資産

SNSマーケティング

年末は「Twitterの資産化」に取り組みましょう

今年もTwitterのフォロワーさんにはお世話になりましたし良い出会いをさせてもらったので、はTwitterに関するノウハウを少し。

で「Twitterに関するノウハウ」と言っても「フォロワーを増やす方法!」みたいなしょうもない内容ではなく、Twitter以外においても生きてくるノウハウ、というか考え方になっているのでその辺はご安心を。

今年の振り返りと来年の準備ですね。

まぁ、結果的にフォロワーは増えますが、目的はそこではなく、

① フォロワー密度の向上
② アイデアの発見&創出
③ 自己成長の確認

といったところにアプローチしていく感じです。

何がどうつながるかは、実際に物理的なやり方を解説しながら、それぞれの効果を説明していきますね。

過去ツイートの確認

まず今年のツイートを振り返るわけですが、具体的なやり方としてTwitterの検索窓に

@アカウント名 since:〇〇〇〇-〇〇-〇〇 until:〇〇〇〇-〇〇-〇〇

という感じで、アカウント名と見返したいツイートの期間を入力します。

この方法自体は知っている人は多いですよね。
 

例えば、僕であれば「@FACTDEAL since:2021-01-01 until:2021-12-31」と入力することで、2021年のツイートが全て出てきます。

ちなみに、ツイート数自体が少ない人は1年で区切っても良いんですが、ツイート数が多い人は1ヶ月ごとに区切って振り返るのがやりやすくて良いかなと思います。

スクロールが大変ですから。

僕の場合は毎月500〜1000ツイートくらいはしているので、1ヶ月ごとに見ていきますし、基本的に僕はこの作業を毎月しているので、長期間で振り返ることはありません。
 

twilogやSocialDogを使っている人はそっちの方が使いやすいかもしれませんが、普段から使っていない人は今からそれらを使って振り返ることができないので、ひとまずはこの方法で。

で、今まで一度も過去ツイートを振り返ったことがない人は、2年前、3年前…と、もっと過去に遡ってみても良いです。

それはそれでいろんな発見があると思うので。

① フォロワー密度の向上

じゃぁ、見返して実際に何をしていくのかというと、あなたが思う「大事なツイート」をピックアップして、Twitterのブックマーク機能を使ってひたすらブックマークをしていきます。

要はTwitterのブックマークにネタをため込んでいくわけです。

Twitterのブックマーク機能の使い方に関しては、こちらの過去記事(無料)も参考にしてみてください。

 

で、ここでいう「大事なツイート」というのは、冒頭で述べた次の3つの内容に関係してきます。

① フォロワー密度の向上
② アイデアの発見&創出
③ 自己成長の確認

まず1つ目は「フォロワーの密度を上げるため」なんですが、これはどういうことかというと、自分のTwitterのコンセプトにマッチするツイートだけを抽出して、それをリライトして再ツイートするんですね。

そうすることで、フォロワーにとって欲しい情報だけが手に入りやすくなるので、属性がずれているフォロワーは去り、ツイート内容に価値を感じてくれているフォロワーだけが残るようになります。

あるいはこれを繰り返すことによって、今後、価値観がマッチした人だけがフォロワーになってくれます。

なので、できれば毎月やるのが理想で、ツイートの仕方としては、過去にもそれなりの反応があったツイートに関してはそのままセルフRTします。

これはバンドワゴン効果を狙ったものですね。
 

で、過去の反応はイマイチだったけど、今ならもうちょっと上手く伝えられそうだというツイートに関してはリライトしてツイートし、元のツイートは削除します。

時代や情勢、テクノロジー、そしてフォロワー数などは変化しているので、過去に反応がなかったツイートでも、リライトしてツイートすることで反応が得られるようになったりもするのなんですね。

フォロワーを増やすためにやるのではなく、1つのツイートや1つの記事が商品やサービスの購入につながることは往々にしてあるので、そのチャンスを増やしましょうということです。
 

フォロワー数という視点でも、一年前はフォロワーが100人で今が1000人だとすると、どんな価値のあるツイートをしていてもその当時は100人にしか見られていないので、それってもったいないじゃないですか。

これをすることで、結果としてフォロワーの密度が高くなり、複利効果でフォロワー数自体も微増していきます。

② アイデアの発見&創出

上記の関連記事でも書いていますが、ツイートというのはブログのネタはもちろん、企画や商品(やサービス)のアイデアにもなるんですね。

ただ、普通に使っていると、Twitterの特性上、ほとんどの人はツイートしたらしっぱなしでTLを流れていき、振り返ることもしないので非常にもったいないです。

大事なことをメモったのに、そのメモ帳を二度と開かないようなもので。
 

普段の使い方にもよりますが、ツイートというのは湧き出るイマジネーション、つまり音楽のデモテープのようなものなので、そういった「荒削りな原石」をほったらかしにするのは機会損失ですよね。

これは僕の企画術のメインの1つでもあるんですが、非常に有用です。

例えば、過去ツイートを振り返ることで「この内容って記事化して今伝えるべきなんじゃないかな」とか「今これを企画にするとウケるかも」といったものがどんどん見つかるんですね。

僕はそれを記事にしていったり企画にしていったりしています。

情報発信のネタに困っている人、良い企画が思い浮かばないという人はこういった目的でもぜひトライみてください。

ヒントは意外と自分の中から見つかるものです。

③ 自己成長の確認

過去のツイートを見ると、「あ、これ使えるかも」とか「けっこう良いこと言ってるやん」と思う反面、「なんでこんなダセーことをツイートしたんだろう」とも思うこともあります。

あるいは、「なんでこんなヤツと絡んでたんだろう」とか「なんでこの人を尊敬していたんだろう」と思うこともあるかもしれませんw

ただ、それは自分自身が進化、成長しているということであり、この1年間で多様な価値観を受け入れてきたという証拠なんですね。

中には年始の宣言していたことが達成できていなかったり、ブーメランになっていたりと、自分のダサさを痛感することも多々あったりするんですが、それを確認して受け入れることは非常に大事なことです。

精神論で終わらせるのではなく、なぜそうなってしまったのかを論理的に分析することで来年につながりますから。
 

また、あまりに酷いツイートは削除してしまえば良いんですが、そこまで遡ってツイートを見る人熱烈なアンチくらいしかいないので、黒歴史とかがあってキレイ整理したいのであれば…というくらいの感じですね。
 

Twitterをビジネスライクに使っている人は、シンプルですがじっくり時間をかけて取り組む価値はあると思います。

たかがTwitter、されどTwitter。

そのツールのポテンシャルを最大限に生かせるかどうかは使い手にかかっていますからね。

過去のツイートからヒントを得ることができたら、その原石をムダにしないよう、コンテンツメイク術を学んで良いビジネスモデル(企画、商品)を作っていってください。




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