こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。
新年度や1年の半分という時期は、切り替えや振り返りをするのに適しています。
まぁ、だからといって
「今年も半分終わったぜ!さぁ、あんたは残り半年どうする?」
的なことを伝えたい記事ではなく1年のうちのいつ読んでもらっても良い内容です。
目標が達成できたのであれば、
・たまたま運が良かった
・戦略的を立てて必死にがんばった
・がんばらなくても達成できるように去年までに準備が終わっていた
のどれかでしょうし、目標が達成できなかったのであれば、
・運が悪かった
・ガムシャラに無駄な努力をした
・あんまりがんばらなかった
のどれかです。
あなたの周りの環境や実力、人脈などを考えて、次を考えればいいだけの話です。
ただ、このまま終わると抽象度が高すぎるのでもう少し具体的な振り返り方を5つのフェーズにわけてお伝えします。
で、この5つのフェーズというのは、
1.何を知ったか
2.何をやったか
3.何を手に入れたか
4.何を捨てたか
5.何をやるべきか
です。
1.何を知ったか
この6か月の間で何を知り(学び)ましたか?
・こういうことを知った
・こういうことを学んだ
・こういう人から学んだ
というものを、箇条書きでいくつでも良いのでリストアップしてみてください。
読んだ本のタイトルでも良いですし、よく観るテレビの情報番組とかでも良いです。
ビジネスであれば、情報やノウハウ、ハウツーといったものがそれにあたります。
2.何をやったか
次に、リストアップしたものの中から日常的に実践しているものはいくつあるのかを明確にしてください。
消去法でも何でもいいので、実践できていることをリストアップしてください。
もちろん、継続できていないものに関しても、「これはしっかりやりきった」というものであればリストに入れてもらってもけっこうです。
例えばビジネスであれば、ほぼ確実にやっている集客の施策であったりセールスやマネタイズの施策であったりですね。
3.何を手に入れたか
さて、ここからが大事です。
実践しているものの中で、成果が手に入っているものはいくつあるのかを、リストアップして明確にしてください。
これが把握できているかどうかが重要なんです。
もちろん、成果というのは、当初立てた目標を達成できているのかどうか、あるいは、近づいているのかどうかです。
あえて「近づいているのかどうか」と言ったのは、目標にはひとそれぞれ”達成率”があるので、できた、できなかっただけで判断せずに、効果があったかどうかを知る必要があるからです。
効果があったものであれば、たとえ目標が達成できていなかったとしても指導などを受けてブラッシュアップをすれば使える情報やノウハウもありますから。
4.何を捨てたか
そして、「何を手に入れたか」よりも重要なのがこの項目になります。
6か月間の目標の達成率が低かった人の多くは、残りの6か月間も「もう少しがんばれば、、、」といって上手くいっていないことも続けるので、1年経った時にも成果を手に入れられません。
そして、上手くいっている人の中にも、上手くいっていないことをダラダラと続けてしまう傾向がけっこうあります。
それは、お金や時間をかけていればかけているほど、「これはもうやめよう」というキッパリ捨てることができないからです。
要は、サンクコストに執着してしまうんですね。
上手くいかなかったことはキッパリ切り捨てて、上手くいっていることだけに、時間もお金も才能も集中投下することが目標達成の近道です。
これは、指導者、友達、恋人も含めた対人に関しても全く同じことがいえるんですね。
その人と一緒にいること、つながっていることであなたは何を手に入れられましたか?
情や「お金をつぎ込んだから」という理由で切り捨てられないのであれば、これから6か月後も1年後もムダになりますよ。
5.何をやるべきか
ここまでをしっかり把握した上で、これから6か月、何をやるべきかを考えてください。
今後、誰を信じて、何を信じて、何をしていくのかということですね。
頭を抱えながらも1〜4をリストアップできたのなら、ある程度明確になっているハズです。
1〜4が全くリストアップできなかった人はほとんど深く考えることなくこの6か月間を過ごしてきたと言わざるを得ません。
6ヶ月後、本気で目標を達成したいのであれば、この5つのフローごとに振り返ることをお勧めします。
それが難しいのであれば、ちゃんと指導者をつけた方が良いのかもしれません。
ちなみに、このフローは1ヶ月単位、1日単位でも有効です。
日々、いらないものはどんどん捨てて本当に必要なものだけに集中投下していきましょう。