マーケティング

マーケティング

マーケティングとブランディングとポジショニングの違い

最近は、中学生のビジネスプレイヤーや高校生のビジネスプレイヤーなど、若年層の起業家をよく見かけるようになりましたよね。

そんな中「彼らはポジショニングが上手いよね」みたいなツイートを見かけたんですが、ぶっちゃけ若さ以外は代替可能なので、それはポジショニングでも何でもなく「ただのアピール」にしかすぎません。

Twitterのフォロワーを増やす方法もnoteで稼ぐ方法も、同じようなノウハウはいくらでもありますし、存在にしてみても、フォロワーが多いだけ、稼いでいるだけのインフルエンサーもクサるほどいます。
 

実際、ホンモノなのか自称なのかはわかりませんが、同じような中学生や高校生が増えてきているので、そこに関しては何のアドバンテージもなくなってきているわけです。

この状態で何のポジショニングもできないまま進み続けると、フォロワーに見放されるのは言うまでもなく。

まぁ、これは中高生に限った話ではなく、意味のない細分化を行い、そこでナンバーワンを謳っている人は多いんですが、結局は見かけ以上に自分を良く見せるためのアピールしているにしかすぎないんですね。

で、なぜそうなってしまうのかと言うと「正しい順序を踏んでいないから」に尽きます。

アピールをポジショニングと勘違いしている典型的なパターンなので、アピールが効いているうちに代替不可能であることを示せないと早晩詰みます。
 

そもそもポジショニングというのはシンプルに言うとこういうことです。

この流れを見ても分かる通り、ブランディングはマーケティングの副産物であり、ポジショニングはブランディングの副産物なんですね。

なので、マーケティングをすっ飛ばしてブランディングとか、ブランディングをすっ飛ばしてポジショニングをするとかは基本的にありません。

マーケティング
ブランディング
ポジショニング

の基礎的な考え方をこの記事では押さえていくので、この順番と「副産物」という考え方がデフォルトとしてない人はぜひ一読を。

ブログやYoutubeの発信内容や、Twitterでの立ち回りも変わると思います。

マーケティング

マーケティングとは「相手の気持ちや良い未来を考えること」なわけですが、ビジネス的に言うと「良いお客さんと良い関係性を継続させる仕組み」ということになります。

もう少し砕いていくと、じゃぁ、良いお客さんと良い関係を続けるために最も重要なことは何かと言うと「いつでもニーズをヒアリングできる状態にあること」です。
 

お客さんのニーズを知らなければ、お客さんがそのニーズを満たしてどんな未来を手に入れたいのか知りようがなく、それに合わせた商品を作ることができなくなりますよね。

リストやフォロワーはそのニーズを知るために集めるわけでして、リストやフォロワーをまるでATMかのような扱いや発信をしている人がいますが、それは論外で。

最大公約数のニーズを把握して多くの人から求められている商品やサービスを作って提供するため、そしてその商品やサービスを改善するために常にヒアリングをして意見をいただく。
 

もう一度言いますが、リストやフォロワーというのはそのために存在します。

その人たちと関係性を継続させることがマーケティング活動なのであって、売り逃げするためのATM収集や依存させるための信者獲得はマーケティングではないんですね。

炎上商法も然り、錯覚資産アピール商法も然り。

ブランディング

ブランディングはマーケティング活動を続けた結果、商品やサービス、あるいはあなた自身を好きになってもらうことです。

その結果、購入していただくというフェーズもここになりますね。

大なり小なりブランド(信用や信頼)がなければ、お客さんはギャンブルとして商品やサービスを購入してしまうことになりますから。
 

もちろん、B2BかB2Cによっても変わってくるわけでして、例えば、B2Bであれば、資金力があればそれだけで信用や信頼を勝ち取ることが可能になります。

資金力さえあれば良い商品をかき集めて類似商品を開発して販売できますし、広告宣伝にも投資することができるので。

一方、B2Cになると、商品開発や広告宣伝に資金を投下することで勝ち取れる部分もあるんですが、好き嫌いといった生理的要素や感情的要素が多分に含まれてくるので、そう簡単にはいかないんですね。

