要は、価値観を揺さぶられて「え!そんな方法があるのか」と簡単に転がってしまうということですね。

例えば、良い歳したオッサンオバサンが「簡単に稼げます!」系の情報商材、オンラインサロン、コンサルなどに大金を払っている状況はTwitterではよく見る光景だと思うんですが、もっと酷い場合はマルチ商法に手を出したり宗教、あるいは宗教のような自己啓発コミュニティにハマったりしてしまいます。

マーケティングを学ばずとも、真っ当に生きていれば「はいはい、詐欺ね」「そんなの当たり前やん」と引っかかるはずがないんですが。
 

ちなみに、ここでいう「真っ当に生きる」というのは、波風立てずにリスクも負わずに生きてきた人のことではなく、いろんなことに挑戦して失敗して、自分なりに価値観を創造してきた人のことを言います。

親が教えずとも、良い友だちに巡り会えて感性豊かに育ってくれれば良いんですが、運が悪いと簡単にそうなってしまうということはわかっておいた方が良いですね。

煽りでも何でもなく、親がアホだと子どもは酷い人生を歩むというのはわかりきったことです。
 

ところで、マーケティングとかビジネス、お金のことはわからないが、自分は子どもには英才教育をしているという人は、子どもにお小遣いはどういったシステムをとっていますか?

ちなみにうちはこういう教え方をし、こういったシステムを取っています。


 
こういったアプローチができている人は、もともとマーケティングのセンスがあると思うので、ある程度の経済力があれば子どもの未来は何も心配することがないと思います。

別にこれがベストアンサーとかではなく、こういったことがサラっとできているのであれば、子どもに良い価値観を形成してあげられるような教育ができてるんじゃないですかという話なので、もっと良い方法があるという人はぜひ教えてください。


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