B2Bのお客さんが論理的に購入に至るのに対し、B2Cのお客さんは感情的に購入に至る可能性が高いということです。
 

もちろん、広告投資によって露出を増やし、認知度や有名度を高めることはできますが、人は有名なものには直感的に期待値を高めます。

その際に、商品やサービスが期待に応えられるレベルになければ、それはある意味「裏切り」となり、ブランディングはおろかマイナスブランディングとして世に広まるカタチとなってしまうということです。

なので、弱者の戦略としては、マーケティング活動によって良いお客さんとのつながりを作り、ニーズを聞き出し、良い商品を作るということがセオリーになります。

広告活動でもSNS活動でも良いんですが、それらの活動によって認知度が上がった時に、期待値に沿えるレベルの商品やサービスを用意しておくためにマーケティング活動をしっかりすると。
 

ただ、一発目から完璧で良い商品なんて作れませんし、こちらから何かしらアクションを起こさなければお客さんから反応や意見はもらえません。

そのためにブログを書いたり、YouTubeを配信したり、ツイートをしたり、企画を売ったり、お試し商品を出したりするわけです。
 

恋愛や結婚なんかもそうじゃないですか。

様々な接点を設けながら相手が何を望んでいるかをしっかり把握し、デートの際に期待に沿える行動をすることで好きになってもらえるわけで、その繰り返しの末に結婚に至るわけです。

最初から自分の価値ばかりをアピールして、いざデートになったら全然楽しくない、言ってることとやってることが違うとなったら、当然ですが次なんかないですよね。

これが「ブランディングはマーケティングの副産物」である理由です。

ポジショニング

あなた自身、あるいはあなたの商品やサービスを好きになってもらったら勝利確定かというとそういうわけではなく。

1つのモノしか好きになれない人の方が稀だと思いますし、むしろ好きなものがたくさんあって絞れないという人の方が一般的です(恋愛に関しては人によるかも)。
 

で、あらゆるジャンルやカテゴリーにおいて、サブスクリプションやシェアリングが主流になっている現代では、お客さんは好きなモノをわざわざ絞らなくても良くなっています。

あらゆるものに手をつけて、自分に合うものや気に入ったものだけに最終的に時間やお金を集中投下するというアクションを取れるようになっているんですね。

そうなると、ここで一番やってはいけないのが、「他社(他者)の優れている点に対抗する」というアクションです。

つまり、他社のポジションを奪いにいこうとするアクションですが、これをやってしまうとドツボにハマってしまいます。

そうではなく

好きになってもらった部分で
さらにブラッシュアップが可能で
他社(他社)が真似できないこと

をとことん追求していかなければ、せっかく好きになってもらった部分があるのに、そのブラッシュアップをないがしろにして他社と対抗している間に、お客さんは離れていってしまいます。
 

ここまでの流れで、マーケティングで相手を理解し、良い商品を提供してブランディングを確率してきたのに、勝てるかどうかわからない違う一面を磨き出すのはどう考えてもリスクが高いわけです。

もちろん、余裕で勝てるのであれば全然良いと思うんですが、それにしてもそれなりの資金や時間は必要になってくるので、狙うは「あの商品も好きなんだけど、この商品のこの部分も譲れないんだよな」というふうに思ってもらうこと。

つまり、お客さんの頭の中のトップに君臨しなくても良いので

外せない
気になる
譲れない

というフックを残すことが大事で、これがマーケティングとブランディングの先にあるポジショニングですね。
 

そして、選択肢のテーブルの乗せてもらってる間に、フックの(お客さんがその商品を好きな)理由をさらにパワーアップさせて「え、これも揃ったら最高やん!?」と思ってもらえれば完璧で、これができれば頭ひとつ抜けることができます。

ここまでのポジショニングができて引き続き磨き続けていけいれば、そうそうポジションを脅かされることはなくなるということですね。
 

ということで、基本にして超大事なことをお伝えしました。

インスタントなブランディングやポジショニングは短命ですし、逆に信用や信頼を失うことになりかねません。

当然のように分かっていた人はリマインドを、正しく理解していなかった人はマーケティング〜ブランディング〜ポジショニングまでのストーリーを一度考えてみてください。


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